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海外から日本の我が家に戻ってくると、ホッとしますよね。一番大きな理由は和食が食べられる!だと思いますが、それ以外にも色々あるはず。普通に生活していると、なかなか意識しないのでしょうね。そんな海外生活者から見た日本の良いところを、今回は書いてみたいと思います。
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<目次>
1.とにかく安全!
これは言い尽くされていることではありますが、日本はとにかく治安が良くて安全です。
もちろん、海外の都市だからといって、強盗に遭わないように常に意識を張りつめていなければならないかと言うと、決してそんなことはありません。けれど、人々が「安全」と考える基準が、そもそも日本と海外では随分違います。
例えば、比較的安全と言われるアメリカの都市であっても、電車で居眠りすればスリにあう可能性が高いので居眠りなんかできません。誘拐の危険があるので子供を一人でお使いに行かせるようなこともありません。他にも、財布を落とせばほぼ100%手元に戻って来ることはないし、斜めがけバッグを背中側に向けておけば、気がつくと開けられて中に入った貴重品が盗まれているかも・・・。
このように、日本で無意識にとっている行動を海外でやろうものなら、犯罪に遭う危険性は非常に高くなります。治安がいいと言われている海外の都市でも、日本と同じように行動するのは非常に危険なのです。
これは海外が悪いというよりは、日本の治安が良すぎるのです。財布を落としたのに返ってくるとかありえません!世界に誇るべき日本の良いところだと思います。
2.清潔できれい好き!
街中や施設のお掃除から、人々の衛生観念まで、日本人はとにかくきれい好き。そしてそれに誇りも持っています。海外にいても毎日欠かさず洗濯をし、お風呂につかって一息つく時、「きれい好きな日本人で良かった」と思う海外生活者は私だけではないと思います。
最近の日本では抗菌グッズや除菌グッツなど、むしろ行き過ぎの感があると言われるくらい清潔感を保とうとしていますよね。確かにそこまでやる必要はないとも思いますが、海外で生活していると日本の清潔さは本当に良いところだと実感します。
3.素晴らしい「もったいない」精神
アフリカの政治家が日本にやって来た時、感激してそのまま使い始めたのを覚えている方もいると思いますが、「もったいない」という言葉、実は英語にはありません。ですから外国人にこの単語を説明するのには、毎度苦労します。
ケチといういことではなく、限りある資源を最後まで有効に使おうというこの精神は、日本のあらゆるところで生きていますよね。物、時間、空間、精神、人物のあり方など、どんなことや場面に対しても日本人の「もったいない」精神は発揮されます。
私自身も日常の生活の中で「もったいない!」と口にすることが多いのですが、そのたびに回りにいる外国人に(ただ今イタリア在住)、「今何て言ったの?それどういう意味?」と聞かれ、なんとか説明すると例外なくほとんどの人が、その精神を賞賛します。
日本も、もっと「もったいないキャンペーン」をやってもいいと思うんだけどなあ、と海外生活者としては強く思う今日この頃です。
4.なんでも「日本化」しちゃう!
実はこれって、日本の歴史そのものでもあるのだと思いますが、日本人は海外の物を取り入れて我が物にするのがとっても上手。古くは中国、近代・現代では欧米から様々な物や文化を取り入れては日本化しています。
こう書くと堅苦しいですが、私自身は食べ物の日本化がやっぱりすごい!と思ってしまいます。スターバックスが入ってくれば似たような緑茶チェーン店ができて、抹茶ラテを売り出す。テリヤキバーガーはアメリカに逆輸入されるほどおいしい。
日本にいた時に通っていたイタリアンレストランは、上手に日本近海の海の幸を取り入れていて、本場イタリアのシーフードレストランより絶対おいしい!と今でも思っています。
一言で言ってしまえば、日本人は器用ということになるのかもしれません。ですが手先の器用さだけでなく、その「モノ」が持つ存在価値や精神性まで汲み取った上で日本の文化に取り込めるのは、他の国のコピー商品には見られない特徴だと思います。
まとめ
きっと今回の記事は皆さんが「何となく分かってはいるのだけど、改めて考えたことがない」というようなことだったのではないでしょうか。
これをきっかけに、日本の良いところ、皆さん自身でも見つけていかれると筆者冥利に尽きるところです!