let meの意味や答え方は?具体的なシーンや例文、類似表現を解説!

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<目次>

let meの意味や発音・アクセント

let meの意味

letは「放す」「(したいことを)させる、させておく」「~することを許可する」という意味がある動詞で、通常let +人/物+動詞の原形の形で、「人/物に~させる、させておく」「人/物が~することを許す」という意味で使われます。

動詞の代わりに、in、out、at、up、downのような場所を示す語が入ることもあり、そういう「状態にさせる」という意味になります。

letは使役動詞に分類されるので、しばしば「~させる」と訳されますが、makeやhaveのように強い強制力のある「~させる」ではありません。letの根本的なイメージは「放り出す」「~するのを止めない」「~するのを放っておく」である、ということをしっかりと認識しておきましょう

人/物にあたる部分をme「私に」にしてlet meとした場合、文中で使うと「人/物/状況などが私が~するのを許す、放っておく」という意味になります。シチュエーションや使う動詞によりニュアンスが変わりますが、これが基本のイメージです。

これらを踏まえて、命令形でLetから始まるLet me ~.というフレーズは「~させて」と許可を求めるという意味から、次のような様々な使い方ができます。

許可を求める、お願いする

「ちょっと~させて」「~することを許して」という気軽なリクエストの定番の表現です。

止めないように言う

許可を求めているふうでありながら、実際は自分がある行動をすることを「放っておいて」「止めないで」と、行動の制限をしないようにうったえるイメージのフレーズにもなります。

したいことをする、という意思、宣言

前述の「放っておいて」という意思からさらに強く、許可されないことは想定せず、たとえ止められたとしても「~させてもらうよ」「~するからね」という強い願望や希望、意思を宣言する意味にもなります。

積極的な申し出

これまでは、自分の行動を自分自身のために「許可する」「放っておく」「止めない」ことを求める意味でしたが、相手のために起こすアクションをLet meの後に入れると、「ぜひ~させて」「~しましょう」という、手助けの申し出や何らかのオファーのフレーズとしてもよく使われます。

let meの発音・アクセント

let meは、最初のleの部分でしっかりと舌先を上の前歯の裏に押し当てるlの音を意識しつつレと発音し、tは発音しません。meは軽くミィと発音します。続けて言うと、レミィとなります。SNSなどでは発音そのままにlemmeと書くこともあります。レット、と、小さいツを入れたりトの音を発音しないようにしましょう。




let meを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス

文中で使う場合

許可される、黙認される、規制・制限されない

文の中でlet meを使う場合、文の中で人や物、状況などが、「私」がする行動を「許可する」または「放っておく」という意味で、「(人などが)~させてくれる」「(人などが)~するのを(黙って)許してくれる」という、ポジティブなシチュエーションで使われることが多くあります。He lets me use his car anytime I want.「彼はいつでも好きな時に彼の車を使わせてくれる」、The circumstance let me focus on my own study.「その環境は私が自身の研究に集中させてくれる」というように、自分自身がしたいことを許可されたり状況が許す、ということを表す表現です。

何もしないで放っておかれる

「(人などが)~するのを(何もしないで)放っておく/黙って見ている」というニュアンスもあり、必ずしも良い事とは言えないような「放任」に近いイメージのことや、人や物事などが、「悪い状況に陥っていく自分を止めてくれなかった」と、積極的な意思ではないにしても間接的に、あるいは結果的にそういう状況にしてしまった、という場合にも使われます。

My father let me smoke when I was only 15 years old.「父は私がたった15歳の時にタバコを吸わせていた(吸うのを特に止めなかった)」と、少し無責任にも聞こえるネガティブよりの表現になります。

放り出される

let me ~は、基本的には「~させる」という強制力はない、と説明しましたが、文のニュアンスとしてはあくまでも「放っておく」であっても、実際には強制力が働いているような場面でも使われることがあります。

My boss will let me go if I’m late one more time.「あともう一度遅刻したらボスにクビにされる」のように、例えば職場で解雇されたり、チームやグループから追い出されるようなシチュエーションを言い表すこともできます。、

