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私はアメリカで10年間生活してましたが、文法の勉強が苦手だったので英語も喋ったり聞いたりすることを通じて習得しました。いわば「習うより慣れろ」の学習法ですね。そんな「習うより慣れろ」の学習法で役に立った参考書をご紹介します。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
旅の指さし会話帳は初心者におすすめ!
「習うより慣れろ」学習において大切なのは、まず英語を喋ってみること。英語のリズムや音の感覚をつかめば、少々間違った英語でもちゃんと通じるからです。その第一歩としておすすめなのが、旅の指さし会話帳(アメリカ英語版)です。
「海外旅行で使った!」という方もいるかもしれませんが、移動、観光、買物、食事、数字、曜日、簡単な会話など、よく使うフレーズがイラスト入りでたくさん載っています。本来は旅行先で、イラストを指さしながら現地の人とコミュニケーションをするための本なんです。
単なるフレーズ集とあなどるなかれ。日常よく使うフレーズが満載なので、初学者の方にとっては片っ端から覚えて行くだけでも役立つこと請け合いなのです。
私が一番面白いと思うのは、英語の綴りとともに発音をカタカナで併記してあること。しかも、そのカタカナ表記がかなりユニークなのです。例えば、
という一文があったとします。おそらく他の本であれば、カタカナ表記はこうなりますよね。
ところが、この本だとこんな表記に変わってしまうのです。
初めて見たときは衝撃的でした。
しかし、アメリカ英語なら確かに後者の方が正しい発音や文章のリズムを再現できるんじゃないかと、ネイティヴ並みに話せるようになった今では納得しています。
「カタカナだけでは発音のイメージが湧かないよ!」という方には音声がついたDS版やアプリもあるので、合わせて使うといいかもしれません。
ティーン向けの洋書をたくさん読もう!
「習うより慣れろ」の学習法で、喋ることの次に大事なのが、英文を読むことに慣れることです。英文を読むスピードも上がりますし、語彙や言い回しのストックも増えるからです。なので、英語の書籍は是非ともたくさん読んでほしいです。
ただ、いきなり厚い洋書に挑戦するのは自信がないと思われる方もいると思います。そんな方におすすめなのがティーン向けの本です。
幼児向けの絵本ではさすがにすぐ読めてしまいますし、ストーリーも短く、大人にとっては手応えがないですが、ティーン向けの本ならストーリーも読みごたえがあり、普通の小説に比べて語彙も少なく、言い回しもやさしいので読み通しやすいんです。
私自身も、以前は洋書が苦手で英文を読むスピードが遅い・・・という悩みがありました。それでも夢中で読んでしまったのが、何を隠そう「ハリー・ポッター」シリーズ!このシリーズを読んで何やら自信がつき、洋書アレルギーを克服するきっかけになりました。
ほかにも、アメリカでティーン女子に大人気だった「トワイライト」シリーズも、挑戦するには面白そうですね。
日本の漫画の英語版もおすすめ!
洋書を途中で投げ出したくなってしまう理由の一つに、辞書を引き引き読んでいたら話が分からなくなってしまった、ということがありませんか?
登場人物の名前が分からなくなったり、導入部分で何があったか忘れたけど戻って読むのは面倒くさい・・・なんていう経験もあるんじゃないでしょうか(私は何度もあります)。
だったら、最初から筋書きを知っている本を読めば良いのです!
読んだことのある日本人作家の本や漫画の英訳でもいいですし、面白かった映画の原作でもいい。話がイメージできれば読み進めやすいですし、わからない単語や言い回しで引っかかっても、「飛ばして読んじゃえ」と腹をくくることもできます。
日本語で読んでいた時に心に残ったフレーズが、どんな風に英訳されているのかを見るのも興味深いですよね。
まとめ
有効な英語の学習には決まったやり方はないし、それならば好きなジャンルの本を「参考書」にしながら勉強した方が楽しいですよね。書店で参考書探しをするとき、ぜひそんなことも頭の隅に置いて本を探してみてください。