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英語の勉強の中で得意な人とそうでない人が大きく分かれるのがリスニングかもしれません。
ゆっくりであれば聞き取れても自然なスピードで話されると全く聞き取れない、という人も多いのではないでしょうか。
今回はリスニングができるようになりたい人のためのアプリや効果的な学習方法について、TOEICリスニング満点を複数回取っている私がお伝えしていきます。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
リスニング学習、アプリが多すぎて困る!自分に合うアプリはあるの?
気軽にリスニングの勉強をしようと思ってまず考えるのは「アプリで学習する」方法ではないでしょうか?
英語学習用のアプリは数えきれないくらいありますがその中でリスニングの学習にフォーカスしたアプリはあるのでしょうか。
リスニングに特化したアプリはたくさんある
結論から言うと、リスニング力に焦点を当てたアプリは数多くあります。
「リスニングアプリ」で検索をすると数多くのアプリが出てきて選ぶのに困ってしまうほどです。
自分のレベルに合ったアプリを探すには…
リスニングアプリといってもその内容は様々です。
初級者用のゲーム感覚で学べるアプリから、アメリカ・イギリスのニュースを聞き取るアプリまで、レベルも内容も千差万別です。
自分に合ったアプリを探すために覚えておきたいことをお伝えします。
レベルに合わせた教材で学べるアプリを探そう
リスニングが苦手な人がいきなり海外ドラマやニュースの英語の聞き取りをしてみたらどうなるでしょうか?
おそらくリスニングがもっと嫌いになってしまうことでしょう。
まずは自分のレベルに合ったアプリを選ぶことが大切です(レベル別のアプリを最後に紹介しますので参考にしてみてください)。
初心者であれば「再生速度を調節できるか」「日本語訳が付いているか」「コンテンツの中の単語がどれくらい分かるか」も確認しておきたいところです。
毎日聞ける素材を探そう
リスニングの力を身に付けるためには、リスニングを習慣化させることが大切です。
そのため素材選びがとても大切になります。文章の長さやリスニングの内容が自分に合っているかどうかを見極めましょう。
試験対策やビジネス英語が必要な人であれば、それに合わせた内容の素材を選びましょう。
日常会話やドラマの英語のリスニングをしたい人等、自分の好きなコンテンツで学習するのがリスニング力を伸ばすのに一番良い方法です。
まずは無料アプリから試してみよう
リスニングアプリを初めて利用する場合「いきなり有料はちょっと」と思う人も少なくはないでしょう。
まずは無料アプリをダウンロードしてみて毎日少しずつトレーニングをしていっても良いでしょう。
リスニング学習、自分に合うアプリはあるの?のまとめ
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アプリでリスニングの勉強をするメリット・デメリット
ここではリスニングアプリで勉強をすることのメリットやデメリットを挙げていきます。
リスニングアプリのメリットは?
アプリでリスニングを勉強することのメリットはどんなことでしょうか。
スキマ時間にできるので習慣化しやすい
アプリで学習ができるということはスマホで気軽に学べるということになります。
毎日手元に置いているスマホで学習できるので、移動時間や待ち時間、スキマ時間にいつでもリスニングの練習を行うことができるため、毎日の習慣にしやすいのは大きなメリットになります。
通勤や通学をしている人であれば、移動時間をリスニングの学習に充てることができるので時間を有効活用することができます。
机に向かう時間が取りにくい人や主婦や子育て中の人も、少し時間が空いた時や移動の際にリスニング学習ができるのでコツコツ学習ができます。
音声のスピードを調整できる
「早口だと何を言っているのか分からない」という人でもゆっくりと音声を聞けば英語が分かることはよくあることです。
また、スクリプト(原稿)に目を通した後であれば英語は耳に入りやすくなります。
自分の理解度に合わせてリスニングの音声のスピードを変えたり、何度も聞き返したりできるのもリスニングのアプリの良い点でしょう。
※全てのアプリでスピードを調整できるわけではないので、アプリを選ぶ際にはスピード調整ができるものを選ぶと良いでしょう。
種類が豊富、中には無料のアプリも
リスニングアプリの最大のメリットは種類の豊富さかもしれません。
自分に合ったアプリを選び継続して利用することで少しずつ聞こえる言葉が増えていくのを実感できるかもしれません。
アプリのコンテンツによっては有料のものもありますが、無料で学べるアプリも数多くあります。
真剣に学習をするのであれば有料コンテンツで学ぶと良いですが、まずは無料のアプリをダウンロードして学習を開始するのも良いでしょう。
リスニングアプリのデメリットは?
