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<目次>
You’re welcomeの意味や発音・アクセント
You’re welcomeの意味
You’re welcomeは、You are welcomeのYou areの部分を略した、比較的ていねいですがカジュアルな場面でもよく使う「どういたしまして」という意味です。またはセンテンスの中で通常to+動詞で「あなたの~(すること)を歓迎します」、「どうぞ~してください」というニュアンスでも使われます。
welcomeの基本的な意味は、「歓迎」です。名詞、形容詞として「歓迎」「歓迎すべき」、動詞としては「歓迎する」という意味になります。このwelcomeを、センテンスの中でどう使うか、どんな品詞と組み合わせるかによって、意味やニュアンスが色々変わります。
お礼への「どういたしまして」
Thank youとお礼を言われたら、その返事としてまずほとんどの人がYou’re welcomeというフレーズを思い浮かべるでしょう。「どういたしまして」の最も一般的なフレーズの一つです。直訳すると「あなたを歓迎しています」なのになぜお礼への返事になるのかと言うと、その感謝している相手に対して、「あなたのためなら、こんなことも歓迎だよ」というニュアンスで、「あなたのためだからしたんですよ」、と答えているいうイメージです。
歓迎する
もう一つ、welcomeという言葉を聞いて連想するのはWelcome to Japan!「ようこそ日本へ!」という歓迎の気持ちを表す言葉でしょう。この意味で使う場合は、You’re welcomeの後にinやatの前置詞と相手を歓迎して受け入れる場所を続けたり、歓迎するべき相手の行動(動詞)ををtoの後に付け加えて「あなたが~ここにいるのは歓迎ですよ」「あなたが~するのを迎しますよ」というふうに言います。
You’re welcomeの発音・アクセント
ユアウェルカム、と1つの単語のようになめらかに発音します。welcomeのlと最後のmeの部分は、日本語のルとムのように母音のウを発音しないよう注意します。アクセントはweの部分に強く置きます。
You’re welcomeを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス
謝意に対しての「どういたしまして」
Thank you、Thanks、Thanks a lotとシンプルにお礼を言われた時は、こちらもシンプルにYou’re welcome「どういたしまして」と反応すればほぼ間違いがありません。相手のお礼のカジュアルさやフォーマルさ、謝意の大きさの度合いに合わせて、返事も色々変えたほうが自然ですが、You’re welcome はていねいよりのカジュアルな「どういたしまして」なので、使える範囲が広いフレーズです。
日本の文化では謙遜が美徳とされるため、Thank youと言われても「いえいえ」「たいしたことありません」と言ってしまいがちですが、ストレートにお礼を言われたらこちらもにっこり笑って素直にYou’re welcomeと答えるほうがお互い気持ちが良いものです。
歓迎
You’re welcomeの後に場所を続けると、「あなたを~に歓迎しますよ」という意味になり、「~にいていいですよ」「どうぞ~にいてください」とある場にいることをすすめたり、泊る場所をオファーする時に使うフレーズになります。あまり積極的な言い方ではないので、「もしよければ」という気持ちを含ませることもできるし、それほど歓迎しているわけではないけど「別にいいですよ」という微妙な気持ちを表す場合もあります。
You’re welcome here「ここにいてもいいんですよ」You’re welcome at my place「うちにいてくれていいよ」というニュアンスです。もう少し積極的に「ぜひどうぞ」という気持ちを込めたかったら、You’re always welcome at my place「うちに来る/泊るのはいつでも歓迎ですよ」と言うと良いでしょう。
相手がすることを容認したり歓迎する場合は、toの後にその行動を表す動詞を続けてYou’re welcome to ~で、「~するのは歓迎ですよ」と言います。これもやはりそれほど積極的な言い回しではないので、「~していいですよ」と許可を与えるニュアンスになったり、「よかったらどうぞ~してください」という控えめなオファーになります。
これらはすべて、基本的には歓迎の意を表してはいますが、もし強く「ぜひ!」とすすめたり「大歓迎です!」という気持ちを込めたい場合は、You should ~やWhy don’t you ~?と言うので、You’re welcome ~と言われたら、場合によっては素直にお言葉に甘えず遠慮する姿勢を見せたほうが良いこともあります。
お礼を促す皮肉や催促
映画やドラマなどで、相手が一言もお礼を言ってないのにYou’re welcome!と言っているシーンを見たことがある人も多いかと思います。これは、何かお礼を言われるべきことをしたのに、相手が文句ばかりで全く感謝している様子がない時などに、あえて自分からYou’re welcome「どういたしまして」と言って、相手に「お礼を言うべきじゃないのか?」「私のおかげだよね?」ということを伝える皮肉です。
あるいは、助けなどの申し出をしているのに、相手が遠慮や躊躇してなかなかこちらの善意を受け取ってくれない時に、先回りしてYou’re welcomeと言うことで、「いいから申し出を受けて“Thank you”と言いなさい」と促していることもあります。
You’re welcomeに対しての返事や答え方のパターン11選
