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疑問詞については第6回ですでに扱いましたが、今回はその疑問詞を使った新たな文法事項である「間接疑問文」をご紹介します。また、一般的な疑問の形とはちょっと違った「付加疑問文・否定疑問文」も併せてご紹介したいと思います。基礎を理解できている方なら、発展編も難なくマスターできると思います!
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<目次>
間接疑問文のつくり方
when, where, whatなどの疑問詞で始まる節が文の一部に組み込まれて名詞節となることを、間接疑問と言います。
一般的な疑問文とは形が違うので、間接疑問をつくる時は以下のポイントに気を付けましょう。
- 疑問詞の頭文字を小文字にする
- 疑問詞のうしろはS+Vのふつうの文になる(疑問文の形にはならない)
- 「?」は使わない(文自体が疑問文の場合は使用可)
【例文】
I want to know + who is he?
「私は知りたい」+「彼は誰?」
→I want to know who he is.
「私は彼が誰か知りたい」
who he isの間接疑問部分が名詞節となり、knowの目的語になっています。
【例文】
I don’t know where she lives.
「私は彼女がどこに住んでいるのか知らない」
Can I ask how old you are?
「あなたが何歳かきいても良いですか?」
Do you know when he went to bed?
「彼が何時に寝たかあなたは知っていますか?」
時制や3人称単数現在のs / esにも気を付けましょう!
付加疑問文のつくり方
ふつうの文章の最後に「~ですね?」という意味を付け加えることを、付加疑問と言います。
つくり方は以下の手順です。
- 肯定文なら否定の付加疑問、否定文なら肯定の付加疑問をつける
- 付加疑問の主語は、文の主語を代名詞にしたものを使う
- 付加疑問の助動詞は、文の動詞・助動詞に対応した形にする
- 付加疑問が否定の場合は、必ず短縮形を使う
【例文】
Ken is a famous artist, isn’t he?
「ケンは有名な芸術家ですよね?」
He couldn’t sleep well last night, could he?
「彼は昨夜よく眠れなかったのですね?」
You haven’t met her, have you?
「あなたは彼女に会ったことがありませんね?」
相手に同意を求める場合は語尾を下げて読み、問いかけて確認したい場合は語尾を上げて読みます。
否定疑問文のつくり方
「~ではないのですか?」「~しないのですか?」と否定の形で質問することは、日本語でもありますよね!英語での否定疑問文のつくり方は簡単、最初の助動詞を否定形にすれば良いだけです。
【例文】
Aren’t you hungry?
「お腹が減ってないですか?」
Don’t you go with me?
「私と一緒に行かないのですか?」
否定疑問文のつくり方自体はシンプルなのですが、答え方がややこしいので整理して覚えましょう。
【例文】
Aren’t you hungry?
「お腹が減ってないですか?」
―Yes, I am.「いいえ、減っています」
―No, I’m not.「はい、減っていません」
このように否定疑問文の場合、Yesが「いいえ」、Noが「はい」と、いつもとは逆にの和訳なってしまうのです。
その理由は、Yesと答えた場合に、そのうしろには肯定文しか持ってこられないことにあります。
“Yes, I am.”は“Yes, I am hungry.”ということですよね。「お腹が減っている」と答えたい場合にYesを使うのです。
逆にNoを使った場合、うしろには否定文を伴います。このことから、「はい」と「いいえ」が逆になる現象が起きてしまうのですね。
【例文】
Didn’t you go to the party?
「そのパーティに行かなかったのですか?」
―Yes, I did.「いいえ、行きました」
―No, I didn’t.「はい、行きませんでした」
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まとめ
疑問の発展編について、間接疑問文・付加疑問文・否定疑問文をまとめてご紹介してきました。どれも会話文ではよく使う英語表現ですので、コミュニケーションをはずませるための1つの切り札として覚えておくと便利です!
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