気軽に始められるリスニングアプリですが、デメリットがないわけではありません。
ここではデメリットについても触れておきます。
継続させにくい
「簡単に始められる」というのはアプリでリスニングを学ぶメリットでもありますが、同時にデメリットにもなり得ます。
軽い気持ちで始めるからこそ、すぐに飽きてしまうという可能性もあるのです。
気づいたらアプリを開かないまま何日も経ってしまう、という経験がある人は決して少なくないはずです。
習慣化してもリスニング力が付きにくい人もいる
英語のリスニングは「集中して聞く」ことで力が付きます。
通学や通勤などの移動中に継続して聞くのはとても大切ですが「意識して聞く」時間を持つことも必要です。
リスニングの力をつけたいのであれば、漫然と聞き流しをするのではなく、集中して英語を聞く時間を設けましょう。
受身の学習になるので、英語の総合力が付くわけではない
英語の力を全体的に上げていくためには4技能「聞く・話す・読む・書く」全ての学習をしなくてはなりません。
単語力が無ければリスニングを毎日続けていても理解はできるようにならず、文法力が無ければアウトプットをすることもできません。
聞く力はリスニングアプリで学習できますが、スピーキングや読解、ライティングの練習にも力を入れて学習をしていきましょう。
アプリでリスニングの勉強をするメリット・デメリットまとめ
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聞くだけではリスニング力は伸びない!?リスニングの力を伸ばしたい人へのおススメ勉強法
アプリをダウンロードして毎日リスニングをしたらリスニング力は飛躍的に伸びるのでしょうか?
聞き流すだけでリスニング力は上がるのでしょうか?
TOEIC専門のスクールで数多くの生徒と触れてきた私個人の意見としては、答えは残念ながら「NO」です。
リスニング力はなぜ簡単に伸びないのか?
「毎日聞く習慣を付けてもなかなか聞き取れない」「聞き流していても頭に入ってこない」という人が多いのはどうしてでしょうか?リスニング力が伸びにくい理由を考えてみました。
絶対的な英語力が無い
「聞いていても分かるようにならない」という人の多くの理由が基礎的な英語力不足というところにあります。
リスニングを始める上での大前提は「ある程度の言葉(単語・熟語)を知っていること」ということを覚えておきましょう。
読んで理解できない文章は、聞いて理解できるわけがありません。
最低限の文法力、単語力はリスニング力を高めるためには必要ですので、基礎的な英語力に自信がない人は、初級者用の参考書や単語集(単語学習に関してはアプリでも大丈夫です)で文法の知識や単語量を増やしていきましょう。
意識をして聞かないと英語は耳に入ってこない
母語である日本語であればぼんやりと聞いていても内容は理解できますよね。
けれども、英語は母語ではないため、聞き流しをするだけでは私たちの頭には入ってこないのです。
リスニング力をつけたい場合は必ず「集中して聞く」時間を作るようにしましょう。
ディクテーションの練習がリスニング力アップに良いと言われる理由も「意識して聞く」練習ができるからです。
繰り返し聞かないと頭に入らない
英文を聞いて理解できた場合でも、リスニング力を高めるためには繰り返し聞くことも大切です。
学習初心者であれば簡単な英文を繰り返し聞くことでリスニング力が付くだけでなく、発話の練習にも役立てることができます。
中上級者になってくると、同じ文章を何度も何度も聞くことは少なくなってきますが、一定期間を空けて同じ文章を聞くと理解度が上がっているのを実感することができるのでおススメです。
発音の練習を全くしない
最近ではアウトプットの大切さを理解している学習者が多いため「聞くだけ」という勉強法を実践している人は少ないかもしれません。
集中しながらリスニングに取り組んでいてもアウトプットを全然行わなければコミュニケーションとしての英語力は全く付きません。
リスニング力を上げるためには、発音の練習も大事な要素です。
聞こえてくる英語を自分の耳で捉え、口で実際に発音するという練習を繰り返すことでリスニングの力も伸びてくるのです。
リスニングをする場所によってはボソボソと英語をつぶやくわけにはいかないかもしれませんが、できる限り発音(発話)の練習も取り入れていくようにしましょう。
リスニング力を伸ばすための勉強法とは
では、上に述べたリスニングが伸びにくい理由を理解した上で「どんな勉強をすればリスニング力が伸びるか」について考えていきましょう。
レベルに合わせた教材選び
ここでいう教材とは、アプリに限らず参考書やドラマといったリスニングの勉強で用いる教材全てについてです。