Let me ~.と命令形で使う場合

許可を求める、お願いする

Let me see your textbook.「あなたの教科書ちょっと見せて」のように、通常は相手がOKするであろうことを期待して、気軽に許可やリクエストを求めたりお願いするフレーズとして、Let me ~はとても一般的なものです。自己紹介する時の定番フレーズLet me introduce myself.「自己紹介させてください」も、こうしたイメージです。誰もダメだと言わないのはわかっているのですが、一応「させて」と願い出ることで、ていねいな印象になります。

他によく聞くLet meを使った代表的なフレーズに、Let me see.「ちょっと見せて」→「ちょっと待って」「ええと…」、Let me think about it.「ちょっと考えさせて」があります。これらのフレーズは、特に「時間を与えてほしい」というニュアンスが含まれています。

Let me know.もかなりよく使われ、「私が知る(情報を得る)という状態にさせて」という意味から「(後で)知らせて」と情報のアップデートをリクエストするフレーズになります。

強めのニュアンスのお願いとしては、子どもが親にLet me play the game 30 more minutes!「あと30分ゲームさせて!」とお願いしたり、部屋を閉め出された子がLet me in!「(部屋の)中に入れてよ!」というようなシーンが想定されます。子どもに限らず大人でも、仲の良い友だち同士で、Come on! Let me see it!「いいじゃん、見せてよ!」のようにお願いする時に使うこともあります。

止めないように言う

自分が行っている行動の邪魔をしないように、という意味でLet me just eat my food.「ちょっとご飯食べさせてくれないかな」と訴えるような場合もLet meを使います。

したいことをする

止めないよう訴える、という段階からさらに強く、相手が許可するかどうかなどおかまいなしに「~させてもらうよ」というニュアンスで今からすることをあらかじめ宣言する用法もあります。Let me tell you something.「ちょっと言わせてくれ」「いいか?」、Let me remind you, .「思い出させよう、」「ねえ思い出して、」、のように、言葉では「させて」といいながらも、少々高圧的、あるいはかなり積極的に働きかけるようなイメージです。議論などで争っている時や相手を説得しようとする場合に前置きとしてよく用いられます。

積極的な申し出

「ぜひ~させて」という積極的な申し出のフレーズで、自分自身のためではなく相手のためにすることを、自分の希望として「したい!」と訴えかけることで、相手が躊躇や遠慮しなくてもいいようにオファーする姿勢を表します。しばしば、言いながらすでに助ける行動を始めていることもあり、うわべだけではなく本気で手を差し伸べている気持ちが伝わります。Let me open the door for you.「ドア開けるよ」、Let me show you.「見せてあげよう」「教えよう」、Let me help you.「手伝うよ」と、訳も「~させて」というより、「~するよ」「~しよう」としたほうが、実際の気持ちに近いでしょう。

否定形で「~させないで」

Don’t let me down.「がっかりさせないで」のように好ましくない状況に自分を置かせないで、というニュアンスだったり、Don’t let me sleep.「眠らせないで」のように、放っておけば起こってしまうことを止めてほしいという意味で使います。




let meに対しての返事や答え方のパターン11選

お願いやリクエスト、「放っておいて」のような訴えに対する答え方としては、

Sure.
Go ahead.
OK.
Shoot.
Please.

などがあります。

また、助けなどを申し出られた時は、次のように答えると良いでしょう。

Thanks. / Thank you.
Are you sure?
It’s OK. / I’m OK
I can do it.

「~させて」「~するよ」と許可を求められたり、強く希望を訴えられた場合

Sure.

Let meがカジュアルなお願いなので、答えるほうも気軽にSure.「いいよ」「もちろん」と返します。

Go ahead.

「どうぞ」と促す返事です。Sure, go ahead.と言うこともあります。

OK.

Sure.ほど積極的ではない許可・受け入れです。

Shoot.

Let me tell you ~.「言わせて」またはLet me ask you ~「質問させて」と言われた場合、相手は許可を待たずに言うつもりなので、特に何も返さなくても良いのですが、もしいったん間があったり、相手がこちらの反応を待つそぶりがあれば、Shoot.「言って」と促すこともあります。

Please.

「どうぞなさってください」という、こちらも喜んでそうしてほしいという気持ち、もしくは皮肉で「どうぞご勝手に」というニュアンスにもなります。

「~しましょう」と手助けを申し出られた場合

Thanks. / Thank you.

