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<目次>
no matter whatの意味や発音・アクセント
no matter whatの意味
matterは「問題」「事態」という名詞であり、「問題となる」という動詞です。動詞としてはしばしば、It doesn’t mater.「それは問題ではない」「そんなことは関係ない」という意味で使われます。no matter whatは、「何も問題ではない」「何も関係ない」というニュアンスになり、no matter whatをひとかたまりのフレーズとして文中で使うと、「たとえ何があろうとも、それは(決意や行動には)関係ない」という意味になります。どんなことがあっても変わらない強い意思を示す時に使われるフレーズで、「たとえ何があろうとも~する」というニュアンスになります。訳する時には「関係ない」とは言いませんが、根底にno matter「問題ではない」「関係ない」というイメージがあることを覚えておくと良いでしょう。
また、whatを「何」ではなく関係詞の「~ということ」という役割として使い、「たとえ何が~しようとも」「たとえ…(人・もの)が~しようとも」という使い方をすることもできます。
副詞的フレーズ
決意やゆるぎない気持ちを強調するために、文の最後をno matter whatで文を締めくくると、「何があっても」「何が何でも」「どういう事情であっても」と決意のほどを表したり念を押すような効果があります。どんな困難や障害、決意をぐらつかせる要素があろうとも、自分の意思や行動は変わらない、という気持ちを表す意味で使われます。
具体的に「何が~しようとも」と条件を限定する用法
これも副詞的用法ですが、whatの関係詞としての役割をよりはっきりとさせて、具体的にwhat以下で示す条件があり、それが仮にそうであったとしても気持ちや行動が変わらない、という意思を明確にする場合に使われる表現方法です。
whatを主格として後に動詞を続ける場合は、しばしばhappen「起こる」を伴います。We must continue no matter what happens.「何が起こったとしても続けなければならない」のように言うことができます。
whatを目的格として後に主語+動詞の節を続けると、より応用範囲が広くなります。I believe him no matter what you say.「あなたが何と言っても私は彼を信じます」のように、what以下のいかなる出来事、事情や状況にも関わらず、自分の意思を貫くことを伝える場合に使われます。
no matter whatの発音・アクセント
no matter whatは、matterとwhatの発音に気をつけます。まず、noはシンプルにノォまたはノと、ノーと引き延ばさず短めに発音します。matterは、アメリカ英語では通常ttの部分がLのような発音になり、マラァとなります。イギリス英語ではtの音をはっきり発音するので、マタァとなります。マタァと発音する場合、マターとタの部分で大きくアを発音する時のような口の形にはせず、トゥを発音した後口の形を変えず少し唇を突き出したまま、ァの音を続けるイメージになります。whatは、ホワットと発音してしまわないように注意しましょう。wの音は口を小さくすぼめてウの音で始めるのが基本で、ホというhの音はどこにも入りません。ゥワッ(ト)のように、最後のtは発音しないか、しても小さく軽くtの子音だけ発音します。続けて言うと、ノォ・マタァ・ゥワッ、またはノォ・マラァ・ゥワッとなります。
no matter whatを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス
たとえ何があっても、何が何でも
先に何が起こったとしても変わらない
今から先のことについて行動や意思、決意を表す時に、「この先何があったとしても、それは決意には関係ない」と気持ちの強さを表すために文末にno matter whatを付け加えます。I’ll be there no matter what.「何があっても行くよ」、I’ll support you no matter what.「どんなことが起こってもあなたを支えるよ」のように未来形で使うのが一般的ですが、未来の行動につながる気持ちを表すことが多いmust「しなければならない」、can「できる」、want「したい」などを使った文でも使われることがあります。
どんな理由や事情があっても揺るがない