「大好きなドラマや映画を字幕無しで観たい」といっても自分のレベルで理解できないドラマを繰り返し観ることはリスニングの学習方法としてはやや遠回りになります。
私自身経験したことですが、ドラマや映画を繰り返し観るだけでは効率的な方法ではありません。
学習の際には「自分のレベルに合わせた教材」そして「スクリプト(英文)付きの教材」で学習をすることをおすすめします。
初級者~中級者であればスクリプトをざっと読んで「なんとなく理解できる」レベルの教材を選ぶようにしましょう。
英文を追いかけて発話する「シャドーイング」
シャドーイングとは、聞こえてくる英文に対して「影のように」ピッタリとくっついて読んでいく方法です。
慣れるまでは非常に難しくどんどん遅れてしまいがちですが、繰り返し練習をすることで徐々に慣れていきます。
まずは簡単な素材で、速度をやや遅くした状態から練習を始めていき、徐々にナチュラルスピードにまで近づけていきましょう。
初めはスクリプト(英文)を見ながら練習を行い、慣れてきたら何も見ずにがんばって付いていきましょう。
スクリプト(英文)を見ながらシャドーイングすることで速読の力も付いていくので一石二鳥の学習方法です。
聞こえた英語を書きだす「ディクテーション」
個人的には一番おススメの学習方法が、聞こえてくる英文を書いていく「ディクテーション」の練習です。
自分のレベルに合った教材でゆっくりとしたスピードの英語のディクテーションから始めましょう。
一通り書き終わったら文法やスペルミス、冠詞の付け忘れが無いかのチェックをしてからスクリプトと照らし合わせてみましょう。
様々な教材でディクテーション練習をすることによって、国による発音の違いや、英語特有の「繋がる音」や「消える音」の意識が強くなっていきます。
ディクテーションは確認・添削も大事
ディクテーションをしても「やりっぱなし」ではもったいないので、必ず確認もしっかりしましょう。
単語のスペル、全体の時制、冠詞といった間違いがないかも確認をしましょう。
添削をしてもらえる環境であれば、添削をしてもらうこともおススメします。
聞き流しも1つの方法
「聞き流すだけではリスニング力は身に付かない」とお伝えはしましたが、英語にたくさん触れる、耳を鳴らすという意味では聞き流しも一つの方法です。
過去にディクテーションやシャドーイングを何度も行った素材であれば聞き流しをしていても自然に頭に入ってくるので「右から左に抜けていく」ということはありません。
集中して取り組む素材と、軽く聞き流す素材の2種類でリスニングを学ぶのもメリハリがあって良いかもしれません。
リスニングの力を伸ばしたい人へのおススメ勉強法まとめ
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おススメのリスニングアプリを紹介
ここからは英語学習者を3つのレベルに分けた上で、それぞれのレベルの人達におススメのアプリを紹介していきます。
初心者におススメのリスニングアプリ
英語学習を始めたばかりの人や基礎力に自信のない人におススメのアプリを紹介していきます。
学習開始段階で難し過ぎるアプリを選ぶと続けられなくなるので、まずは「楽しみながら続けられる」ものを選ぶと良いかもしれません。
Duolingo
語学学習アプリとして世界中で3億人以上の人に利用されている「Duolingo」は、英語学習初心者でも楽しみながら学べるサービスです。
人気の秘訣は「ゲーム感覚で学べる」こと「自分のレベルに合わせた問題を解けること」でしょう。
英訳・和訳の問題や並べ替え問題(英語、日本語)、ディクテーションの練習ができるため、リスニングの練習だけではなく、単語力や文法力も付けることができます。
受講者に最適なレベルの問題が繰り返し出てくるため、意識せずに基礎力を挙げていくことができます。
広告が出てこない有料版もありますが、無料版のみでも十分活用できるアプリです。
アプリ名 | Duolingo (App Store/ Google Play) |
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料金 | 基本無料
有料コンテンツ:Duolingo Plus(US$6.99/月~) |
学べる内容 | リーディング・リスニング・スピーキング |
特徴 | ゲーム感覚でディクテーションや並べ替え練習ができる |
おススメしたい人 | 英語の初心者、気軽に学びたい人、無料で学びたい人 |
スタディサプリENGLISH「新日常英会話コース」
続けられる日常英会話アプリの決定版とも言われる「スタディサプリ」の「新日常英会話コース」は英語学習の初心者でも楽しく続けられる仕組みがたくさんあります。
