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海外に出て困ることの一つに、病院でうまく病名や症状が伝えられないことがあります。特に擬音語が多い日本語ですから、特に症状に関しては「これ、英語で何て言うんだろう?」と思うことが多いのでは?
願わくばあまり起きて欲しくないシチュエーションですが、今回は風邪などのあまり深刻でない病気の際に、病院でよく使うフレーズをご紹介します。
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<目次>
良くある病名と症状
海外旅行に出た際に病気で病院にかかるとすれば、風邪、腹下し、食中毒といったところかと思います。それらを念頭に置いて、対応する英語をみて行きましょう。ちなみに「症状」は英語で言うとsymptomsです。
風邪の場合
I caught a cold(風邪を引きました)
I have a fever(熱があります)
I have a runny nose(鼻水が出ます)
I have a stuffy nose(鼻が詰まっています)
I can’t stop sneezing(くしゃみが止まりません)
I cough a lot(咳がたくさん出ます)
I don’t feel well(具合が悪いです)
胃腸系の場合
I have an upset stomach(胃の調子が悪いです)
I feel nauseous(気持ちが悪いです)
I threw up(嘔吐しました)
I have diarrhea(下痢をしています)
I have heartburn(胸焼けがします)
「痛み」にまつわる英語
ここが痛い
「痛み、痛い」を示す単語は基本的にはpain、hurt、ache、soreの4つです。それぞれに微妙にニュアンスは異なるのですが、後者の二つは特定の部位とあわせて使うことが多い単語です。たとえば:
Headache(頭痛)
Toothache(歯痛)
Stomachache(胃痛)
Sore throat(喉の痛み)
Muscle sore(筋肉の痛み、筋肉痛)
といった感じです。ですので、acheとsoreはいわば慣用句のようなものとして覚えておき、その他の部位が痛む場合は:
I have a pain in/on ~
My 〜hurts
と、painかhurtを使うと覚えておくと、まずは簡単かもしれません。
こんな風に痛い
日本語だと、痛みの種類を説明するのが擬音語の一番活躍する場面です。英語での説明の場合は擬音語は入りませんが、代表的なものをあげてみましょう:
poundingまたはthrobbing(ズキズキ)
poundingは、I have a pounding headacheといった感じで、頭痛の場合のみ使います。
stabbing、piercing、acute(キリキリ)
stabbingとpiercingは「刺すような」痛み、acuteは「鋭い」痛みのことです
dull pain(鈍痛)
stinging pain(ヒリヒリ痛い)
smarting pain(しみるような痛み)
「薬」にまつわる英語
薬を処方されたら、処方薬局に行って薬を購入します。その際に出て来る単語あれこれのご紹介です。
薬の種類
prescription(処方箋)
powdered medicine(粉薬)
pills/tablets(錠剤)
ointment(塗り薬)
eye drops(目薬)
nose(nasal) drops/spray(点鼻薬)
antibiotics(抗生物質)
antihistamine(抗ヒスタミン剤)
飲み方など
dose(〜回)
before/after meal(食前・食後)
between meals(食間)
apply(塗る)
take(服用する)
終わりに
知らない土地で具合が悪くなることほど、心細く不安なことはありませんよね。症状を説明するための単語を覚えておくのは、少しでもその不安を取り除くのに役立ちます。
また、普段服用している薬や持病が分かっていれば、事前に英訳したものを持っておきましょう。Get well soon!(早く良くなりますように!)