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こんにちは、EIKARA編集部です!
この記事では、インタビュー企画特別版として、「STRAIL(旧THE CONSULTANT)」を運営する「株式会社スタディーハッカー様」にインタビューをさせていただきました。
「STRAIL(ストレイル)」はENGLISH COMPANYという英語のパーソナルジムも運営する(株)スタディーハッカーが運営するサービスで、新宿、銀座、大宮(埼玉)、北浜(大阪)の4か所にスタジオを構えています。
言語習得の知見をもつコンサルタントが、1対1のコンサルティングで英語学習上の課題を発見してくれ、1分1秒無駄にしない密度の高い英語学習をすすめることができます。
以前も一度、EIKARA編集部でインタビューをさせていただいたのですが、「STRAIL」として生まれ変わったこの機会に、改めてインタビューさせていただきましたのでその内容をご紹介したいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
株式会社スタディーハッカーの黒澤様にインタビューさせていただきました!
今回インタビューにお答えいただいたのは、STRAIL銀座スタジオでマネージャーを務める「黒澤様」です。
それではさっそく、インタビュー内容を紹介してきたいと思います。
Q1.それではよろしくお願いします。まず簡単に「STRAIL」のサービス概要を簡単にお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
弊社のSTRAILというサービスは、ENGLISH COMPANYというパーソナルトレーニングジムを運営する(株)スタディーハッカーが運営する別ブランドのサービスです。
STRAILは、英語学習の「コンサルティング」部分に特化したサービスであることが大きな特徴です。
第二言語習得研究をベースに、正しい英語力を身につけるための正確な課題を発見し、課題に対するアプローチ方法を毎週ご案内していくのがサービスの大きな流れになっています。
Q2.頻度としては週1回のコンサルティング、ベースは自習学習といった形をとっているのですよね?
そうですね。週1回、60分のレッスンにお越しいただいております。
最初の30分は毎回アセスメントテストを受けていただき、そのあと対面セッションを30分、計60分の時間配分です。
この60分の、アセスメントテストと対面のセッションは、毎回お越し頂くか、現在はオンラインに力を入れておりますので、オンラインで受けて頂く形をとっております。
アセスメントテストは、語彙と文法であったり、リーディングとリスニングの課題をペーパーテストや音声テストなどを通して発見していくものです。
まずは文法の問題、そのあとリーディングのセクションの問題があって、最後にディクテーション(どういった音が聞き取れていてどういった音が聞き取れないのか分かるトレーニング)の問題を配置しています。
このテストの結果を元にコンサルティングをしていきます。
その後の対面のセッションでは、大きく分けて3つのことを行います。
1つ目が、対面でしか見つけることができない課題を見つけることです。
例えば、「読む」ところで、「今何をすればその方はリーディング力が上がるのか」といったことを見つけていきます。
2つ目は、週ごとの進歩の検証です。毎週のコンサルティングセッションで、その方の課題を発見し、それを克服するための解決策を「ホームプログラム」とよばれる宿題としてご提示しているのですが、その出来を実際に対面でチェックしています。
たとえば、シャドーイングをホームプログラムとしてお出ししている場合は、シャドーイングをその場で行っていただいて、前回からの改善点や、残存する課題を確認するということです。
3つ目は、課題解決方法の提示です。毎回のコンサルティングセッションでは、翌週取り組んでいただきたい優先度の高い課題をご提示します。
現状の課題に対してもっとも優先度の高いものをお示しすることで、回り道を防ぎ、学習の効率化を図っています。
学習進捗に合わせて取り組むべきメニューは変化していくので、新しいメニューを毎週ご提案することになります。
Q3.英語を学ぶ最終的な目的は人によって違うと思うのですが、受講者によってまったく別のプログラムやカリキュラムで動いているイメージですか?
そうですね。個々の受講者がもつ課題によって、個別にプログラムをデザインします。
私たちは、それぞれの「英語力の課題」に合わせてアプローチをしています。
よく、TOEIC®のスコアアップのスクールだと思われることがあるのですが、実際にはTOEIC対策をしているというよりは、英語力そのものをあげた結果、テストを受ければ得点があがっているというものです。
読む、聞く、といったインプット系の学習だけではなく、話したり書いたりするものもご用意しています。
Q4.コンサルタントの方はみな英会話が流暢にできる方なのでしょうか?
