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「進行形ってどんなものですか?」と質問されたら、そのつくり方や意味を説明できる人もいるかもしれません。しかし、「現在形と現在進行形の違いってなんですか?」と聞かれると、説明がなかなか難しいですよね!この2つをしっかりと使い分けるためにも、今回は進行形について詳しく説明いたします。
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<目次>
現在進行形とは?
現在進行形とは、「(今ちょうど)~しているところだ」という動作の進行を表す文の形です。つくりかたはbe動詞+~ingです。
現在進行形のつくり方
つくり方 | 和訳 |
---|---|
is / am / are +~ing | 「~しているところだ」 |
この文章はbe動詞の文章なので、否定文や疑問文をつくり方は普通のbe動詞の文章と同じです。
【例文】
She is running in the park.
「彼女は公園を走っています」
She isn’t running in the park.
「彼女は公園を走っていません」
Is she running in the park?
「彼女は公園を走っていますか?」
現在進行形の注意点
一般動詞には「動作」を表すものと「状態」を表すものがあると前回お伝えしました。現在進行形にできる動詞は、基本的には「動作」のみです。live「住んでいる」やknow「知っている」、have「持っている」などの状態動詞は、基本的には進行形にはしないのです。以下の表に、進行形をとらない主な動詞をまとめておきます。
- be動詞……~です
- have……持っている ※ただし「食べる」の場合は動作を表す
- see……見える
- hear……聞こえる
- feel……感じる
- love……愛する
- know……知っている
- want……欲しい
- think……考える
- live……住んでいる
- belong……所属する
※ただし、「一時的にそうなっている」や「意図的にそうしている」というニュアンスを出したい時に、あえて進行形を使う場合もあります。
現在形と現在進行形は何が違うの?
まずは以下の文章を見比べてみましょう。
I study English.
I’m studying English.
現在形と現在進行形の文ですが、この2つの文がどう違うのか説明できますでしょうか?現在形と現在進行形の違いを以下の表にまとめました。
現在形 | 現在進行形 |
---|---|
現在繰り返し行われていること 現在の習慣【例文】 He sleeps eight hours every night. 「彼は毎晩8時間寝ます」 |
現在の一時的な動作 現在まさに行われている最中の動作【例文】 He is sleeping now. 「彼は今寝ている」 |
現在形は「繰り返し行われていること」を示すのに対して、現在進行形は「今まさにやっていること」を表します。現在形に「今まさにやっている」という意味は無いので注意です!
過去進行形とは?
現在進行形のbe動詞部分を過去形にすれば、過去進行形をつくることができます。
つくり方 | 和訳 |
---|---|
was / were +~ing | 「~していたところだ」 |
現在進行形と同じくbe動詞の文なので、否定や疑問文は以下のような形になります。
【例文】
They were playing soccer then.
「彼らはその時サッカーをしていた」
They weren’t playing soccer then.
「彼らはその時サッカーをしていなかった」
Were they playing soccer then?
「彼らはその時サッカーをしていましたか?」
基本的には「動作」を表す動詞を使うことも同じです。また、過去進行形は「過去の一時的な動作」で、過去形は「過去の習慣」という使い分けとなります。
動詞のing形のつくり方
一般動詞のうしろにingをつける時に、次のような決まりがあります。以下の表で確認しておきましょう。
もとの形 | つけ方 | 例 |
---|---|---|
語尾がeで、それを発音しない | eをとってingをつける | come → coming |
語尾がeで、それを発音する | eを残してingをつける | see → seeing |
語尾がie | ieをyにかえてingをつける | die → dying |
語尾が短母音+子音字 (小さい「ッ」が入る単語など) |
子音字を重ねてingをつける | sit → sitting begin → beginning |
上記以外の場合は、基本的にそのままingをつければOKです。
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まとめ
進行形のつくり方は覚えやすいと思いますが、「現在形とはどう違うのか」を把握しておくことで、状況によって使い分けることが出来るようになります。また、基本的には「動作」を表す動詞しか使わないことも、しっかりおさえておきましょう!
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