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英語をこれから学習しようとしている方や、これまで自分なりに英語学習に取り組んできた方の中には
「英語学習法が沢山ありすぎてどれを行えばいいか分からない・・・」
「本当に効果がある英語学習法を知りたい!」
という風に考えている方は多いかと思います。
そんな方に試してほしい学習法が「カランメソッド」です。
「カランメソッド」は、従来の英語指導法よりも効果的に英語を指導できる方法として人気で、日本をはじめとする世界中にある多くの英語語学スクールで導入されています。
この記事では、カランメソッドのメリット・デメリット、カランメソッドを使った英語学習の行い方などについて詳しく解説していきたいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
カランメソッドとは
まずは「カランメソッド」とは一体どういったものなのか、簡単に説明しておきます。
「カランメソッド」は英語教授法の一つで、イギリスのロビン・カランさんによって考案されました。
カランメソッドは、ダイレクトメソッドという指導法に分類されています。
ダイレクトメソッドとは、学習者の母国語を使わずに、学習言語だけを使って指導する方法のことです。
つまり、英語を英語のまま理解できる「英語脳」を作っていくことが出来る方法なのです。
カランメソッドは、どの年齢の英語学習者にも適している学習法なので、子供から大人まで幅広い方に学習していただけます。
カランメソッドの効果とは
カランメソッドを使った英語学習ではどのような効果が得られるのか、説明していきます。
英語の瞬発力が鍛えられる
カランメソッドでは、講師により次から次へと与えられる質問にスピーディーに回答していく必要があり、英語の瞬発力を鍛えることにつながります。
瞬発力を鍛えることによって、英会話で言葉を口からスムーズに発せられるようになります。
日本人の中には、英語を聞いたり話したり際に、日本語を介して英語を考える癖がついている人も多いです。
日本語を介してしまうと、英語を聞いて理解するまでに時間がかかってしまったり、英語をスムーズに話すのが難しくなったりしてしまいます。
カランメソッドのトレーニングでは、日本語で考える隙が与えられないため、聞いた英語を英語の語順のまま瞬時に理解する力が培われていきます。
ネイティブの英語スピードについていく力が身に付く
英語のレッスンでは講師が学習者のレベルに合わせて、話すスピードを変えるのが通常です。
生徒が初心者の場合は、ほとんどの講師は聞き取りやすいようにゆっくり英語を話すため、いざ英会話を実践するとなった時にネイティブの話す英語が速すぎて全く歯が立たないケースが多発します。
カランメソッドの特徴の一つとして、講師が早口で質問を投げかけるという点があります。
速いスピードで話される英語を聞き取って、答えていく練習を行うことで、ネイティブと実際に英会話を行う際にも対応できるリスニングスキルを習得することが出来ます。
早口で質問が投げられるとだけ聞くと、英語力に自信がない方は億劫に感じてしまうかもしれませんが、カランメソッドでは全ての質問が2回繰り返されます。
一度で聞き取れなくてももう一度聞くことが出来るうえ、講師が回答の際にきちんとサポートをしてくれるので、英会話初心者の方でも挑戦しやすい学習法と言えます。
カランメソッドで英語を学習するメリット3つ
続いて、カランメソッドを使って英語学習をする主なメリットを、3つ挙げていきたいと思います。
短期間での英語力向上が期待できる
カランメソッドの特徴の一つは、短期間で英語力を爆発的に伸ばすことが出来る点です。
カランメソッドの公式ホームページによると、カランメソッドで学習した学生は、ケンブリッジ英語検定試験のレベルに到達するまでにかかる時間が、他の学習法で勉強した学生の1/4という検証結果が出ています。
これは、カランメソッドでは講師が早口で喋ること、会話のキャッチボールをハイスピードで行う練習が出来ること、などカランメソッド独自のルールに基づいて、高質かつ高負荷なレッスンを行っていくためです。
正しい文法・語彙で話す力が身に付く
カランメソッドでは、講師から投げかけられる質問に対して生徒が答える形で学習を進めていきますが、回答する際は必ずフルセンテンスで答えるという決まりがあります。
また、生徒が答えた文章に文法や語彙のミスがあった場合は、講師が訂正することとされています。
間違えてしまっても講師が都度直してくれるので、学習を繰り返していくうちに、どんどん正しい文法・語彙で英語を話す力が身についていきます。
