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<目次>
You betの意味や発音・アクセント
You betの意味
You bet.は非常にカジュアルな「もちろん」「間違いない」「確信がある」「その通り」を表すフレーズです。
betは「賭ける」という意味で、元々はYou can bet on it/that.「君はそれに賭けてもいいよ」、つまりそれだけ確信を持って物事が確実にそうである、と保証しているニュアンスのフレーズで、通常は非常にカジュアルに略した形のYou bet.を使います。意味は、大きく分けて次の4つです。
お金をかける
文字通り、お金を賭け事に使う意味です。
「もちろん」「間違いなく」
自分の行動を、言葉通り100%実行するという意思を表すため「もちろんそうするよ」という意味で使ったり、自分が言った事を「間違いなく本当だよ」と相手に保証するために使ったりします。You bet.と単独のフレーズで使うこともあれば、文頭に置いて後に具体的に保証している内容を続けることもあります。
「その通り」
相手の言葉に対して、100%の同意を表す意味もあります。
「どういたしまして」
お礼を言われた時に、非常にカジュアルに「いいよ」というニュアンスで使います。
You betの発音・アクセント
You bet.の発音は非常にシンプルです。ユゥと短く発音し、次のbetを強めにベェトと発音し、続けてユゥベェト、早く言う場合はユベェトとなります。ベェに強くアクセントを置き、トの音はほとんど聞こえないようごく弱くtの音だけを発音します。母音のオをつけてカタカナのトと発音しないよう注意しましょう。
You betを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス
単独のフレーズとして使う場合
誘われたり、予定を聞かれて「もちろんそうするよ」と積極的な意思を示す
一緒に何か行動をするよう誘われて、積極的に「もちろん!」と参加する意思を表す時にYou bet!と言うのが、このフレーズを最もよく使うシチュエーションです。
また、一緒に行動する予定ではなくても、Are you gonna go to the concert tomorrow night?「明日のコンサート、あなたは行くの?」と聞かれた場合もYou bet!「もちろん!」と答えることができます。
意思や気持ち、感想を聞かれて「もちろんだよ!」と答える
Do you like chocolate?「チョコレートは好き?」、Do you want a piece of chocolate?「チョコレート一口食べる?」と聞かれて、「もちろんだよ!」「当然でしょ!」のように、気持ちや意思を聞かれてOf course.に似たニュアンスでYou bet!と言うこともあります。
同意を表す
相手の話したことに自分も完全に同意する、という気持ちを強く表す時、特に未来の予測や相手が強く信じていることについて「もちろんそうだとも!」というニュアンスでYou bet!を使います。皮肉で「そうでしょうとも」と言いたい時にも使われることがあります。
完全な信頼
同意の表現に似ていますが、自分には確信がないとしても、相手の言うことが絶対だと信じている場合には「もちろんあなたのおっしゃる通り」という意味で使います。自分自身には意見がない、または相手が何を言っているのかわからない、という場合でも「あなたがそう言うなら」「よくわからないけど、とにかくあなたは正しいよ」という意味で、積極的に、あるいはわけもわからないままとりあえずYou bet.と言う場合もあります。
お礼への返事
非常にカジュアルに、「いいよ」「なんてことないよ」というニュアンスで、お礼に対する返事としてYou bet.を使うこともよくあります。
相手に「何かをしてあげた」という気持ちではなく、「これくらい、いいさ」と気さくで気を遣わせないイメージがあるので、面倒見の良い人が「お礼なんて」というスタンスでいたり、お礼を言われるのが照れくさいような場合などに、よく使われる傾向にあります。
このフレーズを様々なシチュエーションで好んで使う人もいれば、どんなにカジュアルな場でも言わない人もいるので、使うか使わないかは人次第、というところもありますが、誰かがこう言った時のために知っておくともちろん良いですし、自分自身も「どういたしまして」のバリエーションをいくつか持っておくのは大事なことです。時折ネイティブ・スピーカーっぽい雰囲気を楽しむために使ってみるのも良いかもしれません。