お礼を言われた場合のYou’re welcomeは、その返事で会話が終わっていることが多いので、それに対してさらに返事を返すことはあまりありませんが、お礼の気持ちが大きい場合には、さらに重ねて感謝の意を伝えることがあります。例えば、
I owe you one
You are my hero
You are a life saver
I couldn’t have done it without you
などです。
You’re welcome to ~ のように歓迎の意を示された時は、
That’s nice of you
That‘s nice/Nice
Are you sure?
などと答えます。
Let me know if there is anything I can do
「なにか私にできることがあったら言ってね」と、お礼にどんなお返しができるか尋ねている場合と、次に相手に何かがあった場合には自分が助けるという意思を伝えている場合とがあります。
I owe you one
「借りができたね」というニュアンスです。つまり、何かあったら今度は自分が助けるよ、という気持ちの表れでもあります。
You are my hero/ You are a life saver
「私のヒーローね」「命の恩人だよ」と言うことで、どれだけ助けが大きかったかをあらためて尊敬や憧憬の気持ちを込めてこう伝えることもよくあります。
I couldn’t have done it without you
「あなたなしではやり遂げられませんでした」と、何かを一緒に達成した時に協力やサポートをしてくれた相手にかける言葉です。
Thanks/Thank you
歓迎の意を示してくれた相手には、シンプルに「ありがとう」と言って受け入れます。
That’s nice of you
受け入れるかどうかは別として、相手の親切に対するリアクションとして、「それはご親切に」とていねいに謝意を表す時に使います。申し出を断る場合も、まずThat’s nice of youまたはThank youと言ってからbut…と断るフレーズを言うとていねいです。
That’s nice/Nice/Cool
もう少しカジュアルにThat’s nice「それはいいね」と言ったり、より軽く「いいね」というニュアンスでNice、またはCoolと言うこともあります。
Are you sure?
You’re welcome to ~が少々控えめな申し出、歓迎なので、場合によってはAre you sure?またはRally?と確認することで、「本当にいいんですか?」と遠慮がちな姿勢を示したほうが良いこともあります。相手の申し出が予想外に太っ腹だったりして驚いた時もこう言います。
You’re welcomeに関してよくある勘違い
You’re welcomeは感謝の言葉に対する万能の返事と思われていたり、必ず言わなければならないフレーズかのように思われているところがありますが、実はネイティブ・スピーカーは半分以上の割合で他の言い方をしますし、また軽いThank youにはYou’re welcomeも何も言わなくても良いこともあります。例えば服や身に着けているものを”I like your shirt”とほめられれば当然”Thank you”と言いますが、それに対して律義にYou’re welcomeと返すのは逆に不自然です。
また、Thank youやI appreciate it「(行動などに対して)感謝します」などとシンプルに謝意を伝えられた場合はYou’re welcome で良いのですが、I don’t know how I can thank you「なんとお礼を言ったらよいのかわかりません」 I can’t thank you enough「感謝してもしきれません」のような形で感謝の気持ち強く伝えられたら、You’re welcome ではそっけなく聞こえてしまいます。Not a problem「全然大丈夫ですよ」、Don’t worry about it「気にしないでください」や、I’m glad I could help「お役に立ててうれしいです」など、相手の言葉に合わせてフレーズを選ぶとより自然です。
文法的に間違えた使い方をしないよう気を付けるために確認しておきたいのは、welcomeは形容詞でも動詞でもあり、「どういたしまして」「~は歓迎である」というニュアンスで使う場合のwelcomeは形容詞であるということです。日本語に訳すと「~を歓迎する」になるので動詞のような響きがあり、日本語で「~が歓迎される」という文の場合、すべて受動態でbe動詞+welcomedにしなければならない、と勘違いされることがあります。「どういたしまして」の意味で使うYou’re welcome、また「~していいよ」というYou are welcome to~のwelcomeは形容詞なので、「あなたは~することを歓迎されている」と頭の中で日本文を作ってしまいYou are welcomedと間違う場合があるので気を付けたいところです。また、人ではなく物に対して「~を歓迎する」、例えばAny suggestions are welcome「どんなご提案も歓迎です」というセンテンスの場合も形容詞としてのwelcomeを使います。動詞の過去分詞であるwelcomedは、We were welcomed by the family「私たちはその家族に歓迎された」というように「私たち」が歓迎されるという対象である受動態の文を作る場合にのみ用いられます。
You’re welcomeをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?