時制や冠詞など、知識としては理解しているものの、実際に話すとなると間違えて使ってしまいがちな英文法も、カランメソッドならマスターすることが可能です。
ステージが分かれているので段階的に学習できる
カランメソッドは、ステージ1〜12までの12段階で構成されています。
ステージが上にいくほど難易度が上がっていく作りとなっています。
段階的にレベルを上げていくことができるので、英語初心者の方でも挫折しにくいという利点が挙げられます。
巷には様々な英語学習法が存在していますが、ここまで明確なプログラムが確立されていて、ステージがはっきりと分けられている学習法は少ないです。
自分の立ち位置や、成長の過程が分かりやすく、都度ステージアップを目指して学習していけるので、学習へのモチベーション維持もしやすいです。
カランメソッドで英語を学習するデメリット2つ
カランメソッドは、英語力を伸ばすのに非常に効果的な学習法ですが、場合によってはデメリットになるかもしれない点もあります。
ここからは、カランメソッドで英語を学習するデメリットについてもお伝えしていきます。
超初心者には少し難しいかも
カランメソッドは短期間で英語力を伸ばせる魅力的な学習法ではあるものの、英語をこれから初めて学習するような、最低限の英語力が備わっていない方にとっては少し難しく感じられる場合もあります。
全くの英会話初心者の場合、いきなりカランメソッドに挑戦すると挫折してしまう可能性もあります。
まずは基礎的な英文法と語彙を一通り学習してから、カランメソッドに取り組むことをおすすめします。
だいたいの目安としては、中学1、2年レベルの英語をそれなりに理解している状態であれば、カランメソッドでの学習効果を最大限に発揮することが出来るでしょう。
短調で飽きやすい
カランメソッドの基本は、基礎英語の反復練習です。
そのため、どうしても短調な学習になってしまいやすいというデメリットが挙げられます。
カランメソッドでの学習を長く続けていると、飽きやすい方にとっては少し苦痛に感じられるタイミングが来るかもしれません。
ただし忘れてはならないのは、初心者ほど同じことを何度も繰り返して、基礎を固めていくことが重要であるという点です。
何事においても同じことが言えますが、基本というのは非常に重要で英語学習ももちろん例外ではありません。
繰り返しの学習を経て基礎をきちんと習得したうえで、実践会話の練習をし会話のバリエーションを広げていくほうが、効率の良い学習順序であると言えます。
基礎学習をスキップしてひたすら会話練習を行っているだけの学習者と、基礎からしっかり学んできた学習者の英語力を比べると、後者の方が様々な点で勝る傾向にあります。
カランメソッドがおすすめな人の特徴2つ
カランメソッドを使った学習が向いている人の特徴を2つ説明していきます。
一つでも当てはまる人は、是非カランメソッドで英語学習にチャレンジしてみることをおすすめします。
実績があり信用できる学習法で勉強したい人
様々な英語学習法が存在するなかで多くの人がカランメソッドを選ぶ理由は、メソッドに十分な実績があることです。
カランメソッドには長年の実績があり、実際にこれまで多くの学習者がその効果を感じています。
英語学習に関する情報量が多くなり、「どの学習法が良いのか分からない・・・」と路頭に迷う人が増えている現代こそ、昔ながらの歴史ある学習法を取り入れるのは賢明な選択と言えます。
色々な学習法を試してみるのもアリですが、最初から信用できる学習法で勉強すれば、英語を習得するまでの時間と労力を削減できる可能性は高くなります。
これまで色々な学習法を試してきたけど、いまいち効果を感じられなかったという人にも、是非カランメソッドを一度試してみることをおすすめします。
英語で話すスピードをあげたい人
基礎的な英文法は一通りマスターしたはずなのに、英会話になるとスムーズに英語が口から出てこず詰まってしまうという日本人が非常に多いです。
これは、英語で話す練習が足りていないこと、それによって英文を瞬時にアウトプットする力が欠けてしまっていることがよくある原因です。
そのような方はカランメソッドで学習して英語の瞬発力を上げていけば、より流暢に英語を話せるようになる可能性が高いです。
カランメソッドをおすすめしない人の特徴2つ
一方で「こんな人にはカランメソッドを使った学習は向いていないかも・・・」といえる特徴も、2つほどあげておきたいと思います。
自由度の高い方法で勉強したい人
デメリットのところでも説明したとおり、カランメソッドは反復練習が基本なので、短調に感じられやすく飽きやすいというデメリットがあります。
「フリートークで自由に会話を楽しみながら英語力を伸ばしたい」というような人には、あまり向いていない学習法かもしれません。
