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ボストンはアメリカの北東部に位置するマサチューセッツ州の州都です。
NYまではバスでたったの3-5時間。
アメリカの中でも古い歴史をもつこの都市はヨーロッパ風のレンガ造りの建物と近代建築が共存する魅力的な街です。
ボストンはハーバード大学を筆頭に名門大学のキャンパスが数多くある学術都市です。
街全体の治安も良く活気に溢れています。
ここではボストンの特徴やボストン留学のメリット・デメリット、どんな語学学校があるのかを期間や目的別にご紹介していきます。
ボストンへの留学を考えている方や語学留学に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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<目次>
ボストン留学の3つの魅力・メリット
ここではボストン留学のメリットを1つずつご紹介します。
学生が多い
学術都市でもあるボストンは大学が非常に多い街です。
世界的に有名なハーバード、マサチューセッツ工科大学(MIT)の他にもボストンカレッジやバークリー音楽大学もあるため、世界中から優秀な学生が集まっています。
学生の多い街でありながらも日本人の留学生の数はそれほど多くありません。
そのため、英語学習に集中できる環境があります。
質の良い学校が多くビジネスチャンスに繋げやすい
大学進学を目標とした生徒も多いため、ボストンの語学学校は質の良い学校が多いのが特徴です。
留学生も明確な目的を持って学習する人が大半であるため、コース内容も充実しています。
ボストンでの留学には、高い志の仲間たちと質の良い授業を受けることができるメリットがあります。
交通の便が良い
広大なアメリカでは住む場所によっては車が無いと暮らせないこともありますが、ボストンの公共交通機関は非常に発達しています。
MBTA(Massachusetts Bay Authority)が路線バスや地下鉄、近郊列車、フェリーを運営しているため、非常に便利な生活を送ることができます。
地下鉄の路線も色分けされており旅行客や留学生にも分かりやすいシステムになっています。
ボストン留学の3つのデメリット・注意点
魅力の多いボストン留学ですがもちろんデメリットもあります。
ここでは3つのデメリットをご紹介します。
物価が高い
ボストンの物価は日本と比べるとやや高い傾向にあります。
世界各地の物価を数値化して比べることのできるサイト「NUMBEO」でボストンと東京の物価を比べると、家賃やレストランはボストンの方が高く、食料品価格はボストンの方が低いことが分かっています。
治安の悪い地域がある
ボストンはアメリカの中では治安が良い地域として知られています。
それでも銃やドラックが日常的に存在するアメリカの危険度は日本とは比べ物になりません。
ロックスベリー・ドーチェスター・マタパン・ジャマイカプレーンは治安が良くない地区として知られています。
興味本位で危険なエリアに近づくことは絶対に止めましょう。
また、地下鉄の中やカフェではスリや置き引きに注意する必要があります。
海外にいることを常に自覚した生活を心がけましょう。
冬は極寒になる
ボストンは日本と同じように四季があります。北海道と同じ気候区分に属しており冬の寒さはとても厳しいです。
12月~3月の間の平均気温は7℃、平均最低気温は-5℃なので、ボストンで冬を越える予定のある方は防寒着を用意しましょう。
外気温は低いですが、セントラルヒーティングという建物全体を暖めるシステムのおかげで室内は日本より遥かに暖かく、快適に過ごすことができます。
ボストン留学で人気の主要エリア3選
ここではボストンで留学生に人気のエリアをご紹介します。
ダウンタウン
ヨーロッパの街を彷彿させるようなレンガ造りの街並み、石畳の小道と近代的な建築がバランスよく入り混じった魅力的なエリアです。
程よい大きさのダウンタウンには史跡も多くレストランやショッピングモールもあるので街歩きにもピッタリです。
多くの私立語学学校はダウンタウンにあります。
ビーコンヒル
ダウンタウンの西隣に位置し、石畳の舗装とレンガ造りの家並みが印象的な丘の上に広がる美しい高級住宅街です。
丘の上からはアメリカ最古の都市公園であるボストンコモンが見下ろせます。
ビクトリア様式の建物が続く街並みは夜になるとガス灯が灯りロマンチックな雰囲気になります。
起伏の激しいエリアですがレストランやブティックも数多くあります。
ケンブリッジ
チャールズ川の対岸に広がる、世界的に有名な学園都市です。
世界最高峰のハーバード大学や理系の最高峰MITなど名門校が集まり、政治や医療、芸術、音楽など全ての分野に及ぶ優秀な人材を輩出している街です。
アカデミックな雰囲気漂う落ち着いたエリアです。
ボストンで留学先を決める時の3つのポイント
ボストン留学の決め手となるポイントを3つご紹介します。
アメリカの歴史や芸術に触れることができる
ボストンはアメリカでも最も古い街の一つです。
イギリスからの独立のために戦った史跡が数多く残り、街並みにはヨーロッパを思わせる石畳が広がります。
「ボストン茶会事件」の舞台やアメリカ独立戦争の契機となった「コンコード」も足を延ばせば見にいくことができます。
