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政府の旅行者誘致キャンペーンやオリンピック開催などもあって、日本を訪れる海外からの旅行者は年々増加しています。標識や案内板などに英語のほか中国語、韓国語が併記されるようになってからも随分経ちますよね。
ということは、道で外国人に「ここに行くにはどうやって行ったら?」と聞かれる人も増えたのではないでしょうか。というか、今後ますます増えるのでは?今回はそんな道案内に関しての英語フレーズをご紹介します。
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<目次>
方角、進行方向
東西南北がEast、West、South、Northだというのを知らない人はいないと思いますが、その他について例文に埋め込んだ形で見て行きましょう。
この道を「まっすぐ」行きます
GO STRAIGHT on this road / KEEP GOING DOWN this road
お寺を「通り過ぎる」までまっすぐ行きます
Go straight until you GO PAST the temple
2つ目の信号を「右に(左に)曲がります」
TURN RIGHT (LEFT) at the second traffic light
歩道橋の「上を渡って(下をくぐって)」行きます
GO OVER (GO UNDER) the foot bridge
「道を渡って」反対側に行きます
GO CROSS (ACROSS) THE ROAD to the other side
目的地の場所を特定する
ここにありますよ、これが目印ですよ、といいたい時に便利なフレーズです。
そのビルは病院の「向かい側にあります」
The building IS LOCATED ACROSS FROM the hospital
その噴水はビルの「前に(裏側に)あります」
The fountain is located IN FRONT OF (BACK OF) the building
そのお店があなたの「右側(左側)に見えてきます」
The store will COME UP ON YOUR RIGHT (LEFT) HAND SIDE
薬局まで行くと「行き過ぎです」
If you reach the pharmacy, YOU’VE GONE TOO FAR
大きな看板があるので「見逃しようがありません」
There is a big sign, so YOU CAN’T MISS IT
到達の手段と所要時間
「歩いて行くと」5分くらいでつきます
It takes 5 minutes BY WALKING
「地下鉄に乗って」行った方が早いですよ
It would be faster if YOU TAKE SUBWAY
あそこに「バスの停留所」があります
There is a BUS STOP there
道案内に便利な単語
例文はあげませんが、知っておくと便利な、道案内でよく使う単語をご紹介しましょう。
Traffic lights(信号)
Intersection(交差点)
Sign/Billboards(看板、標識)
Bus stop/train (subway) station(バス停、電車、地下鉄の駅)
One way street(一方通行)
Crosswalk(横断歩道)
Pedestrian(歩行者)
Landmark(史跡、ランドマーク)
やっぱり自信がなかったら・・・
そうは言っても道案内は定形のフレーズだけではすまないんじゃないだろうか。ちょっと不安・・・という方に役立てて頂けそうな言い回しをいくつかご紹介します。
ごめんなさい。どこにあるか分かりません
I am sorry, I don’t know where that is
お持ちの地図に印を付けてもいいですか?
Can I make a mark on your map?
あそこの交番で、おまわりさんに聞かれるといいと思います
I think you should ask the police officer at the police box there
一緒にお連れしましょうか?
Can I take you there?
タクシーに乗るなら、行き先を運転手の方に説明しましょうか
If you are taking a taxi, I can describe your destination to the driver
終わりに
知らない土地で迷ってしまうのは言葉が通じていても不安なものですから、海外からの旅行者にとってはなおさらでしょう。きっと英語の上手下手というよりは、親切に接してもらえたり、親身に一緒に探してくれることの方が安心できるのかもしれません。そして、彼らにとっての日本の印象は、そういった人の態度で決まってしまうことも多いと思います。
反対に言えば、どんなにブロークンな英語でも大丈夫ということです。人を助けようという気持ちの方が大切。次に道を聞かれることがあったら、怖がらず一緒に考えるくらいの気持ちで助けてあげましょう。
そして別れ際には ”I hope you will have a wonderful stay in Japan!”(日本滞在が素晴らしいものになりますように!)の一言を忘れずに!