ただし、言語の学習では繰り返しの復習が非常に大切になります。
同じことをコツコツと繰り返し行える人ほど、結果的に英語の力が伸びやすい傾向にあります。
特にまだ基礎力が十分に身についていない初学者の方ほど、素振りのように何度も繰り返し行う学習が絶大な効果を発揮します。
とはいえ、飽きてしまって継続することが出来なければ元も子もありませんね。
カランメソッドだけで勉強するのではなく、ご自身と楽しめる学習法と組み合わせながら、英語学習を長期的に楽しむことを意識すると良いかもしれません。
イギリス英語ではなくアメリカ英語で勉強したい人
冒頭でも紹介しているとおり、カランメソッドはイギリス発祥の英語学習メソッドです。
そのため、カランメソッドのテキストでは基本的にイギリス英語が使われています。
アメリカ英語に拘って勉強したい考えの人にとっては、少し注意が必要な点です。
また、日本の学校教育ではアメリカ英語で授業が行われるため、イギリス英語に初めて触れる方の場合は慣れるまで少し難しく感じられるかもしれません。
イギリス英語の聞き取りを不得意としている方は比較的多いため、イギリス英語のアクセントに慣れる良いきっかけと前向きに捉えるのも一つの手です。
カランメソッドの具体的なやり方を説明
ここまででもカランメソッドのやり方についてお話してきましたが、ここで今一度、カランメソッドを使った学習の具体的な流れについて、まとめて説明しておきます。
ステップ①レッスンで使う単語・表現を学ぶ
まずはレッスンの中で使っていく単語や表現を一語一句学びます。
ステップ②講師が生徒に質問をする
ステップ①で学んだ単語を含んだ質問を生徒に投げかけます。
ステップ③講師が質問をもう一度繰り返す
カランメソッドでは、質問が必ず2回繰り返されるので、講師は質問をもう一度繰り返して読み上げます。
ステップ④生徒が質問に答える
講師から与えられた質問にフルセンテンスで回答していきます。
この際に文法・語彙の使い方に間違いがあった場合は、講師が即座に指摘を入れてくれます。
このような流れでいくつもの質問に回答をし続けていきます。
以上が、カランメソッドを使った学習のおおまかな流れです。
カランメソッドで学習するなら「ネイティブキャンプ」一択
カランメソッドを指導するためには、高度の指導スキルが必要です。
そのため、本来であればカランメソッドを指導するスクールは、カラン機構(Callan Method Organisation)が実施する正式なトレーニングを受けたうえで、指導を行う必要があります。
カラン機構により正式に認定されている学校は、日本国内にたった6つしかありません。
しかし現状として、正式なトレーニングを受けていないのにも関わらず、カランメソッドのレッスンを行っているスクールも存在しています。
そのため、カランメソッドで学習したい人は、正式認定を受けている学校であるかどうかをきちんと確認する必要があります。
正式認定校であり、かつカランメソッドの指導に長けているスクールとしておすすめ出来るのは、「ネイティブキャンプ」一択です。
実はどの英会話スクールよりも先にカラン機構との正式提携校となり、カランメソッドを取り入れたのが「ネイティブキャンプ」なのです。
さらにネイティブキャンプでは、世界中でカランメソッド導入校にて指導トレーニングを行っている、ベテランのカランメソッドトレーナーを招いた集中トレーニングを実施済み。
ネイティブキャンプでカランレッスンを担当する講師は、プロのトレーナーによるきちんとした研修を受けているので、安心してカランレッスンを受講することが出来ます。
ネイティブキャンプでカランレッスンを受講する場合は、初回授業にてカランメソッドのルールに基づいた簡単なレベルチェックテストが実施されます。
これにより、自分のレベルに合ったステージのレッスンから受講を開始することが出来ます。
ネイティブキャンプには、7日間の無料体験も用意されているので、まずは無料体験レッスンでカランメソッドを体験してみてはいかがでしょうか。
カランメソッドを独学するのはおすすめしない2つの理由
スクールに申し込まなくても、中古本を探すなどしてカランメソッドのテキストは入手可能です。
しかし、カランメソッドで英語を独学しようとするのは、あまりおすすめすることが出来ません。
やはり、ネイティブキャンプなどのカラン機構に認定されているスクールでレッスンを受けた方が断然良いです。
なぜ、カランメソッドで英語を独学するのがおすすめではないのか、主な理由を2つご説明しておきます。
カランメソッドは講師ありきの学習法であるため
スクールでカランレッスンを受ける時は、先生が畳み掛けるように質問を与えてきて、文法や語彙が間違っていれば即座に訂正してくれます。
