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結婚に限らず、英語でお祝いを言うならまずは “Congratulations!”(おめでとう!)が基本中の基本ですよね。ただ、これを書いて送るとなると、それを一言書いて送るだけじゃ物足りないと思う人もいるかも。
今回はお祝いのカードやメールを送るという想定で「ご結婚おめでとう!」の言い方を色々見ていきたいと思います。
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<目次>
まずは一言フレーズから
一番簡単なのは、やっぱり大きく「おめでとう!」と書いて終わらせてしまうこと。そんな便利なフレーズからまずは見ていきましょう。ちなみにこれらは口頭でお祝いを言う際にも、違和感なく使えます。
Congratulationg!
言わずと知れた基本中の基本、「おめでとう!」です
Happy wedding!
「ご結婚おめでとう!」に近いでしょうか
Best wishes!
日本語でいうと「ご多幸をお祈りします!」というのが近いフレーズです
I am so happy for you!
「お二人のために、私もとっても嬉しいです!」というフレーズ
もうちょっと長く書きたい人に
さすがに一言だけでは何だか物足りない・・・という方に、もう少し長いフレーズを見ていきましょう。一言フレーズに付け足すことで長くできるものもあります。
Congratulations on XX
一番ベーシックなフレーズです。例えば “Congratulations on your wedding!”(ご結婚おめでとう!)のように使います
Best wishes on XX
これも一言フレーズに付け加える形です。例えば “Best wishes on your life together as husband and wife”(ご夫婦としての生活にご多幸をお祈りします)
May XX (S+V)
これは少し使い方の難しい構文ですが、May + 主語 + 動詞で、「〜でありますように」というような願望や祈願を表します。例えば “May the years ahead be filled with love and joy”という文章は「これからの月日が愛と喜びで満たされますように」という訳になります
Wishing you XXX
これもBest wishesに近い言い回しですが、名詞が直接続きます。例えば “Wishing you the best of luck”(幸運をお祈りします)という感じです
Here’s to XXX
これは「〜に乾杯!」という言い回し。結婚式ではよく出てきそうですね。例えば “Here’s to a long happy marriage!”(長く幸福な結婚生活に乾杯!)という感じです
ちなみに・・・お祝いギフトはどうするの?
最後に、お祝いのフレーズとは直接関係ありませんが、お祝いのプレゼントについて、アメリカの場合を少しご紹介しましょう。
日本であれば、物を贈るよりは「ご祝儀」という形でお金のお祝いを渡すというのが一般的かと思います。これは結婚式に招かれた場合はもちろんですが、そうでなかった場合も、親しい間柄でなければあまり物のやり取りをせずにご祝儀で済ませる場合が多いのが通常ですよね。
一方アメリカだと反対になります。「ご祝儀」は確かに存在しますが、その金額は日本よりも低く、50ドル〜100ドルといったところです。式や披露宴に招待された人が、カードに挟んでお祝いを述べつつ新郎新婦に手渡しするというのが一般的です(少なくとも筆者の経験ではそうでした)。
その代わりに存在するのが物で渡すお祝いギフトです。これはウェディング・シャワーと呼ばれる、結婚前のお祝いパーティーで各自が持ち寄ったプレゼントを渡すというのが一つのやり方。そのほかにも「ウェディング・レジストリ」というシステムがあります。
レジストリとは、新郎新婦が欲しいもののリストをあらかじめ作っておき、お祝いする人がその中の送りたいものを選んでお金を出すものです。ほとんどの場合は百貨店や、そのほか指定の店舗、最近はアマゾンなどでリストを作り、お祝いする人が店舗やネットを通じて確認し、購入(送金)するというスタイルです。筆者の友人などは新婚旅行の旅費をみんなで出資する、というレジストリもありました。アメリカらしい、合理的なシステムですね。
おわりに
最近では様々な「結婚」のあり方や色々なスタイルの結婚式がありますから、不用意に “husband” “wife”などという言葉を使えない場合もあるでしょう。あまり気を使いすぎる必要もありませんが、気分を害さないような最低限の配慮をしつつ、心からのお祝いを贈りましょう!