大ヒットドラマを手掛けた脚本家によるドラマ仕立てのレッスンで、ドラマを観るような感覚でリスニングの練習をすることができます。
レッスンは1回3分からできるので、多忙なビジネスパーソンや家事や子育てに追われる主婦、学生でも空き時間にサクッとアプリで英語を学べます。
1回1分の動画講義では英会話の重要表現をNHKの有名講師から英語で学べるため、学習がマンネリ化することがありません。
レベルは7つに分かれており、レベル1は「英検5級」レベルです。
そのため初心者でも安心してコースを始めることができます。
有料のアプリではありますが、ディクテーションの練習を「これでもか」というほどできるため、リスニング力を強化したい人には本当におススメのアプリです。
アプリ名 | スタディサプリENGLISH「新日常英会話コース」 |
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料金 | 月額:6か月パック/1,958円、12か月パック/1,738円(7日間無料体験あり) |
学べる内容 | リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング(ディクテーション) |
特徴 | 7段階のレベル別レッスン
ドラマ仕立ての物語でリスニング力UP、内容理解、ディクテーション、瞬間発話プラクティス、有名講師による動画講義 |
おススメしたい人 | 楽しく英語を学びたい人、スキマ時間で学びたい人、リスニング・スピーキング力を強化したい人、訪日外国人との英会話を習いたい人 |
中級者におススメのリスニングアプリ
英文法の基礎力のある人や、日常会話で頻出単語は分かるという人におススメのアプリを紹介していきます。
スタディサプリENGLISH「ビジネスコース」「TOEIC® TEST対策コース」
スタディサプリENGLISHの2つのコースはどちらも継続率90%以上を誇る大人気の英語学習アプリです。
ビジネスコース
ビジネスコースではビジネスシーンを背景としたドラマの中で主人公と共に様々なビジネスシーンを英語で切り抜けていきます。
ビジネスコースは「ビジネス英語が話せるようになる」トレーニングがたくさん盛り込まれているため、英語の聞き取りだけではなく発話の練習も数多くこなすことができます。
ビジネス英語のキーフレーズや単語のリスニング力が伸びるだけではなく「瞬間発話プラクティス」で特定のシーンでキーフレーズを用いた発話練習をすることもできます。
TOEIC®TEST対策コース
TOEIC対策コースは、TOEICの全パートをアプリだけでしっかりと対策ができる「神アプリ」とも呼ばれるコースです。
ほぼ全てのパートでディクテーションの練習ができます。
初心者から上級者まで幅広いレベルの人におススメのアプリですが、中級以上の学力のある人の学習効率が最も高いと思われます。
写真描写のリスニングや2人、3人の会話のリスニング等、日常会話やビジネス会話のあらゆる場面での英語のリスニング力を鍛えることができます。
問題演習形式のため解答時間を短縮できたり、正答数が増えたりするとモチベーションも上がり、リスニング力も大幅に伸びるアプリです。
スタディサプリENGLISH
ビジネスコース |
スタディサプリENGLISH
TOEIC®TEST対策コース |
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料金 ※ | 2,178円 / 月 | 3,278円 / 月 |
学べる内容 | リーディング・リスニング(ディクテーション)・スピーキング(発音練習/シャドーイング) | TOEIC対策全般
リーディング・リスニング・スピーキング(シャドーイング) |
特徴 | 4段階のレベル別レッスン
ビジネスシーンのドラマ形式のストーリー 人気ネイティブ講師による800本の動画講義 ビジネス英語リスニング強化 単語量の増強 実践的な英語力が身に付く |
TOEICテスト20回分の問題演習(新形式、全パート対応)
カリスマ講師による動画講義約300本収録 時間を意識した問題演習 1,500単語が学べる 初級者用文法動画講義あり |
おススメしたい人 | ビジネス英語を学びたい人
リスニング力・スピーキング力を強化したい人 |
TOEICの対策をしたい
英文法をしっかり理解したい人 リスニング力を伸ばしたい人 |
※両コースとも、7日間の無料体験が可能です。
English Journal
本屋で見かけることもある「English Journal」という月刊英語学習情報誌のアプリ版がEJ(English Journal)です。
語学学習の教材やサービスで国内を代表するアルク出版によるサービスなので、教材の質の高さは言うまでもないでしょう。