日常会話以上、ビジネスレベルには話せる者が在籍していると思っていただければと思います。
ただ、それは大前提であって、実際には大学や大学院で言語習得やその周辺領域を学んだもの、あるいは学校などで長く英語指導の経験がある者が多く在籍しています。
私たちは、英語ができることと、英語を教えることができることの間には差があると考えています。
Q5.「THE CONSULTANT」から名称が変わられたと思うのですが、「STRAIL」という言葉につけた意味、理由を簡単に教えて頂けますか?
完全に造語なのですが、“straight”と“trail”というふたつの単語を組み合わせました。 “straight”は「まっすぐ」で“trailは「道」。まっすぐな道、つまり最短距離という意味です。
受講生一人ひとりの課題に対して今取り組むべきことを明確に提示し、それに沿って英語学習を行っていただくことで、最短距離で無駄なく英語力をレベルアップすることができます。
例えば、「英語で話したい」と思ったときに「英会話の練習をひたすらする」ということが必ずしも最短の道だとは限りません。
英会話をするために、その方に足りないのが文法なのか、相手の話を聞くためのリスニング力なのか、聞いた英語を理解するための読解力なのか、その要因は様々です。
その「英会話が出来ない」という現象を細かく切り分け、ではいま何をすべきなのかという学習戦略をご提示しています。
Q6.使用する教材はどういったものでしょうか?
ホームプログラムで自習を進めていただく中で、オリジナルの教材と市販の教材をミックスして進めていただきます。
オリジナルの教材に関しては、弊社で「速読リーディング」という看板のコンテンツがあるのですが、「速読リーディング」を弊社のメソッドに落とし込んだワークブックでご提供しています。
プラスして、認知文法という文法の考え方を用いて文法指導をご提供することもあります。
これは、ネイティブスピーカーが英語を使うときにどういう気持ちで言葉を紡いでいるのか、あるいは理解しているのか、ということをもとにした文法の考え方です。
こちらはオリジナルの教材を動画化してご提供しております。
そういったものを組み合わせながら、市販の単語帳や文法のドリルをやっていくようなイメージです。
Q7.市販の教材は自分で選んで買う形になりますか?それともおすすめの教材を教えていただけるのでしょうか?
私たちでその方の課題にあわせて選定して、取り組んでいただきます。
Q9.基本は自習学習がベースになっていると思うのですが、週1の対面セッション以外のサポートはあるのか教えていただけますか?
英語学習は、毎日コンスタントに学習することが大切です。そのために「英語学習の習慣」を身に付けていただくことを大切にしております。
学習習慣を身に付けるために、「行動科学」という学問を用いたプログラムをご提供しています。
このプログラムについては行動科学分野の日本における第一人者であり、ベストセラーにもなっている『「続ける」技術』の著書でもある、石田淳氏のチームの監修を受け共同で開発したものです。
英語学習を習慣化していくための方法、技術というものを動画コンテンツで提供していきます。
そのコンテンツ自体は、もともと無料のグループレッスンで提供していたものです。
このご時世で、グループトレーニングができなくなっておりますので、動画に切り替えているところです。
それから、みなさんの英語学習をサポートさせていただくために、スタディプラス(Studyplus)というアプリ、webサービスを活用しています。
スタディプラスは、みなさんに学習の進捗状況を記録していただくアプリです。
学習内容や時間をコンサルタントと共有をし、コンサルティングセッションの中で振り返りと、アドバイスを毎週のコンサルティングセッションの中で行います。
自習ベースのサービスになっているので、ご自身で進めていただいた中で疑問点や不明点が出てくると思います。
この点についても、チャット機能でいつでもご質問いただけるので、週1のセッション以外の6日間でもしっかりバックアップしています。
Q10.具体的に、どういった層の方が「STRAIL」を受講されているのかお伺いできますか?
ビジネスパーソンの方がほとんどで、20代後半から30代、40代が一番層としては多いです。
男女比に関しては、ほぼ同じぐらいかなというイメージです。年代や性別問わず、これまでご自身で英語学習をやってきた方が多い印象です。
「自分でやってきて、ここまで上げた、でもここからもう一段階壁を突破するにはどうすればいいんだろう」というようなご相談をいただき、ご受講いただく方も多くいらっしゃいます。
Q11.全くの初心者ではない、中級者ぐらいの方が多いということですか?