Let me help you.「お手伝いしますよ」のように気持ちよく手を差し伸べられた場合は、こちらも素直に「ありがとう」と好意を受けるのが一番です。

Are you sure?

「本当にいいの?」と遠慮を見せる時のフレーズです。

It’s OK. / I’m OK.

申し出が必要ないもので断る場合は、It’s OK. / I’m OK.「大丈夫です」と言った後にThank you.またはThank you though.「でもありがとうね」と一言添えると良いでしょう。

I can do it.

「自分でできるよ」と言う形で断ってもOKです。この場合もやはり、お礼は添えましょう。




let meに関してよくある勘違い

letは「~させる」という訳で紹介されることが多く、また、使役動詞であると説明されることから、makeのような強制力のある使役の「~させる」と混同されてしまうことがあります。let meと「私に~させて」というフレーズになると、使役のイメージも手伝い、「許可を求める」という意味での強い「させてください」という意味として認識されてしまいがちです。

ところが、前にご説明した通り、let meには「~しましょう」と手助けやオファーを申し出る場合にもよく使われます。Let me=「許可を求める」と覚えこんでしまうと、このオファーのフレーズがとっさに理解できない、またこちらが助け舟を出したいシチュエーションでも、高圧的に聞こえるような気がして躊躇してしまいうまく使えない、ということがあります。

Let me ~.と聞いた瞬間「許可を求められている」「お願いをされている」と思い込むのをやめ、Let meの積極的なイメージの響きとその後に聞こえる行動を表す単語をしっかりと聞いて、相手がこちらにお願いしているのか、それともLet me help you.のように手伝ってくれようとしているのかを、センテンス全体と相手の表情、ボディ・ランゲージなどから状況を判断するよう、コミュニケーション力を鍛えるよう心がけましょう。




let meをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?

ビジネスシーンでも、申し出や案内のフレーズであるLet me check with ~、Let me confirm with ~「~と確認させてください」、Let me show you ~「ご案内させてください」などはかなりひんぱんに使われており、Please「どうか」というていねいな言葉を添えていなくても、十分フォーマルな場で通用します。

ただし、とくに目の前のお客さんにとっさに対応するようなシチュエーションでは、Let me ~と申し出をすることが多くなりますが、その行動を起こすのが個人であるか、それとも会社や組織としての対応なのか、でme「私」とus「私ども」を使い分ける必要があります。電話をかけて詳細を上司に確認する、館内を案内する、のような行動は、現場の判断で1人のスタッフの対応として話しているのでLet me ~で良いのですが、ホテルの部屋をアップグレードする、というような個人ではなく会社としての対応である場合や、担当者として自分一人が対応するのではなく会社の誰でも対応可能なことである場合などは、meではなくusを使います。

「お願い」「リクエスト」「希望の訴え」という意味では、Let me/us ~はビジネスの場ではカジュアルすぎます。また、Let me tell you「言わせてください」やLet me remind you「確認ですが」「思い出してほしいのですが」は、高圧的・挑戦的に聞こえる可能性があり、目上の人やお客さんに言う言葉としては適切ではないので注意が必要です。

Let me/us 以外のフレーズを使ったビジネス向けのフレーズは次の通りです。

許可を求める、お願いする

May I/we ~?

「~してもよろしいでしょうか?」という、許可を求めたりお願いする場合のシンプルなかなりていねいなフレーズです。特に、許可を願い出るような場合はCould IよりもMay Iのほうが適切です。

Could I/we ~?

「~してもよろしいですか?」というニュアンスで、May I/weほどではありませんが、かなりていねいなフレーズです。

Do/Would you mind if I/we~?

「~しても差し支えないでしょうか?」という、とてもていねいで相手への配慮も感じられる聞き方です。

Allow me to ~

「~させてください」という許可の申し出の形で、Let meに近いニュアンスです。

Could you inform me/us?

Let me ~で表されるフレーズのほとんどがMay IやCould Iに置き換えられるものですが、定番フレーズの一つであるLet me/us know「知らせてください」に関しては、Could you inform me/us?などのように、こちらの行動に許可をもらうのではなく、相手に行動をお願いするフレーズになります。

なお、話し言葉や担当者レベルのメールではLet me/us knowやCould you ~?で良いのですが、次のようなフレーズのほうがよりビジネスライクになります。

-Awaiting further information/instruction/advice/news.