過去から今現在、そしておそらく未来も変わらない、確固たる確立された感情や状態、状況について、現在形で用いられることもあります。例えば、I love you no matter what.「何があってもあなたを愛している」と言うと、「今までも色々なことがあっても愛してきたし、今後もそれは変わらない」という気持ちを表すニュアンスになります。after all、anyway「とにかく」still、yet「やっぱり」「それでも」、after all、at the end of the day「結局は」に近いのですが、より強く揺るぎない気持ちを表す時に使われます。
He never gave up no matter what.「彼は何があってもあきらめなかった」のように、過去の出来事や事象について使うこともできます。
何が~しようとも、…が~したとしても
what+動詞
You must stay focused no matter what happens.「何が起こっても集中を保ち続けなさい」のように、「何が」「どんなことが」の部分に幅を持たせて、動詞のhappen「起こる」というアクションの部分を限定させる用法です。この場合の主語としてのwhatは三人称単数扱いになるので、sをつけてhappensとします。ほとんどの場合はhappensを用いて「何が起こっても」という意味で使いますが、それ以外には、comes「来る(起こる)」、causes「引き起こす」、bothers「邪魔をする」、leads「導く」のような動詞や、makeのような使役動詞を使ってno matter what makes you ~.「何があなたを~させようとも」といった表現をすることもあります。
whatを漠然と「何」とせず、名詞を続けてwhat problem「どんな問題」、what color「どんな色」のように限定することもできます。
what+主語+動詞
「人・もの(主語)が何を~(動詞)しても」という、限定された条件を設定し、それにも関わらず、という意味で使う方法もあります。「何を~しても」という文にならなければならないので、「何を」という目的語につながる動詞(他動詞)を置く必要があります。She won’t forgive you no matter what you say.「あなたが何を言っても彼女はあなたを許さないでしょう」、He will make it no matter what it takes.「どんな手を使っても(どんな手段が必要だとしても)彼はそれを実現するでしょう」のように、様々な主語と動詞の組み合わせで使うことができます。
no matter whatに関してよくある勘違い
「何があっても」と決意の強さを表すno matter whatですが、「何が何でも」と訳されることも多く、実際そういう意味で使われることも多いフレーズです。ただし、「どうしても」と願望の強さを表す「何が何でも」という意味では、no matter whatは不自然な場合があります。
例えば、「有名店のパンケーキをどうしても食べたい」という場合、I want to try their pancakes no matter what.「どんなことがあってもその店のパンケーキが食べたい」と言うと、「どんな障害が待ち構えていようとも、たどり着いてパンケーキを食べる」ことを強く願うイメージになります。あるいは、「そのパンケーキがどんなにまずくても食べる」という意味にも取れてしまいます。no matter whatを使っても文法的には間違ってはいないし、状況的にも意味は通るのですが、シチュエーションや気持ちの強さと、そう願う理由などを考えると、不自然であったり、意図がはっきりしない場合があるのです。
「どうしても実現したい」という実現への意思の強さを強調したいのであればno matter whatと言っても良いでしょうし、no matter what you say「あなたが何と言っても」と条件を付け加えて具体的に「たとえ~であっても」の部分を明確にすると不自然ではありません。しかし、通常こうしたシチュエーションでは、I want to eat their pancakes so badly.「どうしてもあの店のパンケーキが食べたい」、I have to try their pancakes.「あの店のパンケーキをどうしても食べなきゃ」、のように言うとより自然です。
no matter whatをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?
