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何年経っても思うように英語が上達しないのであれば、英語の勉強法を再検討してみる必要があるでしょう。
もしかすると、自分にぴったりな英語の勉強法に、まだ出会えていないのかもしれません。
今回は、英語を上達させるために筆者自身が実際に挑戦して、効果のあった英語の勉強法をご紹介したいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
1.文法の本を熟読する
日本人が英語を話せないのは文法にとらわれ過ぎているから、という方もおられます。確かに、それも一理あるでしょう。しかし、だからと言って、それが文法の勉強をまったくしなくてもいい理由にはなりません。
もちろん、文法をまったく勉強せずにリスニングだけで語学を習得する人もいます。また、そのような人のほうが、ナチュラルな英語を話しているかのように思えるかもしれません。
ところが、文法の勉強をまったくしないのであれば、遅かれ早かれ上達の壁にぶち当たることになるはずです。
文法を知らなければ、教養豊かな人が操る完璧な英語をマスターすることは難しいでしょう。ですから、頭の中で文法を考えずとも、すらすらと単語を組み立てて自然な文章にできるように、中学生が学ぶ程度の英語の文法本を熟読することをおすすめします。
2.ロールモデルを見つけよう
ロールモデルとは、自分がお手本にしたいと思う人のことです。そのため、英語の勉強法に関してロールモデルを見つけることは、自分が見習いたいと思う英語を話している人を探すことを意味します。
ロールモデルが見つかれば、後は徹底的にそのロールモデルの話し方を真似していきましょう。例えば、ある映画女優をロールモデルに選んだのであれば、その女優が出演している映画などを通して、彼女の英語の話し方について研究します。
そうすれば、正しい英語の発音やイントネーション、間の取り方などを学ぶことができ、よりネイティブに近い英語を話すことができるようになるでしょう。
3.英語の本を読む
もしも翻訳本を読むのが趣味であれば、原文を読むことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?英語で本を読むことには、いくつかのメリットがあります。
まず一つ目に、英語の本を読むなら、英語のボキャブラリーを増やすことができるでしょう。また二つ目には、英語の文法への理解力が増し、英語の文章の構成方法を自然と身につけることができます。さらに、三つ目としては、英語の本を読むことによって「英語」で考える力をつけることができます。
つまり、英語の本をたくさん読むようにすれば、日本語で物事を考える日本語脳から、英語脳に変化します。そうすれば、わざわざ英語から日本語に翻訳して考えなくても、英語のみで物事を理解し、考えることが可能になります。
4.英語のラジオを聴く
英語の勉強と称して、日本語の英会話番組をラジオで聴く方もおられるでしょう。そのような番組は、タメになることも多々あります。
しかし、よくよく注意して聴くならば、英語の練習をするよりも、番組内の講師が日本語で話している割合のほうが多いのではないでしょうか?
そのため、もしも効率良く英語を学びたいのであれば、英語だけのラジオ放送を聴くようにすることができるでしょう。最近では、インターネットラジオを通して、いろいろな国のラジオ放送を聴くことができます。さらに、音楽番組やトーク番組など、自分の好みにぴったりなラジオの放送を聴くことも可能です。
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もちろん最初は、ナチュラルスピードの英語を理解するなんて、不可能なことのように思えるかもしれません。
ところが、英語の本や雑誌などを読んだり、文法の勉強をしていく中で語彙力と文法力がつくと、徐々にラジオの番組内で話されている英語を聞き取ることができるようになります。
5.その日の感想を英語で書き留める
短い一文でも良いので、毎日英語でひと言書く習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?
英語で日記を書くと英語力がアップすると言われていますが、日記の場合、途中で挫折する恐れがあります。ですが、その日にあった出来事や個人的に感じたことなどを、ひと言英語で書き留めるようにすれば、英語で考える力をつける助けになります。
また、英語で短い記録をつける際には、意識して同じ英語の言い回しを使わないようにしましょう。そうすれば、英語の表現力もアップするはずです。
まとめ
今回は、英語の勉強方法についていくつかご紹介しました。筆者の場合には、これらの勉強法を実践したことにより、文法的に正しいかどうかを考えずとも英語がスラスラと話せるようになり、英語のボキャブラリーが増えました。
さらに、発音に関しても、それまでの日本人なまりの英語を脱することができ、大きな進歩を遂げることができました。なにより、飽きずに英語を学べるように、さまざまな勉強法を試したのが功を奏したのかもしれません。
もしも、「英語を勉強しても一向に上達しない!」と思うのであれば、一度上記の方法を取り入れてみられてはいかがでしょうか?