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「先週覚えたはずの単語の意味が全然思い出せない……」なんてことありますよね。どうすれば効率よく暗記できるのか?忘れないためにはどのように勉強すれば良いのか?解決法をご紹介していきたいと思います!
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<目次>
Q. 単語や文法を覚えても、すぐに忘れてしまいます。どうすれば良いですか?
現在、英語をイチから復習しなおしています。単語や文法を覚えるために読んだり書いたりしているのですが、しばらく時間が経つと忘れてしまい、身に付いている感じがしません。
どうすれば忘れずに定着できるのでしょうか?効率よく知識を身に付けるための方法を教えてください。
A. 暗記の繰り返しと、印象を強めることで定着します!
あんなに勉強したのに、テスト当日になったら忘れていた……なんてこと、しょっちゅうありました。人は誰でも忘れることがありますし、特に日常的に英語を使っていない場合は、知識を定着させるのに時間がかかります。
単語や文法を忘れないようにするために、次の3つの方法を実践してみてください!
1.覚える&テストするというサイクルを3回繰り返す
記憶を定着させるためには、復習を繰り返す必要があります。最低でも3回は繰り返すことをオススメします。例えば英単語を1日10個覚えようとした場合は、次のようなサイクルが理想です。
(1)1~10までの英単語を覚えてテスト
(2)1~10までのテスト+11~20までの英単語を覚えてテスト
(3)1~10までのテスト+11~20までのテスト+21~30までの英単語を覚えてテスト
(4)11~20までのテスト+21~30までのテスト+31~40までの英単語を覚えてテスト
この繰り返しです。1回覚えてテストをしただけでは、知識は定着しません。3回ほど同じところをテストして、知識が抜け落ちる前にフォローしてあげる必要があります。
ちなみに暗記をするなら、夜がベストです。知識は寝ている間に定着すると言われています。私も夜に単語を覚えてテストを実施し、間違えた単語を復習して、次の日の朝に2回目のテストをしています。
復習の回数は多ければ多いほど良いです。3回と言わず、自分が覚えられるまで同じところを繰り返しても良いと思います!先を急いであやふやな知識を増やすよりも、しっかり定着した知識を少しずつ積み重ねるイメージで進めてみてください。
2.実際に自分で使ってみる
日常的に英語を使わない人の場合、英語を覚えなければ生きていけないというわけではないですよね。そうなると「英単語を覚えなければいけない!」という気持ちが薄くなってしまい、知識も抜け落ちやすくなってしまうのです。
これを防ぐためには、覚えた単語や文法を実際に使う場面を増やしてみると良いと思います。オンライン英会話を始めるとか、SNSを英語でやってみるとか、アウトプットを増やしてみましょう。
例えば、私は高校生の頃にホームセンターでアルバイトをしていたのですが、外国人のお客さんから「冷蔵庫の部品は売っていますか?」と英語で聞かれました。その時は「冷蔵庫」という単語をすぐに思い出せず、紙にスペルを書いてもらって辞書で調べて対応しました。
こういう経験があったからこそ、「冷蔵庫」を意味する ” refrigerator” という単語は、私の中で非常に印象に残っています。印象が強いので、忘れることもありません。
覚えにくい単語こそ、自分の中で印象が強くなるように工夫することをオススメします。一番手っ取り早い方法は、「自分で使ってみる」ということだと思いますよ!
3.どうしても覚えられないものは、目につくところに貼っておく!
どうしても覚えられないものってありますよね。長い単語とか、ややこしい文法の訳し方とか。そういうものは、自分の目につきやすいところに貼っておくことをオススメします。
スマホの待ち受け画面にしたり、勉強机から見やすい壁に貼っておいたり、トイレに貼っておくのも良いですね。なるべく1日に複数回見るような工夫をすることで、自然と頭に入ってきます。
しかしすべての単語や文法でこの方法をやってしまうと効果が低いので、「これだけはどうしても覚えられない!」というものだけ、実践するのがオススメです。
まとめ
一度覚えたものを定着させるためには、何度も繰り返すことと、印象を強くすることが必要です。「なかなか覚えられない」というのは英語を勉強する人なら1度は感じることだと思います。人は忘れる生き物ですので、ご紹介した3つの方法を活用して、少しずつ定着させてみましょう!