You’re welcomeは、You areの部分をYou’re と縮めている略語になるので、口語でありカジュアルな表現です。面と向かって軽く「いえいえ」というニュアンスで言う場合はビジネスの場でもYou’re welcomeと言ってもかまいませんが、口頭でもていねいにきちんと答える場合、またはメールや書面では必ず略せずにYou are welcomeとします。
また、よりていねいでプロフェッショナルな印象を与えるためには、次のように言うと良いでしょう。
どういたしまして
It is/was my pleasure
直訳すると「それは私の喜びです」ですが、「喜んで」「お役に立てて嬉しいです」というようなニュアンスがあります。The pleasure is mineも同じように使えますが、よりフォーマルな印象があります。
I’m happy to help
少しカジュアルな言い回しになりますが、「お手伝いできるのが嬉しい」という言い方をすることで「喜んで」という意味になります。
You are most welcome
mostを入れることで、「あなたの事は最大限に歓迎です」、つまり「喜んでしたことですから」と素直に気持ちよく謝意を受け入れている印象になります。
It’s the least I could do
控えめに「これくらいしかできませんが…」という言い方です。あまり力になれないけどこれくらいなら、という場合や、相手の行為が自分に大きな利益をもたらした後でこちらも何かをして感謝された場合、「あなたがしてくれたことに比べれば…」とあらためて相手への感謝を含みつつ「大した事ことないですよ」と言いたい場面で使うと良いでしょう。
I couldn’t have done it without you
「あなたなしでは成し得なかった」という言い方で、お礼にシンプルに「どういたしまして」と感謝を受け入れるのではなく「こちらこそ」の意味合いが強くなる返事です。
Not at all
少しくだけた印象になり口頭でしか使いませんが、「気にしないでください」「全然かまいませんよ」と言う言い方です。「感謝するほどの事でもない」「くらいのこと当然です」のようなニュアンスがあります。
歓迎
~ would be welcome
「~は歓迎ですよ」という~is/are welcomeのbe動詞の部分をwould beに変えることで、「もしよろしければ」「もしあなたがそうしたいなら」というニュアンスが加えられ、よりていねいで控えめな印象を与えます。
I/We would welcome ~
上記の~ would be welcomeを能動態にした形です。控えめながらも「私(たち)は~を歓迎します」と自分の意思として歓迎の意が示されていることで、~ would be welcomeよりも客観的ではなくなります。
give a warm welcome to/give someone a warm welcome
新しい人を会社やチームメンバーなどに迎え入れる時の紹介のあいさつによく使われるフレーズで、「~(人)を暖かく迎える」という意味です。
You’re welcomeを活用した例文・会話文
You are welcome to ask if you have any questions.
質問があればどうぞお聞きください。
I would welcome your advice on this matter.
もし何かこの問題についてアドバイスがあればお願いします。
Let’s give a warm welcome to Mr.Sasaki.
佐々木さんを暖かくお迎えしましょう。
A: Wow, thank you so much!