センテンスの中で使う場合
You bet.単独のフレーズではなく、後に自分の予定や意思を続けて「間違いなく~するよ」「~なのは当然だよ」と伝えることもできます。しばしば、You betの後に確信を持って伝える事がらはIで始まり、自分自身の行動が間違いなく起こるということや、意思について強い確信があることを、「あなたが賭けても損はさせない」というくらい間違いないと伝える言い回しです。
お金を賭ける
そもそもの「お金を賭ける」という意味で、You often lose when you bet on horse races.「競馬にお金を賭けるとだいたい負ける」のように使います。
予定・予測
人に予定を聞かれてYou bet.「もちろん」と答えるのではなく、自分から「絶対~するよ」と言いたい場合は、You bet I’ll come by 6am tomorrow.「明日の朝6時に絶対来ます」と、予定が間違いないことを伝えると共に、必ず来るという意思も強く表すことができます。
願望・意思
You bet I’d like to be there.「もちろん行きたいよ」と強い意思や願望を表したり、Do you have problem with it?「何か問題があるの?」と聞かれ、少しケンカ腰にYou bet I do.「もちろんそうさ」と強い意思を示すような場合にも使われます。
確信
Are you sure it was her?「本当に彼女だった?」のように事の真偽やどれくらいの確率で正確なのかを聞かれた場合に、You bet it was.「もちろんそうだったよ」と100%の確信を持って答えたりします。
You betに対しての返事や答え方のパターン12選
相手がYou bet.と確信を持って答えたり意思を伝えた場合、そこで会話が終わることも多く、納得すればただうなずくだけのこともあります。しかし、何か言葉をかけたり、疑いを示したりしたいこともあるので、よく聞かれるYou bet.に対する返事やリアクションを挙げてみましょう。
Yeah!
Thanks.
Cool.
Right on.
I believe you.
Are you sure?
I can?
If you say so.
I doubt it.
I don’t think so.
No way.
YAY! / Yeah!
自分にとって嬉しい返事としてYou bet.「もちろん(~するよ)」と言われて喜ぶ時のリアクションで、「やった!」「イエーイ!」と言うようなニュアンスです。YAYは「ィエイ」と、最初のイは軽く小さく、エにはアクセントを置いて強く、最後のイもはっきりと強めに発音します。他にも、Yes!「よっしゃ!」「いいぞ!」、Great!「よかった!」Super!「最高!」と言うこともあります。
Thanks.
もしどうしても来てほしいとお願いしていた誘いにYou bet!と気持ちよい返事がもらえれば、感謝の気持ちをThanks.と表すのが適切な場合もあります。
Cool. / Right on.
「いいね」「よかった」「そっか」という軽いポジティブなリアクションです。同じニュアンスで、Alright.、Good.、Nice.などと言うこともあります。
I believe you.
相手の確信に満ちたYou bet.に対し「信じるよ」という言葉によって「そうだよね」というニュアンスの同意を示すこともあります。
If you say so.
「あなたがそう言うならね」と、少し懐疑的な場合や、「あっそう」とあまり興味がないためそっけなく返す答え方です。
Are you sure?
「確かなの?」という懐疑的なリアクションです。Really?「本当?」とも言いますが、確信を表すYou bet.に対する返答としてはAre you sure?のほうが流れがしっくりきます。
I can?/Can I?
「そうか?」「賭けてもいいのかな?」というニュアンスの疑いを示す表現です。I can?よりCan I?のほうがより疑いが強いイメージです。
I doubt it.
「どうかな」「怪しいな」という疑いを強く表す返事です。
I don’t think so.
「そうは思わないね」と否定的に返す表現で、かなり強めのニュアンスです。
No way.