no matter whatのようにnoで始まるフレーズは、話し言葉や簡潔に意図を伝える必要がある看板などの表示で使われるものです。ビジネスの場では、話し言葉であってもあまり好ましくなく、メールや文書でもほとんど使われません。次のようなフレーズに置き換えましょう。
何が何でも、何としてでも
by all means
承諾や同意の「ぜひ」「もちろん」という意味で使われるフレーズですが、文末に置いて「何としてでも」「是が非でも」「あらゆる手段を用いて」という意味で使うこともよくあります。
by any means necessary
「必要であればどんな手段を使っても」という強い決意を表す時に用いられ、「リスクを冒してでも」「多少汚い手を使ってでも」「何かを犠牲にしてでも」のようなニュアンスも含まれます。
at any cost
「どれだけ費用がかかっても」という実際お金がかかるシチュエーションで使うこともあれば、「どんなことをしてでも」「ぜひとも」「どんな代償を払ってでも」というような意味で使うことも多いフレーズです。
in any case
「どんな場合でも」というフレーズで、「どんな状況になろうとも」「何があっても」という意味合いでも使えます。
under any circumstances
「周辺の事情」「環境」「周囲の状況」という意味のcircumstanceを使い、「どんな事情があろうとも」「どんな状況下であっても」という意味のフレーズになります。
Be that as it may.
独立した一つのフレーズとして、「たとえそれがどうであろうとも」と、発言の最後に付け加えるように強い意思を表したり、相手の言葉を受けて賛同の意味で相手の決意を補完するように使います。
しばしば、それほど強い意思を表すのではなく、「たとえそれがそうだとしてもね」と付け加えて使ったり、相手の言葉へのリアクションとして「そうかもしれないが」「いずれにしても」「それはさておき」のように前置きしてから、話を切り替えたりまとめたりする時にもよく使います。
…が~するとしても、~だとしても
even if+主語+動詞
「たとえ…(主語)が~(動詞)だとしても」という意味のeven ifを使い、逆境やマイナス面などを仮の条件として提示し、それでも変わらない決意や、すると決めたことや起こるべきことが必ず起こるという確信を表します。We will achieve our goal this year even if we face the worst recession. 「最悪の不景気に直面したとしても、我々は今年必ず目標を達成する」のように、通常実際に起こる可能性が低いことを例えにします。even though「(人・ものが)~であるにも関わらず」という、すでに不利な状況などが起こっている場合に使うフレーズもあります。
in spite of / despite
後に名詞や名詞節を続け、「~にも関わらず」という表現を用いて同じようなシチュエーションを言い表すこともできます。
regardless
文末に置いて副詞的に「何が何でも」「とにかく」という意味になります。「とにかく」「(それに)関係なく」というニュアンスで使うこともあります。regardless of ~「~とは関係なく」とも言います。
without reference to / without regard to
「~とは無関係に」「~をまったく考慮せずに」という意味の熟語で、「~にも関わらず」というニュアンスで使うこともあります。without any reference toとanyを加えると、よりno matter whatに近いイメージになります。
no matter whatを活用した例文・会話文
A: Xiaofeng isn’t answering my calls because she thinks I cheated on her. But I swear to God I didn’t!
ショファンは僕が浮気したと思ってずっと電話に出ないんだ。でも誓ってそんなことしてないよ!
B: Are you talking about the day you and Katy went to Moxy’s? It was just two friends having beer and that’s all, wasn’t it?
ケイティとモクシーズに行った時のことを言ってるの?あれって、2人の友だち同士がビールを飲んだだけ、じゃなかった?
A: I know! I have nothing to hide. But everybody is accusing me and Patty even said she saw us kissing!
そうなんだよ!隠すことなんて何もないよ。でもみんな僕を責めてて、パティなんては僕たちがキスしたのを見たとまで言うんだ!
B: No way! I’ve known you since we were in high school and I know how much you care about her. Don’t worry, I believe you no matter what. Just talk to her. She’ll understand.
まさか!私はあなたとは高校のころからのつきあいだし、どれだけ彼女のこと大事にしてるかを知ってるわ。心配しないで、何があってもあなたを信じるから。彼女と話しなさいよ。きっとわかってくれる。
A: You are always smiley. How can you be so happy even though we are working so hard for such a pathetic wage and living in a shabby tiny apartment.
あなたっていつも笑ってるのね。私たちってみじめな時給で働きづめ、こんな小さなボロアパートに住んでるのに、なんでそんなに幸せそうでいられるの?
