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日本が国を挙げて誘致キャンペーンを行なっているおかげで、街には外国人観光客が増えましたよね。土産物店に限らず、日本の製品は高品質で「カワイイ!」と外国でも評判。どんなお店にでも外国人がお客さんとして現れる可能性があります。
今回はお店で働く皆さんに向けて、外国人のお客様を相手によく使いそうなフレーズをご紹介します。
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<目次>
「いらっしゃいませ」から「何かお探しですか?」まで
「いらっしゃいませ」は厳密に言えば”Welcome”ですが、ちょっとフォーマルな響きです。”Hello”の方がフレンドリーに聞こえます。お客様が店舗に足を踏み入れてから、商品を手に取るまでのあれこれをご紹介します:
May I help you?
そのまま訳せば「お手伝いしましょうか?」ですが、ニュアンスとしては「いらっしゃいませ」に近い、お客様にかける第一声です。
Please let me know if you need any help.
「必要でしたらお声がけください」という一言。自由に店内を見られる方が、お客様も嬉しいですよね。
Are you looking for something in particular?
「何か(具体的に)お探しですか?」というフレーズ。良いタイミングで声をかけたいですね。
お客様が欲しい商品を見つけたら・・・
ここからはお店の扱う商品によって少しずつフレーズは異なりますが、よく使いそうなものをご紹介しましょう:
Is this for you, or someone else?
「お客様にですか、それともどなたか他の方にですか?」という一言。品物によっては”Is this for a gift”(贈り物ですか?)と直接聞く場合もあるかもしれませんね。
What size would you like?
「どのサイズがよろしいですか?」というフレーズ。バラ売りのものや、食品なら”How much (many) would you like?”(どのくらいがよろしいですか?)と聞きましょう。
Would you like it in different color?
「違う色がよろしいですか?」という一言。Color(色)は商品によってFlavor(風味)、Pattern(模様)、Character(キャラクター)などに置き換えて。
Would you like to try it on?
「試着なさいますか?」。食品なら”Would you like a (またはto) taste?”(試食されますか?)、その他の商品ならシンプルに “Would you like to try?”(試して見られますか?)でもオッケーです。
Would you like a matching XX?
「それに合うXXはいかがですか?」というフレーズ。特に服飾品なら、お揃いの、またはマッチするコーディネーションがあるでしょう。
お買い上げ!となったら
日本のギフト包装と手際の良さは海外で賞賛され、お釣りを両手で渡す仕草は外国人に驚かれます。丁寧な対応で最後まで外国人のお客様をおもてなし!です:
Would you like this gift-wrapped?
「ギフト包装にされますか?」という一言。待ち時間が生じそうな場合は”Please look around the store. I will call you when it is ready”(準備ができましたらお声がけしますので、店内をご覧になっていてください)と伝えましょう。
Do you need extra bags?
「予備の袋をおつけしますか?」という一言。意外と外国に行くと、こういうサービスはないんですよね。嬉しい一言だと思います。
How would you like to pay?
「どのようにお支払いされますか?」。支払い方法はCash(現金)、Credit card(クレジットカード)、Traveler’s check(トラベラーズチェック)など。
I need your signature here.
「ここにサインをお願いします」というフレーズ。”Please sign here”でもオッケーです。
Here is your change.
「お釣りです」。ちなみにChangeは「お釣り」ですが、Exchangeは「両替」のことです。
Here is your receipt, thank you.
「領収書です、ありがとうございました」
終わりに
筆者が、日本を訪れたことのある外国人からよく聞く話の一つに「日本の店員はとても親切で、欲しいものを親身になって聞いて探してくれる」というものがあります。近年、「おもてなし」という言葉が流行語のようによく聞かれるようになりましたが、「おもてなしのDNA」とでも呼ぶべき文化は日本人に強く刻まれているのだなと思う瞬間です。
外国の方の、日本での良き思い出づくりのために、心のこもったおもてなしで対応したいですね。