「まさか」「あり得ない」という完全な否定です。
You betに関してよくある勘違い
You bet.を直訳すると「あなたが賭けて」とも取れるのでDo you wanna bet?/You wanna bet?/Wanna bet?「賭けるか?」「賭けたら?」と混同されることがあります。
Do you wanna bet?は、①相手の、自分と異なる見解や信じ難い予測などに対し、「本当にそう思うか?」と自信・確信のほどを問うシチュエーション、②自分が立てた予測や、自分の意見・見解・セオリーの正しさに自信があり、相手が反対の意見や疑いを持っているとわかった時に「じゃあ賭けるか?」というシチュエーションに使われます。どちらも、自分の自信を示し、相手に挑戦的な態度を取っているイメージです。
You bet.はあくまでもYou can bet on it/that.という意味の省略で、「あなたが賭けても損はさせないという自信があるよ」という意味からの「賭けて」が転じて、「もちろん」「間違いない」「その通り」という意味を表すリアクションのフレーズです。
響きは似ていますが、Do you wanna bet?は相手の意見に疑問を表したり相手の疑念に反論する、You bet.は自分の自信・確信を表す、という、それぞれの意味やニュアンスに違いがあることに注意しましょう。
You betをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?
You bet.は非常にカジュアルなフレーズですが、話し言葉では、あえてこの自信に満ちた「もちろん」というフレーズを効果的に使うことがあります。しかし一般的には、どのような意味で使う場合でも、通常はビジネス向きではありません。フォーマルな場やメール・文書では、それぞれのシチュエーションに応じて次のような別の表現を使い分けると良いでしょう。
もちろん
相手に安心感を与える「もちろん」のビジネス向きフレーズは次の通りですが、さらにその後に具体的に、It‘ll happen.、We will make it.、We will make it happen.「実施します」「実現します」などや、能力があることを強調するために、We can./We are capable.「できます」We have the skill/technology/strategy/method.「私たちにはその能力/技術/戦略/方式があります」のようなフレーズを続けるとより説得力を増します。
Of course.
最もシンプルで伝わりやすい「もちろんです」というフレーズです。
Surely.
「間違いなく」「疑いなく」「確実に」という、Of courseよりもフォーマルで堅実なイメージを与える言葉です。
Certainly.
「確実に」「確かに」という意味で、確実に実行することを「もちろんです」と約束するニュアンスです。
Absolutely.
100%の確信を持って「完全に」「確実に」「絶対に」「もちろん」と自分の気持ちを伝える、少しカジュアルな響きがありながらもその分個人的に心に訴える力のある、「お任せください」というニュアンスを含むフレーズです。
Definitely.
自分自身の行動や意見に確信を与える場合や、客観的に物事の正確性を表す時に「間違いなくそうです」「疑いありません」という強いニュアンスで使う「もちろん」の表現方法です。
ぜひそうしたい
ビジネスシーンでは、「もちろん」と予定としての意思を表すだけでなく、「ぜひとも」という積極的なニュアンスを含ませることにより、嘘でもいいから「喜んで」という気持ちを強調するのも、時には必要です。また、実行を100%約束するのではなく、「ぜひそうしたい」という気持ちにフォーカスすることで、実際にはできないことがあった場合の逃げにもなり得ます。実はしない・できないと分かっている場合でもビジネス上「ぜひにも」と答えておく、ということもあります。
I’d love to.
「ぜひそうしたいものです」という、積極的な賛同を表す表現です。I’d=I wouldとwouldが入っているため、「もしできるなら」「そうさせていただけるのなら」というニュアンスが含まれています。
I wouldn’t miss it for the world.
「絶対に見逃しません」という意味で、「世界で何が起ころうとも駆け付けるべき大事なイベントである」と、少し大げさめに「ぜひ参加します」という気持ちを強調するフレーズです。
By all means.
承諾や同意を表して、「ぜひとも」「もちろん」という答え方です。
With pleasure.
「喜んで」と短く簡潔に表現するフレーズです。あまり大げさに言いたくない場合によく使われますが、少し事務的・儀礼的な印象も与える可能性があります。
It would be an honor.
「(もしそうできるのなら)大変名誉なことです」と、相手にとって大事なイベントに参加できることや、栄誉のある役目を与えてもらったことなどに、謙虚に喜びを表す表現です。
You have my word.
「お約束します」という意味の少しドラマティックなフレーズで、「言った事は必ず守る」という強い意思を伝える表現です。
賛成・その通り
Affirmative.
強い肯定を表すこの言葉をフレーズとして言うと、「賛成!」というシンプル且つ強い意思を示すことができます。
I agree with you.
「あなたの意見に賛成します」「あなたに賛同します」「あなたの意見が正しいと思います」という、それほど強くはありませんが明確に賛意や同意を表す表現です。
Certainly.