B: I had a tough life and I wasn’t happy at all until just before I met you. But one day I decided to be happy no matter what comes in my life.
あなたと会うちょっと前まで、辛い人生で不幸だと思ってたわ。でもある日、人生でどんなことが起こっても幸せでいる、って決めたの。
A: Hey, what do you wanna do for dinner? Pizza? Or we can go get some burgers.
ねえ、晩ごはんどうする?ピザ?ハンバーガー買いに行ってもいいね。
B: I’ve never seen you cooking since we moved in together. You don’t like cooking?
一緒に暮らし始めてから、あなたが料理してるの見たことないわね。嫌いなの?
A: I’m useless in the kitchen. No matter what recipe I use, I screw up every time. Do you hate me now?
僕は台所では役立たずなんだ。どんなレシピを参考にしても毎回失敗する。僕を嫌いになったかい?
B: Come on, honey, you are perfect as you are. I won’t stop loving you no matter what.
何言ってるの。あなたはそのままで完ぺきよ。何があっても愛が冷めるなんてことないわ。
no matter whatを応用した表現まとめ
no matter when/where/who
whatに代えてwhen/whereを使った関係詞節を置くと「(人・ものが)どこに/いつ/~しようとも」、whoを置いて「誰が~しようとも」のように言い換えることができます。
no matter how
whatに代えて、how+主語+動詞を使うことで「…(人・もの)がどう~しようとも」、または、how+形容詞+主語+動詞で「…(人・もの)がどんなに~であろうとも/しようとも」という表現をすることができます。
it doesn’t matter what +主語+動詞、it doesn’t matter what+動詞
「たとえ~しようとも関係ない」という表現で、no matter whatと同じニュアンスになります。
no matter whatとwhateverのニュアンスの違い・使い分け方
no matter whatは「何が何でも」「何としてでも」と訳され、似たシチュエーションで同じような意味を表す時に使われるwhatever「何でも」と、使い方や意味が混同されることがあります。
whateverや no matter whatのwhatそのものが主語となる節、例えば、whatever happensとno matter what happensは、どちらも「何が起こってたとしても」と訳され、意味もニュアンスも同じです。
whateverを+主語+動詞の形をとる文では、ほとんどの場合no matter whatに置き換えることができ、意味もほぼ同じです。
例:I will marry her whatever her father says.
彼女のお父さんが何を言っても彼女と結婚します。
Ⅰwill marry her no matter what her father says.
彼女のお父さんが何と言おうと彼女と結婚します。
どちらも、「彼女のお父さんの意見に関係なく、彼女と結婚するという決意は変わらない」という意味になりますが、whateverのほうは、「彼女お父さんが何を言ったとしても、結局自分の意思は変わらない」というニュアンスです。no matter whatを使ったほうが、お父さんが何を言おうと「関係ない」という意味になり、どんなことを言われても、それがどれほど強いものであろうと、決意が揺るがない、というかなり強い意思を表します。
whateverを「~なもの何でも」という目的節のような使い方をする場合は、no matter whatに置き換えることができません。この使い方の場合、whateverはポジティブに「…(主語)が~なものはなんでも」OK、と肯定的な文になることがほとんどです。no matterはnoという否定の言葉が入り「たとえ~でも関係ない」という否定のニュアンスのフレーズなので、
のwhateverをno matter whatに置き換えると、
と、つじつまが合わない文になってしまいます。
no matter whatの類似表現一覧
whatever it takes