もちろん初級レベルの方もいらっしゃいますが、特に多いのはTOEIC で500~600点以上の方ですね。
中にはTOEICで900点持っている方がご受講されることもございますが、そういった方でもさらに英語力を伸ばしていらっしゃいます。
ハイレベルの方は、「これまでの学習法で頭打ちになってしまった」という悩みをお持ちの方が多いようです。
Q12.実際に「STRAIL」を利用する前と後で、受講者にどれぐらいの変化があるのか教えてもらえますか?
TOEICのスコアで言えば、2〜3ヶ月で200点程度アップされる方がボリュームゾーンです。
ただ、TOEICのスコアアップを求めに来ている方よりも、実際にお仕事などでスムーズに使えることを目標にして、ご受講いただくケースが大半です。
具体的なスキルアップについてお話しするなら、例えばリスニングに関して今まで単語単位でざっくり理解していたところ、細かいところまで聞けるようになったなどの向上はよく見られます。
お仕事で英語を使うとなると、正確さは非常に重要ですので、この点には特に力を入れて指導させていただいております。
また、リーディングに関していうと、「チャンクリーディング」というトレーニングを通して、英文を素早く正確に捉える練習を行い、成果が上がっています。
「チャンクリーディング」とは、英語を意味の固まり(=チャンク)ごとに捉えていく読み方です。
単語を1語1語ぶつ切りのようにして捉えるのではなく、5~6単語程度の意味を固まりごとに捉え、英語を英語の語順通りに前から処理していく練習法ですが、これが「目からうろこだった」という方が非常に多い印象です。
Q13.最後に新型コロナウイルスに関連した質問をさせていただきたいのですが、今でも対面での受講の形をとっているのでしょうか?
緊急事態宣言が出て以降、弊社はすべてのセッションをオンラインに切り替えて実施しています。
実は、新型コロナウイルスが騒ぎになる前から、弊社ではオンラインでのサービスには非常に力を入れていました。
オンラインセッションはオープン当初からご提供しており、遠方から受講いただいたり、海外から受講いただいたケースもあります。
オンラインであったとしても、対面とまったく同じ質のサービスをご提供できると自負しています。
自粛期間中はオンラインで、自粛期間があけたあとはスタジオで対面で、という切り替えにもご対応する予定です。
これまで「英語学習は、対面でやるからこそ意味がある」と思っていた方もたくさんいらっしゃると思いますが、こうしてある意味強制的にオンラインで取り組まざるを得ない環境になっていくと、価値観も変わってくるのではないかなと思っております。
「対面のほうがよい」という方も、実際オンラインでご受講されると「オンラインでも十分だな」「むしろ、移動がなくて楽だ」と思っていただける方が多く、オンラインに切り替わっているという事情があります。
最後に
STRAILでは、完全オンラインスタイルでの説明会を行っております。
これまではスタジオにお越しいただくスタイルを基本としておりましたが、現在はオンラインでマンツーマン説明をさせていただけます。
1対1での相談ですので、学習の背景やご事情などしっかりとお打ち合わせの上で、入会を検討いただけるのではと考えています。
日程についてはSTRAILのホームページからご確認いただければと思います。
STRAILの詳細情報
運営者 | 株式会社スタディーハッカー |
設立 | 2010年2月 |
本社所在地 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町3-4 麹町御幸ビル4F |
公式URL | https://strail-english.jp/ |
まとめ
今回は、株式会社スタディーハッカーの黒澤様にインタビューをさせていただきました。
改めてSTRAILのサービスの大きな特徴を3つにまとめておくと、
- 他の追随を許さない専門家による本格的な英語コーチングが受けられる
- 「学習生産性」が高く、最短距離で成果が出る
- 他のコーチングサービスと比べて料金が安い
になるのではないでしょうか?
英会話のコーチングサービスはたくさんありますが、ここまでの専門性を担保しつつ、リーズナブルに英語力を向上させられるのがSTRAILの大きな特徴といえるでしょう。
「仕事が忙しくてなかなか時間がとれないし、あまりコストもかけられないけれど、できるだけ短期間で英語力を高めたい!」
上記のような方にとっては、STRAILはぴったりのサービスではないでしょうか?
今回の記事で、STRAILに興味を持たれた方は、まずはオンラインの説明会に参加してみてくださいね!
黒澤様、本日はお忙しい中ありがとうございました!