「そうですとも」と相手の意見を肯定する、とてもていねいで謙虚なニュアンスの同意の表し方です。
Absolutely.
相手が正確に物事を理解していることを「正しい」と保証する意味での「まさにそのとおり」「ごもっとも」という表現です。I absolutely agree with you.のようにセンテンスの中で動詞の前に置き、100%そうだ、というニュアンスを付け加えることもできます。
Definitely,
「間違いなくその通りです」と同意を示すこともできるフレーズです。
As might be expected. / As you would expect.
「ご承知の通り」「ご想像通り」「案の定」「ご期待通り」というニュアンスを多く含む、予想された答えや意見を「その通り」と肯定するフレーズです。
どういたしまして
You are welcome.
お礼に対する、定番のシンプルな返答です。
My pleasure. / Pleasure is mine.
「喜んで」「こちらこそ」という、より謙虚でていねいな表現です。
I’m glad I could help.
「お役に立てて嬉しく思います」という、少しカジュアルでパーソナルな表現は、親しい間柄の会話でよく使われるものですが、「喜んでもらえて良かった」という素直な気持ちをストレートに表し親近感を持ってもらうことのできる、ビジネスでも使える話し言葉のフレーズです。
You betを活用した例文・会話文
A: Hey Fred, we’re gonna go for a drink after work tonight. Do you wanna come?
やあフレッド、今夜仕事の後に1杯やるんだけけど、君も来ないか?
B: Yeah, you bet. I’m having a bad day and I really need some beer tonight.
もちろん行くよ。今日は散々な一日だから、今夜はビールが必要だ。
A: I lost the game today because I was not in a perfect condition. But I will beat her next time!
今日は調子が万全じゃなかったから負けてしまったわ。でも次は必ず彼女に勝つ!
B: You bet! You just have to work on serve a little bit and you will win for sure.
ああ、そうさ。あとはサーブを少し調整すれば必ず勝つよ。
A: How many times do I have to tell you that you can’t leave dirty clothes on the floor?
床に汚れた服を置かないでって、何度言えばいいのかしら?
B: I’m sorry mom. I was in a hurry.
ごめんなさい、ママ。急いでたんだ。
A: If you do it again, I’ll make you do laundry everyday for a week, understand?
もしまたやったら、1週間毎日洗濯させるわよ、いいわね?
B: Yes, you bet I won’t do it ever again.
うん、絶対もう二度とやらないよ。
A: You didn’t come to the party last night. Did you work until late?
昨夜パーティに来なかったわね。遅くまで仕事だったの?
B: No, my girlfriend and I went to a Yankees game.
いや、彼女とヤンキースのゲームに行ったんだ。
A: Wow, did you enjoy it?
ワオ、楽しんだ?
B: You bet. We won 5-0!
もちろんさ。5対0で勝ったよ!
You betを応用した表現まとめ
You can bet
センテンスの冒頭に置き、確かだと確信して事を述べることで「~なのは間違いない」「間違いなく~だ」という意味の文を作ることができます。
You can bet your money on it.
より具体的に、「お金を賭けてもいいよ」と言うことで、You bet.と同じ意味ですが少し強いニュアンスになります。
You can bet your bottom dollar.
「最後の1ドルを賭けてもいい」という意味で、相手に有り金をはたかせても大丈夫と言えるほどの自信がある、というかなり強い確信がある場合に使うイディオムです。
You can bet your (sweet) life.
お金の代わりにlife「命」を賭けても、という極端な比喩ですが、それだけ自信があるということの表れとしてカジュアルに使われます。sweetはスラングで「良い」「大事な」「最高の」「愛しい」を表すので、sweet lifeは「大事な命」というニュアンスです。
You bet your ass (I…).
