PR
「海外へ行くと自然と英語力が身に付くようになるのか?」英語学習者なら、一度は疑問に思うことですよね。今回は、海外に行くと英語力が伸びるのかどうかについて、私なりの考え方をご紹介してみたいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
生きた英語が身につく
海外へ行くと、テレビをつけても、スーパーやレストランへ行っても、聞こえてくるのは英語です。
朝から晩までいやでも英語が耳に入りますし、日本に居る時よりも英語に触れる機会はグンと増えます。
小さな子どもがゼロからスタートして、語学を習得していくように、まったく英語力がなかった人でも、毎日朝から晩まで英語を聞くようになれば、耳が自然と英語に慣れてきます。
自分の国や家族のことについて英語で尋ねられる、仕事を探すために英語で求人広告を読む、英語でニュースを見るなど、さまざまなシチュエーションを通して、自然なかたちで英語が入ってくるようになります。
日本では英単語やフレーズを暗記しても、使う場面がないので、「いつ」「どのような時」に使う英語なのかを理解するのが難しい部分もありますが、海外では場面ありきで英語に触れるようになるので、自然と生きた英語を身に付けられるようになるのです。
海外へ行くと英語力は伸びる!?
海外に行くと英語力が伸びるのはほぼ間違いありません。しかし、その伸び幅は人によって異なるというのが正直なところです。
実際、何年も海外へ行っていたのに、英語力が伸びないまま帰国してくる人もいれば、数ヶ月で英語をマスターしてくる人もいて、実にさまざまです。
その差を決めているのは、自ら英語を積極的に触れることです。
1日中、英語のニュースやドラマをかけ流しにする、仕事をしながら英語を覚える、外国人の友達を作る、英字新聞を読むなど、積極的に英語に触れる機会を作っている人は、やっぱり英語の上達が早いです。
「言いたいことがあるのに言えない」「こんな時どんな風に言ったらいいのだろう」と葛藤しながらも、そのたびに新しい英語の言い回しを覚え、英語の語彙力を増やしていけます。
恥ずかしい気持ちは勿体無い!
日本人によくあるのは、英語を話すこと以前に、海外の人と話すことに恥ずかしい気持ちを感じてしまうことです。
「間違った英語だったらどうしよう。。。」
「発音が間違っていたらどうしよう。。。」
「英語が下手だと思われたくない。。。」
などなど、不安や恥ずかしさが先行してしまって、なかなか声に出して英語を話せなかったりして、結局日本人とばかり話してしまうようなことがあるのです。
しかし、海外に行っても、すぐは話せないのが当たり前ですから、恥じる必要はありません。話せないことにコンプレックスを感じてしまうと、挫折してしまう可能性もあります。
せっかく海外へ来たのなら、失敗を恐れずに自発的に英語を話す積極性を身に付けることが重要となるでしょう。
おわりに
英語のスキルは、英語に触れる時間が多ければ多いほど上達は早くなります。海外へ英語力を伸ばしたいなら、朝から晩まで英語を聞く、話す、環境を自ら作り、率先して英語を使う機会を作るよう心がけてください。
本当に英語を身につけたいという気持ちがあれば、海外移住1年もすれば、まったく聞き取れなかった英語も自然と聞き取れるようになってくるでしょう。