わあ、どうもありがとう!
B: You’re welcome. I’m glad I could help.
どういたしまして。お役に立てて良かったよ。
A: You are my hero, really.
あなたは本当に私のヒーローよ。
B: Oh come on. It was nothing.
よせよ、たいしたことないって。
A: You’re welcome to use my car while you’re staying here.
ここにいる間僕の車使っていいよ。
B: Are you sure? Don’t you have to use it?
本当に?使わなくていいの?
A: These days I’m biking most of time. It’s all yours.
最近ほとんど自転車なんだ。車はご自由に。
B: Wow. Thanks!
ワオ、ありがとう!
A: No worries.
いえいえ。
You’re welcomeを応用した表現まとめ
You’re very welcome
You’re welcome「どういたしまして」とあいさつのように返すよりも「全然いいんですよ」というニュアンスを含ませたい時に使いますが、前述のYou’re most welcomeだと友達同士での会話などでは大げさに聞こえてしまう、という時に言うとちょうど良いでしょう。
You’re always welcome
「いつでも歓迎ですよ」と言うことで、「あなたのためなら」というニュアンスがあり、好意を持っていたりお互いいつも助け合う関係があったりする場合に使います。
You’re most welcome to ~/You’re more than welcome to ~
most やmore thanを付け加えることで、ただの「歓迎」ではなく「大歓迎」という意味になります。
You’re not welcome to ~
「あなたの~(すること)を歓迎しません」という意味で、「お呼びではない」「あなたが来ても誰も喜ばない」「場違いだ」など、拒否・拒絶の意思を伝える言い方です。遠回しのようにも聞こえますが、notという否定は「受け入れない」という明確な意思の表れなので、かなりきつい印象です。不快感を表したりハッキリNoと伝えたい時に使います。
I’m welcome to ~
自分が手助けなどを申し出する時に、「喜んでしますよ」というオファーの仕方で辞書や日本人の人が書いた文法の解説では目にすることがありますが、実はネイティブ・スピーカーは使いません。I’m happy to~「喜んで~します」やI’m willing to~「~してもかまいません」のほうが自然です。
Welcome back/Welcome home
「お帰りなさい」いう、と戻ってきた人や自宅に帰ってきた人への歓迎の言葉です。
You’re welcomeとNo problemのニュアンスの違い・使い分け方
ネイティブ・スピーカーと話していると、You’re welcomeよりもNo problemのほうをよく耳にするかもしれません。どちらも「どういたしまして」の大定番です。
You’re welcomeは「喜んで」という気持ちが含まれており、No problemもほぼ同じ気持ちで使いますが、「問題ないよ」「大丈夫」「気にしないで」「いいよ」というニュアンスが強くなります。また、No problemはSorryという謝罪に対しても使える返事です。
You’re welcomeのほうがていねいでやわらかい響きがあるのでYou’re welcomeはあらゆる年齢層に対して、立場もあまり問わず使えます。また、カジュアルなシチュエーションであればビジネスの場やフォーマルな場でも問題なく使えます。
No problemはカジュアルでフレンドリーなニュアンスがやや強く、上司や目上の人、かなり年上の人に対して、また少々あらたまった場面では言わないほうが良い場合もあります。逆に友達とワイワイ騒いでいるような場でちょっとした事に軽くThanksと言われたら、You’re welcomeよりもNo problemのほうが自然です。
You’re welcomeの類似表現一覧
Anytime
「いつでもいいよ」という意味での「どういたしまして」です。
De nada
スペイン語の「どういたしまして」の定番です。北米にはスペイン語を話す移民の人が多いこともあり、カジュアルな会話の中ではほぼ英語のように当たり前にスペイン語の言葉やフレーズが聞かれます。
My pleasure/Glad to help
「喜んで」のニュアンスが強い「どういたしまして」の最も多く使われるフレーズです。
Sure/Of course/You bet /You got it
「当然だよ」「これぐらい、いいんだよ」というニュアンスを含む頼りがいのある返事です。
That’s OK
「いいよ」という、基本的には「どういたしまして」の言い方ですが、「喜んで」という気持ちがあまり感じられないので、あまり意味なく「うん」「いえいえ」という軽い返事の場合が多く、時にしぶしぶ行った行為に対するお礼への返事だったりもします。
No worries
「大丈夫だよ」「いいよ」という軽い返事です。No problemに近いニュアンスで使います。
It’s nothing /It’s no trouble
No problem、Not a problemとほぼ同じですが、「なんてことないよ」というニュアンスがより強く「これくらい大丈夫だよ」というカジュアルな答え方です。
Don’t mention it
直訳すると「それを言わないで」と言う意味ですが、「いいってことよ」というニュアンスで「どういたしまして」と同じ気持ちで使って良いフレーズです。「もういいってば」「何言ってるの」という気持ちをより強く表す時は、Don’t be silly「バカなこと言わないの」、Oh come on「やめてよ」と言うこともあります。
Thank you, too./No, thank YOU!
