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be動詞と一般動詞って、ややこしいですよね。「疑問文の“Are you~?”と“Do you~?”ってどうやって使い分けるの?
というご質問をよく頂きます。そんな声にお応えして、今回はbe動詞と一般動詞の違いを基礎から応用までご説明いたします!
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<目次>
be動詞の大まかな考え方!「イコール」
詳しい解説に入る前に、be動詞の大まかな考え方捉え方をご紹介しましょう。
もしかしたらすでに知っている人もいるかもしれませんが、be動詞は「イコールの働き」をします。
【例】
- I am Sakura. 私はさくらです。(私=さくら)
- I am happy. 私は幸せです。(私=幸せな状態)
- I am in Japan. 私は日本にいます。(私=日本の中にいる状態)
このように、固有の名前を言う場合や状態をあわわす場合でも、イコールで結ばれていると言うことを意識すれば理解が深まります。
be動詞は主語によって使い分ける
動詞にはbe動詞と一般動詞という2つの種類があります。まずはbe動詞のはたらきを確認していきましょう。
be動詞の現在形
be動詞は、和訳するとしたら「~です」と訳しましょう。be動詞にはis / am / are の3種類があり、主語によって使い分けます。
be動詞 | 主語 |
---|---|
am | I |
are | You / 複数 |
is | 3人称単数 |
3人称とは、「私とあなた以外の人・もの」のことです。
【例文】
I am from Tokyo.
「私は東京出身です」
be動詞は、文の中で単語と単語をつなぐイコールのはたらきをします。例えば上記の例文だと、I(私)=from Tokyo(東京出身)ですよね。
また、be動詞は短縮して記述することもできます。短縮すると以下のようになります。
- I am → I’m
- You are → You’re
- She is → She’s
be動詞の過去形
be動詞を過去形にする場合、amとisはwasに、areはwereに変えるだけです。
be動詞現在形 | be動詞過去形 | 主語 |
---|---|---|
am / is | was | I / 3人称単数 |
are | were | You / 複数 |
【例文】
She was happy.
「彼女は幸せでした」
彼女=幸せの関係が成り立っていますね!
be動詞の否定
be動詞の文を否定文にしたい場合は、be動詞のうしろにnotを入れればOKです。
【例文】
He is not a teacher.
「彼は先生ではありません」
I was not happy.
「私は幸せではありませんでした」
be動詞の否定文を短縮したい場合は、以下のように短縮します。
- I am not → I’m not
- are not → aren’t
- is not → isn’t
- was not → wasn’t
- were not → weren’t
be動詞の疑問文
be動詞の文を疑問にしたい場合は、主語とbe動詞の場所を入れ替えましょう。
【例文】
This is her book.
「これは彼女の本です」
Is this her book?
「これは彼女の本ですか?」
be動詞以外は全部一般動詞
be動詞ではない動詞のことを、一般動詞と呼びます。一般動詞には「動作」を表すものと「状態」を表すものの2種類があります。
【例文】
I play tennis.
「私はテニスをします」(動作)
We know the news.
「私たちはそのニュースを知っています」(状態)
一般動詞の現在形
一般動詞の現在形で気を付けなければならないのは、3人称単数が主語の場合には一般動詞にsやesをつけなければならないことです。
She studies English.
「彼女は英語を勉強します」
ちなみにsをつけるかesをつけるかは、以下の表を見て当てはめて考えましょう。
語尾の発音が 「ス・ズ・シュ・ヂュ・チュ・ジュ」 ※発音記号:s, z, ʃ, ʒ, tʃ, dʒ |
esをつける ※既にeが最後についている 場合はsだけつける |
teach → teaches raise → raises |
---|---|---|
語尾が子音字+o | esをつける | go → goes |
語尾が子音字+y | yをiに変えてesをつける | study → studies |
have(不規則変化) | has | – |
上記以外 | sをつける | work → works |
一般動詞の過去形
一般動詞の過去形は、うしろにedやdをつけるのが基本です。
もとの形 | つけ方 | 例 |
---|---|---|
eで終わる動詞 | dをつける | hope → hoped |
語尾が子音字+y | yをiに変えてedをつける | study → studied |
語尾が短母音+1子音字 (小さい「ッ」が入る単語) |
子音字を重ねる | stop → stopped |
不規則変化の動詞 | 不規則活用 | speak → spokeなど |
それ以外の動詞 | edをつける | walk → walked |
一般動詞の否定と疑問文
一般動詞を否定したい場合は、do not (don’t)やdoes not (doesn’t)、did not (didn’t)を一般動詞の前に入れればOKです。
現在形の場合で、主語がI・複数の場合はdon’t、3人称単数の場合はdoesn’tを使いましょう。過去形の否定文は全てdidn’tを使います。
【例文】
I don’t like soccer.
「私はサッカーが好きではありません」
She doesn’t live in Tokyo.
「彼女は東京に住んでいません」
Emi didn’t have breakfast this morning.
「エミは今朝朝食を食べていません」
同じように、疑問文もI・複数主語の場合はDoではじめ、3人称単数主語の場合はDoesではじめます。過去形の場合はDidではじめましょう。
間違う人の多いbe動詞と一般動詞の疑問文を徹底解説
次の文章、何が間違っているかわかりますでしょうか?
Are you play soccer?
ここまで読んでくださった方はわかるかもしれません。
実は英語には、1つの文章につき動詞は1つという大原則があります。
先ほどの例文では、Areというbe動詞と、playという一般動詞が入ってしまっています。
というわけで、これはありえない文章なのです。
もとの文章を考えてみましょう。
「あなたはサッカーをしますか?」と聞きたい場合、ふつうの文章に戻すと「あなたはサッカーをします」ですよね。
ふつうの文はこのような形になることが想像できると思います。
You play soccer.
ということは、この文は一般動詞の文章ですよね!一般動詞の文章の疑問文はDo, Does, Didのどれかから始めることになっていました。
今回は主語がYouなので、以下のような疑問文が正解です。
Do you play soccer?
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まとめ
be動詞と一般動詞の違いを説明してきました。
be動詞はイコールのはたらき、一般動詞は「動作」と「状態」を表すものであり、1つの文には1つの動詞しかないということが大切です。
動詞は必ず文章に1つ入っていますから、この違いを理解することを避けては通れませんね!しっかり使い分けられるようにしておきましょう!
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