English Journalでは世界のニュースや有名人のインタビュー、音楽、デザイン、ファッションといった幅広い内容の記事を英語で読み聞きすることができます。
スクリプト(英文)はもちろん、和訳の確認もできるので効率良く英語学習を進めることができます。
音声を聞き逃した時や、聞き直したい場合に便利な「3秒戻し」機能も付いています。
アプリのダウンロードは無料ですがコンテンツは有料です。
アプリ名 | ENGLISH JOURNAL(イングリッシュジャーナル) / アルク |
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料金
(ダウンロードは無料) |
1ヵ月(1,340円) ※2020年11月の料金 |
学べる内容 | リーディング・リスニング
ENGLISH JOURNALのコンテンツ(単号購入も可能) |
特徴 | 月刊英語学習情報誌「English Journal」のアプリ版
音声再生機能でトラックごとの音声を聞ける 3秒戻し機能で聞き逃した言葉も拾える |
おススメしたい人 | English Journalで英語学習をしていた人、有名人のインタビューやニュース記事でリスニングを強化したい人 |
上級者におススメのリスニングアプリ
英語を日常的に話す機会がある人や英語学習を継続している人、リスニングに苦手意識の低い人におススメのアプリを紹介します。
スタディサプリENGLISH「TOEIC®TEST対策コース」
中級者におススメのアプリとして紹介しましたが、TOEIC800点以上のレベルの学習者であっても利用する価値が十分あるのがTOEIC対策コースです。
数か月継続することで確実にリスニング力が伸びるのを実感することができるので、毎日続けて学習することをおすすめします。
TED
世界中の著名人による英語のプレゼンテーションでリスニングを伸ばすことのできるのが「TED」です。
最先端のテクノロジーや自然科学の研究、有名なアスリートや芸術家による興味深い話を聞くことができるため、リスニング力が伸びるだけではなく知識も増やすことができます。
TEDがすごいのはこういった超一流の人たちのスピーチを「無料」で聞けることです。
音声は再生スピードを変えることも可能で、英語のスクリプトが付いているため、シャドーイングやディクテーションの練習もすることができます。
話者によって異なる英語を聞くことができるのもTEDの魅力ですが、英語を聞きなれていないうちは理解が難しいかもしれません。
動画の時間は5~20分程度のものが多いので、初めは短い動画からチャレンジしてみると良いでしょう。
アプリ名 | TED |
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料金 | 無料 |
学べる内容 | リスニング
世界中の著名人によるプレゼンテーション |
特徴 | 英語のプレゼンを動画で視聴できる、再生スピードを変えられる、日本語字幕対応動画、多言語対応
動画・音声ダウンロードでオフラインでも視聴可能 |
おススメしたい人 | リスニング力にある程度自信のある人、注目を浴びている人のスピーチを聞きたい人、生きた英語を聞きたい人、様々な英語に触れてみたい人 |
リスニング力を高めるためには英会話レッスンもおススメ
今回はリスニング力をアップさせるためのアプリを紹介してきましたが、アプリでのリスニングは「一方的に聞く」ことがメインになります。
それ自体は悪いことではありませんが、コミュニケーションの手段として英語を学んでいる人にはやはり「話す」ことも意識して取り入れていくことをおススメしたいです。
アプリを使ったリスニングのトレーニングで「少し英語を聞き取れるようになってきたな」と実感したら、対面やオンラインでの英会話にチャレンジしてみましょう。
相手と話すことで、リスニングへの集中力もより深まり、スピーキング力も鍛えられます。
オンライン英会話サービスは、無料体験レッスンを受けられるものがほとんどですので、リスニングにある程度慣れてきたら体験レッスンを試してみるのも良いでしょう。
まとめ
スマホで効率的にリスニングのトレーニングができるアプリは、CDと参考書で学習をしていた過去から比べると画期的な学習方法だと言えるでしょう。
思い立ったらすぐに始められる反面、継続が難しいアプリでの学習を成功させる秘訣は「自分のレベルに合ったアプリで正しく学ぶ」ことです。
毎日短時間でもリスニングのトレーニングをすることで少しずつ耳が慣れてくるかと思いますが、同時に英単語や文法の知識も入れていくとより英語への理解度が高まります。
「聞く・話す・読む・書く」の全ての学習をバランス良く行い、英語のレベルを1ランクアップさせていきましょう。