ここでのtakeはcostと同様、費用や労力、対価、代償などを「必要とする」という意味で使われ、「どんな代償を払ってでも」というニュアンスのフレーズになります。no matter what it takesと同じ意味です。
in whatever way / in every single way
「どんな方法を取ってでも」と、あらゆる手段を尽くすという決意や、「あらゆる意味で」と物事に対する見解や評価などを確固としたものとして強調する気持ちを表します。
if it kills me
「たとえ(そのせいで)死ぬことになったとしても」変わらない強い意思を示す時に使うフレーズです。
or die trying
目的などに対する決意や意思を述べた後に付け加え、「さもなければ努力をし続けながら死ぬ」という、悲壮とも言えるかなり強い覚悟を表します。
despite everything
despite「~にも関わらず」everything「すべて」の組み合わせで「どんな条件・事情があるにしても」「何を差し置いても」という、目的の実現がどれほど大事であるかを示す表現です。
rain or shine
「晴れでも雨でも」という、日本語の「雨が降ろうが鑓が降ろうが」に似ていながらそれほど気持ちは強くない、「何があっても」「どんな時でも」という意味で日常よく使われる表現です。
wouldn’t miss ~ for the world
「絶対何があっても機会を逃さない」というイディオムで、絶対に参加したい、あるいは見届けたい大事な出来事や、見逃したくない場面・映画などについて話す場合に限定して使われる表現です。
somehow/anyway
「何とかして」「とにかく」という、少し弱めの表現ですが、実現のために何らかの方法を探して達成する、というシチュエーションや、理由や根拠はなんであれ「とにかく~なんだ」、と気持ちの確かさを表すような場合に使われます。
either way
「どっちにしても、なんにしても」という意味で、どんな方法を取るにしても結局は実現させる、というニュアンスです。結局のところ結論や結果は変わらない、ということを表す場合にも使われます。
【番外編】no matter whatの表現が使われている曲を紹介!
「Beautiful」 by Christina Aguilera
1990年代後半から現在に至るまで、アメリカだけでなく世界のポップ・アイコンとして不動の地位を築いているクリスティーナ・アギレラは、歌手デビューの地として日本を選んだこともあり、日本でもなじみ深く人気の高いシンガー・ソングライター/女優です。デビューから数年は、ブリトニー・スピアーズやジャスティン・ティンバレイクらとともにティーン・アイドルとしてスターになりましたが、その類まれな歌唱力は2008年にローリング・ストーンズ誌の「全時代を通した最高の歌手100人」の58位にランクされるなど折り紙つきです。
シンガーとしてだけでなく、作詞・作曲やプロデュースの才能も徐々に発揮し、2002年に発表した2枚目のアルバム「Stripped」にして早くもそのアーティスティックな音楽性やエンターテイメント性、世に与える影響力の高さを表します。自身が曲作りに関わったシングル「Dirty」が、過激すぎると物議をかもしたセクシーなMVの効果もあって大ヒットする一方、内面の美しさや自己肯定をテーマにしたバラード「Beautiful」は、ポジティブなメッセージと力強いながらも優しい歌唱が多くの人の共感を集め、様々な国でチャートのトップを独占しました。
I am beautiful「私は美しい」No matter what they say「人がなんと言おうとも」Words can’t bring me down「言葉には屈しない」という歌詞は、外見や自身のセクシュアリティに対する偏見のせいで自信や自尊心を無くしてしまいそうな人たちに勇気を与え、現在でもLGBTコミュニティのテーマ曲として様々なシーンで引用されたり歌われるなど、世界中に影響を与え続けています。
まとめ
英語という言語は、自分がこうと決めたことに対して揺るぎない決意や確固たる自信を、とてもストレートに強烈に表現することを好みます。no matter whatは「何が何でも」「どんなことがあっても」と訳されますが、実は気持ちとしては「どんなことがあろうともそんなの関係ない!」というもっと強い熱を持っているイメージです。曲の歌詞でひんぱんに使われるような、ドラマティックで詞的な響きを持つフレーズでもあります。
「どうしても」「絶対」くらいの軽いニュアンスで使う場合もありますが、これは根本的には熱い情熱が込められた言葉であることを分かった上で、大げさに言ったりジョークとして使う場合がほとんどです。
「絶対に実現する!」「どんなことがあっても変わらない!」と強調したい場面が来たら、熱意のほどを示すためにぜひ使ってみましょう。