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すでに受動態や現在完了で扱ってきた過去分詞が、また違った形で登場するこの項目。しかし、パターンは少ないのでそれほど複雑ではありません!分詞を攻略するカギは、「分詞で修飾される名詞の気持ちになること」です!それは一体どういうことなのか?詳しくご説明していきます。
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<目次>
分詞のつくり方
分詞には現在分詞と過去分詞があり、どちらも動詞が変化したものです。
現在分詞は動詞にingを付けた形で、すでに進行形で使ったことがありますよね。分詞として使う場合は「~している」と訳します。進行形はbe動詞+現在分詞でしたが、今回は現在分詞単体で使います。
過去分詞は動詞の過去形と同じ、もしくは不規則変化をした形です。すでに受動態や現在完了で使ってきました。分詞として使う場合は「~された」と訳します。
それでは、分詞の使い方を見ていきましょう!
分詞を使った文のつくり方
分詞は名詞を詳しく説明する形容詞的用法で使うことができます。名詞の前や後ろに現在分詞・過去分詞を置いて、その名詞を修飾することができるのです。
現在分詞
動詞のing形で「~している」の意味を表す現在分詞は、以下のように使います。
【例文】
a sleeping baby
「眠っている赤ちゃん」
a falling star
「流れ星(落ちている星)」
名詞の前に分詞を置くのが基本ですが、うしろに分詞に関する補足説明がつく場合は、名詞の後ろに分詞を置きましょう!
【例文】
a baby sleeping in the bed
「ベッドで眠っている赤ちゃん」
a girl talking to the teacher
「先生に話しかけている少女」
文章の中で使うと、以下のような形になります。
【例文】
The girl talking to the teacher looked happy.
「先生と話している少女は幸せそうに見えた」
I know that running man.
「私はあの走っている男の人を知っています」
過去分詞
動詞の過去分詞形で「~された」という意味を表します。使い方は現在分詞と同じです。
【例文】
the broken window
「壊れた窓(壊された窓)」
a boiled egg
「ゆで卵(ゆでられた卵)」
the window broken by him
「彼によって壊された窓」
cars parked near the tree
「木の近くに駐車された車」
文章の中で使うと、以下のような形になります。
【例文】
That is the window broken by him.
「あれが彼によって壊された窓です」
I ate a boiled egg.
「私はゆで卵を食べました」
分詞のパターンはこれだけなので、他の文法と比較して覚えやすいのではないでしょうか。ただ、「分詞の位置」と「現在分詞と過去分詞のどちらを使うか」には注意しなければなりません。
現在分詞と過去分詞の使い分けは、修飾される名詞が「~している」のか「~された」のかを考えればOKです。名詞の気持ちになって、どちらを使うべきか考えてみてくださいね!
例えばa boiled egg「ゆで卵」の場合、egg「卵」は何かを「ゆでている」わけではなく、「ゆでられた」わけですよね。「~された」と訳す場合は過去分詞を使うという具合です。
注意すべき分詞
現在分詞と過去分詞を使い分ける時に、注意しなければいけないのが「~させる」という意味を持つ動詞です。気を付けるべき語をご紹介しますので、例文とともに確認してみましょう!
surprise「驚かせる」
- surprising「驚かせている」→「驚くような」
- surprised「驚かされた」→「驚いた」
【例文】
a surprising story
「驚くような話」
a surprised man
「驚いている男性」
基本的にはsurprisingは物事を、surprisedは人を修飾することが多いです。
excite「わくわくさせる」
- exciting「わくわくさせている」→「わくわくさせるような」
- excited「わくわくさせられた」→「わくわくした」
【例文】
an exciting game
「わくわくする試合」
an excited woman
「わくわくしている女性」
こちらもsurpriseと同様、excitingは物事を、excitedは人を修飾することが多いです。
interest「興味をもたせる」
- interesting「興味をもたせている」→「おもしろい」
- interested「興味をもたせられた→「興味をもった」
【例文】
an interesting story
「おもしろい話」
the man interested in the story
「その話に興味をもっている男性」
こちらも前述の2つと同様、interestingは物事を、interestedは人を修飾することが多いです。
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まとめ
分詞で重要なのは「置く位置と「使い分けです。「~している」のか「~された」のか、名詞を基準にして考えましょう!分詞は英文や会話でも頻出する文法事項ですので、絶対にマスターしておきましょう!
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