「情報/指示/アドバイス/ニュースをお待ちしております」

-Requesting further information on the matter.

「この件について、さらなる情報をお願いします」

-Kindly enlighten me further.

「どうかご教示ください」

また、カジュアルなやりとりなら

-Notify me / Informe me

「お知らせください」

-Update me / Keep me up to date / Keep me updated / Keep me posted / Keep me in the loop / Keep me informed

「情報更新をお願いします」

したいことをする、という意思、宣言

I must/have to tell you (that) …

強めのフレーズですが、「言わなければならない」と、仕方ないというニュアンスもあるので、自分の意思のみではなく状況的にそうする必要がある、と遠回しに示唆する意味があります。

手助けの申し出

May I/we ~? / Could I/we ~? / Shall I/we ~?

「~いたしましょうか?」という表現です。Shall I/weは、若干「私たちが~すべきでしょうか?」というニュアンスが含まれます。

Please let me/us know if…

色々対応した後に、半ば儀礼的にPlease let me/us know if you have any other questions.「他にご質問があればお知らせください」、Please let me/us know if there is anything (else) I/we can help you.「何か(他に)お手伝いできることがあれば何でもお知らせください」と伝えておくと、よりていねいでプロフェッショナルです。

他にも、Feel free to ask questions.「遠慮なくご質問ください」、Please do not hesitate to contact me for further information.「どうぞご遠慮なく他に必要な情報についてご連絡ください」のような言い方があり、これらはメールや文書でも使えます。




let meを活用した例文・会話文

A: I’ve got only 5 bucks with me. Can we grub pizza or something?

今5ドルしかもってないや。ピザとかでもいいかな?。

B: I’m sick of pizza or any junk food. Let me buy you lunch today.

ピザとかジャンクフードにはもう飽き飽きなのよ。今日はおごるわ。

A: You got money?

お金あるの?

B: I have my mother’s credit card. She lets me use it as long as it’s not a crazy amount.

お母さんのクレジットカードがあるわ。とんでもない金額じゃない限り使わせてくれるの。

A: Wait another 5 minutes. I should be done.

あと5分待って。もう終わるはずだから。

B: Let me go already! I’m starving!

もう行っていいだろ!お腹ペコペコだよ!

A: Do you really think this will work? The boss was pretty upset about your mistake.

これほんとに効果あると思う?ボスったらあなたのミスにかなり腹を立ててるわ。

B: Let me tell you something. I failed to renew a contract with ABC Inc. last year and he was furious. But when I gave him this burger, he forgot about everything and forgave me.

いいかい、昨年ACB社との契約更新に失敗した時彼は激怒したんだ。でもこのバーガーをあげたら、全部忘れて許してくれたんだよ。

A: I really doubt it. Well, let me know how it goes.

疑わしいわね。まあ、後でどうなったか教えてよ。

A: Whoa, that’s a huge box! Here, let me carry it.

おっと、大きな箱だね!ほら、運ぶよ。

B: I’m OK. It’s actually not so heavy. Thank you though.

大丈夫。これ実はそんなに重くないの。でもありがと。

let meを応用した表現まとめ

Let me be frank.

「正直に言おう」「はっきり言うよ」という前置きのフレーズです。

Let me be the judge of that.

「自分で決めさせて」「私自身が判断します」と、人に色々意見やアドバイスを言われていることに対し、「決めるのは私」と言い切る時のフレーズです。

Let me put it this way.

「こういうふうに考えたらどうかな」と、物事の解釈などを、新しい角度や自分なりに整理して示し、理解を求めたり説得する場合に使う前置きフレーズです。

Let me at ~

人や物へのアクセスを許可することを求めるフレーズで、Let me at the control panel, and I’ll try to see what the problem is.「コントロールパネルにアクセスして、どこが問題か探るよ」のように使います。また、誰かを攻撃することの許しを得る、またはそれを宣言することを意味する場合もあります。Let me at him!「私が彼をやっつけてやるわ!」というニュアンスです。

Let go of me.