それによって、カランメソッドの効果がフルに発揮されます。
独学でカランメソッドをやろうとすると、やはり相手がいないので、先生にレッスンをしてもらう場合と同じくらいの緊張感を持つのは至難の業です。
独学ではスピード感が不足していても注意してもらえませんし、英語が間違っていても気づくことが難しいです。
カランメソッドを学習するなら、カランメソッド指導のトレーニングをきちんと受けた講師にみてもらった方が断然良いです。
講師によるカランレッスンを受講した生徒さんが口を揃えていうのが「頭が疲れる」ということです。
疲れるということは、それだけ頭をフルに使って英語に集中することが出来ている証拠ですが、自分一人の学習ではそこまで追い込むのはほぼ無理でしょう。
カラン機構の自習用プラットフォームが使えない
ネイティブキャンプのような、カラン機構から正式な認定を受けているスクールにてカランレッスンを受けることで、カラン機構の自習用プラットフォームを利用する権限が与えられます。
自習用プラットフォームでは、自動訂正機能つきのディクテーション、質問音声に答える回答練習問題、文法や単語を復習するための練習問題などを行うことが可能です。
「自習用のプラットフォームが用意されているなら、独学でもカランメソッドは出来るのでは?」と思った方もいるかもしれません。
しかし、この自習用プラットフォームは、カランレッスンを受講している方に向けて提供されており、独学の方は残念ながら使うことが出来ません。
また、認定校ではないスクールでカランレッスンを受講していても、使うことが出来ないので注意が必要です。
つまり、この自習用プラットフォームは、あくまで正式認定校にてカランのコースを受けている人向けて、授業と併せて補佐的に使うために用意されているものということです。
自習用のプラットフォームを活用することで、スクールのレッスンで行う内容と連動させた自習が可能となり、レッスンの学習効果をより高めることが出来ます。
カランメソッドで効果が出ない理由とは
最後に、カランメソッドで効果が実感できないケースにおいて、考えられる主な原因を2つ挙げておきます。
現在カランメソッドを受講していて伸び悩んでいる方だけでなく、これからカランメソッドを始める方も是非参考にしてみてください。
予習をしている
通常、英会話レッスンを最大限上手く活用するには、予習を行うことが推奨されます。
事前に分からない点を自分で可能な限り調べて解決しておくことで、レッスン時間を無駄にすることなくフルに活用することが出来るためです。
一方で、カランメソッドのレッスンでは、予習は不要です。
カラン機構の公式ホームページでも、予習は不要である旨が記載されています。
寧ろ、カランメソッドにおいては、予習は行わない方がよいとも考えられます。
その理由としては、カランメソッドは講師から早口で尋ねられる質問を聞き取って、即座に答えるというトレーニングを行うことで、英語の瞬発力を高めて英語脳を培っていくことが目的です。
予習を行ってしまうと、質問を事前に把握した状態でレッスンに入ることになるため、その場で聞き取り即座にレスポンスする力を鍛えるという意味では、効果が半減してしまう可能性があります。
高負荷であることが特徴的なカランレッスンでかけられる負荷が下がってしまうため、予習を行うのはおすすめしません。
復習を行っていない
カランメソッドでは予習が不要な一方で、復習は必ず行うべきです。
前述でも紹介している自習用のプラットフォームを活用して、復習を行うのがおすすめです。
特に、ステージが上がっていくにつれて難易度も上がっていくので、復習を行わないと人によっては授業についていけなくなる可能性もあります。
復習はつい後回しにしてしまうという方も少なくないと思いますが、授業で学んだことを完全に忘れてしまう前に復習を行っておいたほうがよいです。
毎回の授業が終わったらその日のうちに、または翌日には一度復習を取り入れておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、カランメソッド特徴とメリット・デメリット、カランメソッドで英語を学習する際の注意点などについてお話しました。
カランメソッド指導のトレーニングをきちんと受けている認定校でカランレッスンを受ければ、絶大な効果が期待できます。
カランメソッドは、初心者の方には少し難易度の高いトレーニングではありますが、最低限の基礎英語知識があれば十分挑戦することが出来ます。
中途半端な負荷の学習法であまり効果があらわれないより、カランメソッドのような実績のある学習法に取り組む方が断然おすすめです。
カラン機構から公式認定を受けているネイティブキャンプで、まずはカランメソッドを無料体験してみてはいかがでしょうか。