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未来を表すwillとbe going to、この2つの違いを説明できますか?多くの中学校で「willとbe going toは同じ意味で、どちらも未来形です」と教えていると思いますが、実はニュアンスの違いがあるんです。今回は未来形について、細かくご説明したいと思います!
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<目次>
まずはwillの意味と使い方を確認
willの意味
未来を表す助動詞willは、「~だろう」や「~するつもりだ」という意味です。willの文のつくり方は主語+will+動詞の原形となります。
【例文】
It will be sunny next Monday.
「次の月曜日は晴れでしょう」
「~だろう」と「~するつもりだ」のニュアンスについて、以下の表で詳しく説明します。
willの意味 | ニュアンス |
---|---|
~だろう(単純未来) | 意志に関係なく、自然の成り行きでそうなると予測される未来。
I will be free tomorrow. It will be cloudy next Saturday. |
~するつもりだ(意志未来) | 主語や話し手の意志を表す。この場合、willを強く読むことが多い。
I will do my best. |
willの否定・疑問文
willを否定文にして「~しないだろう」や「~しないつもりだ」という意味にしたい場合、willのあとにnotをつけるだけでOKです!また、will notは短縮するとwon’tになることも覚えておきましょう。
【例文】
She will not come here next week.
「彼女は来週ここには来ないだろう」
=She won’t come here next week.
また、疑問文にしたい場合はwillを文頭に出しましょう。
【例文】
Will you be at home tomorrow?
「あなたは明日家にいるでしょうか?」
be going toの意味と使い方を確認
be going toの意味
be going toはwillと同じく未来表現をつくることのできる語であり、「~しようとしている」「~する予定だ」と訳します。使い方は、主語+be going to+動詞の原形です。
【例文】
He is going to visit his uncle.
「彼は彼の叔父を訪れる予定です」
be going toの意味のニュアンスについてもまとめてみましょう。
be going toの意味 | ニュアンス |
---|---|
~しようとしている(近い未来) | すでに兆候があらわれていて、遠くない未来に起こる出来事。近い未来の話をする場合は、willではなくbe going toの方がよく用いられる。
It is going to rain. |
~する予定だ(予定・計画) | あらかじめ考えられていた予定や計画。既に決まっている未来の話。
We are going to take a trip to Kyoto. |
be going toの否定・疑問文
be going toはbe動詞の文なので、否定文と疑問文はbe動詞の文のつくり方と同じです。
【例文】
I’m not going to invite them.
「私は彼らを招待しない予定です」
Are you going to play soccer this weekend?
「あなたは今週末サッカーをする予定ですか?」
willとbe going toの違いまとめ
上記で見てきたように、willは成り行きで起こる未来「~だろう」と、話し手の意志を表す「~するつもりだ」という2つの意味を持っています。一方be going toは近い未来の「~しようとしている」や、予定を表す「~する予定だ」という意味で使われます。どちらも未来を表す語ではありますが、全く同じ意味ではないので、使い分けるようにしましょう!
will | 兆候はない。成り行きで起こることや、「自分はこうしたい」という意志を表す。 |
be going to | 既に兆候や計画があり、近い未来や既に決まっている未来を表す。 |
その他の知っておきたい未来表現
未来進行形
既に前の記事でご紹介した「現在進行形」と「過去進行形」ですが、実は「未来進行形」というのも存在します。未来形との違いは、未来のある時点でその動作が進行中であるということです。
つくり方はwill+be+~ingで「~しているだろう」という意味です。
【例文】
She will be having dinner at eight o’clock.
「彼女は8時には夕飯を食べているだろう」
近い未来を表す進行形
前回ご紹介した「現在進行形」のbe動詞+~ingの形で、すでに決定された計画や予定の意味を表すことが出来ます。近い未来の個人的な予定などは、この使い方で表すことも多いようです。ちょっとややこしいですが、「そういうこともあるんだ」ぐらいで覚えておいていただければと思います。
【例文】
I am getting married this spring.
「この春、結婚する予定です」
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まとめ
willとbe going toの違いがわかっている人はそれほど多くないので、ぜひ周囲の人に説明してみてください!説明することで自分の頭も整理されて、willとbe going toの使い分けもできるようになるはずです!
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