「こちらこそ」の定番フレーズです。No, thank YOU!は、「こっちのほうがお礼言わなきゃ」という気持ちが強く、YOUの部分を強調して言います。
I should be the one thanking you
「こちらのほうがお礼を言わなくてはなりません」という謙遜と感謝が含まれた「こちらこそ」のていねいバージョンです。
Ditto
「こっちも同じだよ」というとてもカジュアルなスラングで、Thank youに返して言うと「こちらこそ」というニュアンスになります。
I know you’d do the same for me.
「あなたもきっと同じことを私にしてくれるから」という言い方で、自分がしたことはたいしたことではない、と謙虚な気持ちを表しつつ、お互いが助け合う信頼関係にあることを伝える表現です。
I know you’ll do the same for someone else.
上記と同じニュアンスで、“同じことをする”対象が“私”ではなく“他の人”になっているので、相手が優しい人だということを知った上で「あなたらなきっと同じことをしたよね」と、謙遜と相手への敬意を表した言い方です。
Welcome to ~
You’reの部分を省いて「歓迎する」という言い方で、「~へようこそ」「いらっしゃいませ」という歓迎の定番フレーズになります。
Welcome aboard
もともとは飛行機や船などに乗り込む時に「どうぞお乗りください」「いらっしゃい」というような意味で使うフレーズで、新入社員など新しく会社やチームに加わる人への歓迎として「ようこそわが社へ」「ようこそわがチームへ」と言う場合によく使います。
【番外編】You’re welcomeの表現が使われている曲を紹介!
「You’re welcome」by Dwayne Johnson (from “Moana”)
日本では2017年に公開されたディズニー制作の3Dアニメーション映画「モアナと伝説の海(原題『Moana』)」の中でマウイというキャラクターが歌った曲のタイトルで、歌詞の中にも何度もYou’re welcomeが出てきます。
このマウイは、「神の釣り針」を使って姿を自在に変えられる半神半人で、人に感謝されることが大好きなキャラクターです。命を創造する力がある女神の「心」を盗んだことにより幽閉されていたのですが、主人公の少女モアナに会った時自らの行いを「感謝されるべきだ」と言い張り、様々な自然現象もすべて「俺のおかげだ」というこの歌を歌います。
マウイは、「太陽をつなぎとめた」のも「そよ風をおこした」のも自分で、皆が自分がしたことに感謝しているべきだと、誰かにThank youと言われてもいないのに自ら繰り返しYou’re welcomeと歌っており、感謝の言葉を暗に要求するニュアンスとしてのYou’re welcomeが何度も使われています。
まとめ
おそらく英語を習い始めて最初の段階で覚える、最も良く知られたフレーズの一つがYou’re welcomeです。たいていの人は、Thank you同様、頭の中で翻訳する必要もなく口からスルッと出てくると思います。他の色々なフレーズもこれくらいのレベルで、意味を考えずにシチュエーションに応じてとっさに口から出せるようにしたいものです。
また、あまりにも浸透していて意味を考える機会がないのですが、よく掘り下げてみると実は意外に奥が深く、日本語とは違う英語の考え方・発想の面白さがわかるフレーズでもあります。それを知った上で、You’re welcomeと他の色々なフレーズをシチュエーションや自分の気持ちに応じて使い分けることを楽しんでみましょう。