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命令文は「~しなさい」という文だけではなく、「~してください」や「~しないでください」という丁寧なお願いも含みます。命令文のつくり方さえ覚えておけば、海外旅行でも自分の意志を伝えることができますよ!
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<目次>
「~しなさい」という命令文
まずは一番スタンダードな「~しなさい」という命令文のつくり方を覚えましょう。
命令文の場合は、主語を書かないことが特徴です。主語を書かず、一般動詞やbe動詞からはじめましょう。その際は必ず動詞の原形(元の形)から始めるのがポイントです。
【例文】
Open the door.
「ドアを開けなさい」
Be careful.
「気をつけなさい」
be動詞の文を命令文にする場合、必ずBe~からはじまることに注意しましょう。
また、語調を強めて命令する場合には、ピリオドではなく感嘆符(!)を使えばOKです。
【例文】
Be careful!
「気をつけなさい!」
「~してください」というお願いの文
実際の会話でよく使うのは、「~してください」という丁寧なお願いの文ですよね。自分がしてほしいことさえ言えれば、海外旅行でもとりあえず困ることはないでしょう。
「~してください」という文のつくり方は、文頭か文末にpleaseを付け加えるだけです。これだけで、命令ではなく依頼の意味になります。
【例文】
Please tell me the way to the station.
「駅までの道を教えてください」
Open the window, please.
「窓を開けてください」
文末につける場合は、上記の文章のようにpleaseの前にカンマ(,)をつけましょう。
「~するな」「~しないでください」という否定の命令文
「~するな」という禁止を表す文にしたい場合は、動詞の原形の前にDon’tをつけましょう。be動詞の文章だったとしても、Don’t be~となることが重要です。ふつうの文章ではこの形は絶対に使わないのですが、命令文だけは例外なので、覚えておきましょう。
【例文】
Don’t be late for the meeting.
「その会議に遅れるな」
Don’t open this box.
「この箱を開けるな」
もっと強い禁止「決して~してはいけない」を表したい場合は、Don’tではなくNeverを使います。
【例文】
Never give up.
「決してあきらめてはいけない」
また、文頭や文末にpleaseをつければ、否定も和らげることもできます。
【例文】
Please don’t forget to turn off the light.
「電気を消すのを忘れないでください」
=Don’t forget to turn off the light, please.
「~させてください」「~しましょう」のLet
「私/私たちに~させてください」という文のつくり方も命令文とよく似ているので、一緒に覚えておきましょう。
- Let me+動詞の原形~「私に~させてください」
- Let us +動詞の原形~「私たちに~させてください」
【例文】
Let me go alone.
「私をひとりで行かせてください」
またLet usは短縮してLet’sとして使われ、Let’s ~で「~しましょう」というお誘いの意味でも使えます。
【例文】
Let’s go to the museum.
「その美術館に行きましょう」
命令文に関する一覧表
ここまで説明してきたことを、一覧表にまとめました!基本的なつくり方を覚えてしまえば、あとは好きな動詞をはめ込めば良いだけです。
つくり方 | 和訳 | 例 |
---|---|---|
動詞の原形 / Be~. | ~しなさい | Open the door. |
Please +動詞の原形 / be~. 動詞の原形 / be~, please. |
~してください | Please tell me the way to the station. Open the window, please. |
Don’t + 動詞の原形 / be ~. | ~するな | Don’t be late for the meeting. |
Please + don’t + 動詞の原形 / be ~. Don’t + 動詞の原形 / be~, please. |
~しないでください | Please don’t forget to turn off the light, please. |
Let + me / us +動詞の原形~. | ~させてください | Let me go alone. |
Let’s + 動詞の原形~. | ~しましょう | Let’s go to the museum. |
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まとめ
1つの英文には必ず主語と動詞が1つずつ入っているというのが基本ルールです。しかし命令文だけは例外パターンなので、しっかり覚えておく必要があります。特にpleaseを使ったお願いの文は、日常の会話でもよく使います。ぜひ覚えて、使ってみてくださいね!
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