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海外に生活の拠点を移したはいいものの、海外生活に向いていないが故に、早々に日本に帰国してしまう人がいます。そのような人は、海外生活に向いている人とどう違うのでしょうか?今回は、海外生活に向かない人の5つのタイプについてご紹介します。
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<目次>
1.すぐ他人に頼ってしまう人
情報収集のために人に色々な話しを聞いたり相談することは、海外生活を成功させる上で欠かせません。
ですが、ビザの問題や役所での手続き、そのほかなんらかの問題に直面したときに、すぐに他人を頼る人は海外生活には向いていないでしょう。
情報を得ることは大切ですが、行動するのは自分です。
海外で他人を頼ると、余計に振り回されてしまったり、自立心がない人として見下されます。また、それが原因で人間関係に亀裂が入ってしまうこともあるため、他人を当てにする性格を直してから海外に向かったほうが良いかもしれませんね。
2.気持ちの切り替えが下手な人
海外でホームシックにかかってしまったり、コミュニケーションがうまく行かずに落ち込むことがあるでしょう。
ほかにも、仕事で重大なミスを犯してしまったり、人種差別的な発言をされたりなど、嫌な物事に遭遇した日には、とことん落ち込んでしまうのではないでしょうか?
実際、海外で生活していると、日本との生活環境の違いや民族間の意志の疎通の難しさに、落ち込むことのほうが多いでしょう。むしろ、落ち込まない人のほうが珍しいのではないでしょうか。
しかし、気持ちの切り替えがうまく出来ずに落ち込んでばかりいると、「なんでこの国で生活してるんだろう?」と、海外で暮らしていること自体が嫌になってしまうかもしれません。
長く海外生活を送りたいのであれば、気持ちの切り替えを上手にできるように、自分を訓練しましょう。努力を要しますが、たとえ嫌なことがあったとしても、くよくよ考え込まないようにすることはとても大切です。
3.なんでも日本と比べてしまう人
清潔で便利な日本は、世界の中でも類を見ないほど恵まれた環境にある国です。
海外に住んでいると、日本だったらあり得ない状況に遭遇することが多々あります。そんな時に「こんなの日本じゃあり得ないよね~」と比べてしまう傾向がある人は、海外生活に向いていないタイプです。
また、海外で買い物をしている時にも、「日本のほうが安い」「日本のほうがクオリティが高い」などなど、どうしても日本の製品を基準にしてしまうことがあるかもしれません。
そのように、日本での生活をあらゆることの判断基準にしていると、恐らくほとんどの国で生活していけないでしょう。
もしも海外生活を心からエンジョイして、有意義なものにしたいと望んでいるのであれば、その国のありのままの姿を受け入れることが大切です。
4.柔軟性がない人
海外生活に向かないタイプの人は、思考の柔軟性と行動の柔軟性に欠けている場合があります。
例えば、考えが柔軟なタイプの人であれば、容易に周囲の変化に順応しやすいというメリットがあります。さらに、行動が柔軟なタイプの人であれば、物事の変化にも柔軟に対処できるため、問題解決力が備わっていると考えることができます。
ところが、柔軟性がない人がハプニングの多い海外生活を送るようになると、なにもかもが自分の思い通りに行っていないように思えてしまい、海外での生活にすぐに嫌気が差してしまうでしょう。
5.神経質な人
神経質なタイプの人は、完璧主義や何らかのこだわりを持っているほか、几帳面であるという特徴があります。
日本に住んでいる時には、まさか自分が神経質なタイプだなんて考えたことがなかったという方でも、海外に住むようになって初めて、自分が神経質だったということに気づくことがあるのではないでしょうか?
もしも、常に高い水準を追い求める完璧主義であれば、大らかな国で完璧主義を貫くのはとても大変なことになるでしょう。
また、神経質でこだわりが強かったり、几帳面なタイプであれば、海外の習慣や考え方についていけないと感じることもあるでしょう。
そのような場合、ホームシックにかかってしまったり、最初は旅行気分で楽しめた海外での暮らしも、長くなるに連れて苦痛に感じるようになってしまうかもしれません。
おわりに
海外生活に向いていない人の5つのタイプをご紹介しました。
生まれ持った性格や、これまで育った環境で培われた特質を変えるのは大変なことでしょう。また、それらをわざわざ変えてまで海外生活を体験する必要もないかもしれません。
しかしだからと言って、「私は海外生活に向いていないタイプだから、海外には住めない」と諦める必要もありません。
なぜなら、海外で生活して初めて発見できる「新しい自分」があるからです。
どんな方でも、新しい環境に足を踏み入れた時に、それに順応しようと知らず知らずの内に頑張るものです。そうして、これまで知らなかった自分の強さや長所を見つけることができるでしょう。
ですから、自分が海外生活に向いていないタイプだったとしても、海外で暮らす夢を持っているのであれば、ぜひ果敢にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?