あまり上品な表現ではありませんが、センテンスの中で使って「間違いなく~するよ」と表現するスラングです。You bet your ass I’ll be there!「絶対行くからな!」のように使います。
You betとI betのニュアンスの違い・使い分け方
You betとI bet、どちらも「確信」を意味する単独フレーズであり、センテンスの中でも使われる表現です。主語が違うだけなのですが、ニュアンスがそれぞれ異なります。
You betは、これまで見てきたように「もちろん」と相手に対して太鼓判を押すようなニュアンスで使われます。
一方I betは、I can bet money on it/that.を省略した表現で、I bet.と単独のフレーズで使うと、「その通りだね」「本当にそうだよね」と同意や賛成の意思を表す意味合いが強くなります。また、センテンスの中で使うと、人の気持ちや行動、物事の推移、未来の予測などに対して、自分の意見に「自分自身が賭けてもいいくらい確信がある」という意味で、「絶対そうだと思うよ」「~は絶対そうに違いないだろう」というニュアンスになります。
センテンスの中で使う場合、①何かが確実に起こると断言する、②相手の気持ちや状況に共感をする、という場合によく使われます。①はI bet he has a girlfriend.「彼には絶対彼女がいるよ」のように使い、You bet he has a girlfriend.とYou betに言い換えても意味もニュアンスも同じです。若干You betのほうが確信が強いイメージです。一方②は、I bet you’re in love with her.「君は間違いなく彼女に恋してるね」と、話している相手の行動や気持ちに対しての共感や予測を言い表します。You betでは、「あなたが賭けてもいい」と言っているその「相手」その人の行動や気持を予測する、というのはつじつまが合わないので、You bet you are/will…という文は成り立ちません。
You betの類似表現一覧
Sure. / For sure.
「もちろん」のカジュアルな表現です。
You betcha.
You bet.の別の言い方で、よりカジュアルなスラングです。
Darn right.
あまり上品ではない、「その通り!」「あんたが正しい!」「そう言っただろ!」というスラングです。
Positive.
意見や気持ちを伝えた後「本当に?」と確認されて「確かです」「間違いない」「もちろん」とあらためて答える場合のフレーズです。
No worries. / No problem. / Anytime.
「どういたしまして」のカジュアルな言い方です。
【番外編】You betの表現が使われている曲を紹介!
「U + Ur Hand」by P!nk
2000年にデビューしたシンガー・ソングライターのピンクは、当初はR&B色の強い曲を発表しており、人気R&Bアーティスト/プロデューサーのベイビーフェイスらが制作陣にした名を連ねたファースト・アルバム「Can’t Take Me Home」からカットされたデビューシングル「There You Go」などのヒットで、すぐに人気アーティストの仲間入りをします。その後、徐々にロック色の強いポップスなど幅広いジャンルの音楽性を打ち出し始め、日本でもビヨンセやブリトニー・スピアーズらと共演した清涼飲料水のコマーシャルや、映画「ムーラン・ルージュ」の主題歌「レディ・ママレード」などで人気を博しました。
2003年リリースの3枚目のアルバム「Try This」に収録されたシングル「Trouble」でグラミー賞の「最優秀女性ロックヴォーカル・パフォーマンス賞」を受賞し、その後もコンスタントにアメリカのポップ・シーンで第一線で活躍し続けています。
2008年にリリースしたシングルである「ユー・アンド・ユア・ハンド」は、彼女のキャリア中盤期を代表する大ヒット曲です。彼女を誘おうとする男性を「私は楽しんでるんだからあっちへ行って」と邪険に扱い、彼を手厳しく評価する曲で、You’re in the corner with your boys/ You bet them five bucks/You’d get the girl that just walked in,「隅っこで仲間同士、今入ってきた女の子をモノにできるかどうか5ドル賭けてる」but she thinks you suck.「でも彼女はあんたの事“最悪”って思ってるよ」と、曲を通して強気な言葉が並びます。
まとめ
学校では習わない表現ですが、英語圏、特に北米のネイティブ・スピーカーはカジュアルな会話の中でYou betをよく使います。映画やドラマを観ていると耳にする機会も多いでしょう。応用範囲も広く、様々なシチュエーションで活躍する表現ですが、You wanna bet?やI betとの意味や使い方、ニュアンスの違いをしっかり理解していないと、ピッタリくる場面で使うのがなかなか難しい表現でもあります。
うまく使いこなせれば、英会話上級者っぽくなるこなれた表現ですので、しっかり習得してぜひボキャブラリーに加えてみましょう。