Let me go.と同じ意味ですが、特に手などをつかまれたりして身体的に離してもらえない時に、ふりほどこうとして「離して!」と言うフレーズです。




let meとcan Iのニュアンスの違い・使い分け方

Let meを使ってお願いや許可を求めるリクエストをする時、多くの場合はCan I ~?「~していいですか?」に言い換えることができます。Let me同様、自分にさせてほしいことをお願いするフレーズであり、Can I help you?のように手伝いを申し出るフレーズでもあります。

お願いやリクエストの場合、Let me~を使うと、OKしてもらえることをほぼ前提として「していいよね?」「させてね」とカジュアルに頼んでいるイメージになります。受け入れてもらえることがわからない場合でも、「させてよ!」「いいでしょ?」とかなり積極的なニュアンスです。一方Can I ~?は、「~してもいいかな?」「~させてもらえる?」と、あくまでも相手の許可や了承を得るのが前提となっており、少していねいになります。

手助けを申し出る場合も、Let me ~はやはり積極的です。もう手を伸ばし今にも行動に移しそうな、あるいは行動しかけながら「手伝うよ」と相手が申し出を受けることを前提として意思を示しています。それに対しCan I ~?は、もう少し控えめに「手伝おうか?」と相手の意思を確認することを基本としています。




let meの類似表現一覧

I was (just) wondering if I could ~.

「(ちょっと)~できないかと思ってるんだけど」という控えめな表現で自分の希望を伝えることで、それが実現できるか、許可がもらえるかを、相手の出方をうかがうようなニュアンスで尋ねるフレーズです。

Is it OK if I ~?

「~してもいい?」「~しても大丈夫?」という聞き方での許可のリクエストです。

I want to ~ / I wanna ~

「~したいんだけど」という、より積極的な言い方で希望を伝え、相手がOKしてくれることを期待する頼み方です。

I’ll~

Let me tell you something.の代わりにI’ll tell you what.と言えるように、「今から言うよ」という予告のような前置きフレーズの中で使ったり、聞くまでもなく自分の希望を押し通すように伝える場合に使います。

give me ~

「~をください」という言い方で、情報やアドバイスを求めたり、センテンスの中「(人・物・状況が)~を与えてくれた」という言い方で、物事を自分に有利にできる環境を与えられることを言い表すこともできます。

Leave me alone.

「放っておいて」というフレーズで、Let me go.に近いニュアンスがあります。

Stop/Quit bugging me.

「邪魔するのはやめて」と、自分の行動の妨げになる行為をやめさせることによって、「したいことを続けさせて」とリクエストするシチュエーションで使うことができます。

【番外編】let meの表現が使われている曲を紹介!

「Try」by Backstreet Boys

1993年に結成され、1996年に世界デビューアルバム「Backstreet Boys」を大成功させた男性5人のヴォーカル・グループは、翌年全米デビュー時にこの「Backstreet Boys」と2枚目のインターナショナル・アルバムとなる「Backstreet’s Back」を同時リリースし、1999年に3枚目の「Millennium」で、世界的なスーパースターの地位を不動のものとしました。

*NSYNCらと共にBoy Bandと呼ばれアイドル的存在でしたが、次第にヴォーカル・グループとして評価を高め、全米アルバムチャート1位を獲得した「DNA」をリリースした2019年、6年ぶりの日本公演が予定されているなど、20年以上第一線で活躍し続けています。

「トライ」は結成10周年を記念して発売された8枚目のアルバム「In A World Like This」に収録されたアコースティックなR&B調のバラードです。

困難に直面した女性にDon’t give up「あきらめないで」Try!「戦って」と励ましながら、Let me hold you baby when hope is gone.「希望が消えた時は抱きしめるよ」と心が折れそうな彼女を優しく包み込むように語りかける曲になっています。

まとめ

Let me ~を使ったフレーズは、カジュアルな場でもビジネスの場でも、様々なシチュエーションでとにかくよく使われ、日常の会話の中でちょっとしたお願いや申し出をする時にとても便利な表現です。

基本的なイメージの「~するのを放っておく」「~させておく」を踏まえつつ、Let meの後に置く動詞によっては日本語での意訳が「~してね」「~させて」「~するね」「~しましょう」と変化するニュアンスをしっかりとらえて、使いこなせるようマスターしましょう。

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