また、世界三大美術館の一つであるボストン美術館、ハーバード美術館、ボストン科学博物館、ハーバード大学自然史博物館などの見どころも多くあるため、芸術や文化にたくさん触れる機会があります。
ハイレベルな人の繋がりができる
ボストンには、アメリカの最高峰の大学であるハーバード大学、世界中から研究者たちが集まるMITの他にもボストン大学やエマーソン大学という名だたる大学が数多くあります。
これらの大学では無料イベントやサイエンス系のセミナーが頻繁に開催されています。
学術都市でもあるのボストンは知的好奇心がある人であればどんどん新しいことを吸収できる環境があります。
食べ物が美味しい
国際色が豊かなボストンは多国籍料理を楽しむことができます。
街中にはインドやベトナム、タイ、日本といったアジア系のレストランも多くあります。
中華街もありますので中華料理はもちろん日本の食材を手に入れることもできます。
港街であるボストンではイタリアンやシーフード料理もおいしいので、留学中に食生活で困るということがありません。
ボストン留学でおすすめの学校を期間別に紹介(特徴、立地、学習期間とコース内容、費用)
ここでは、短期(1ヵ月以内)・長期(1ヵ月以上)の期間別に学校をご紹介します。
1ヵ月以内の短期で学べるおすすめの学校2選
①KAPLAN International Languages (HP) ―80年の実績と優れた大学進学プログラム
世界中に約40校の校舎を持つ、世界最大規模の英語学校であり独自の「K+」ラーニングシステムで多くの留学生を成功に導いています。
学校は地下鉄ハーバード駅から徒歩一分という利便性の高い場所にあります。
コース:総合英語、集中英語、ビジネス英語、英語試験対策、フレックス、半日英語、他多数
その他:1週間から受講可、アクティビティ充実
対象年齢:16歳以上 (ジュニアコースは12~18歳)
一般英語コース費用(1週間)
総合英語(20hr/週) | 半日英語(15hr/週) | 集中英語(26hr/週) |
$500 | $470 | $590 |
②OHC (Oxford House College) (HP)―40年以上の歴史を持つ語学学校
ロンドンに本部を構え、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリアに校舎を持つ世界的な語学学校です。
ボストン校はボストンの中心地にあるファニエルホールエリアの歴史的建造物の中にあります。
コース:一般英語、Intensive TOEFL、Executive English、1:1チューター、
その他:毎週月曜入校、最大16人/クラス、1週間から受講可、滞在先手配あり
1週間のコース別費用(授業時間:9:00am-13:25pm)
一般英語(General English) | Intensive TOEFL | Executive English |
$340 | $355 | $355 |
19レッスン | 20レッスン | 20レッスン |
1ヵ月以上の中期・長期でおすすめな学校2選
①ASC(Academic Student Center) (HP) ―高い大学進学率を誇る中・長期向け学校
ボストン市内に2つ(ダウンタウン、コモンウェルス通)のキャンパスを構えています。
大学への進学を目指す生徒が多く集まるこの学校の大学進学率はなんと70%です。
ESLや試験対策用用の授業だけではなく、大学進学に向けたプライベートレッスンもあるので具体的な目標のある方にはお勧めです。
16週間からのコース設定で1ヵ月で1セッションという仕組みなので生徒の入れ替わりも激しくなく落ち着いて学習できます。(登録は前月の第3木曜になります)
コース:集中ESL(週21hr)、IELTS準備、TOEFL準備、プライベートレッスン、
その他:6レベル、16週間からの申込、夕方からのクラスもあり、充実のアクティビティ、
コース別費用/16週間
Intensive ESL | IBT TOEFL準備 |
$3,850 | $3,850 |
登録費$150、学費deposit$250 | 登録費$150、入学deposit$250 |
②Kings Education (HP) ―郊外の落ち着いた雰囲気の中で勉強できる
ダウンタウンから地下鉄で45分程離れたチェスナットヒルという郊外にあるパインマナーカレッジのキャンパス内にある学校です。
ESLや試験対策だけでなく、アートやビジネスが学べるコースもあります。
学生寮もあるので落ち着いた環境で勉強に集中することができます。
コース:バケーションコース、コンパクトコース、インテンシブ、英語+企業コース、試験対策、ディプロマコース、大学進学準備コース、他
その他:毎週月曜スタート、最短2週間からのコースあり、学生寮あり(ホームスティ手配も可能)
対象年齢:16歳以上
コース別費用/4週間
インテンシブコース
|
英語+ビジネス・リーダーシップ(4週間コースのみ) | コンパクトコース
|
$2,100 | $2,152 | $1,672 |
ボストン留学でおすすめの学校を目的別に紹介(特徴、立地、学習期間とコース内容、費用)
ここでは、目的別におすすめの学校を紹介します。
スパルタで本気で学べるおすすめの学校
NESE (The New England School of English) (HP) ―少人数で高品質な授業を受けられる
ハーバードスクエアにある学校です。
このエリアには劇場やコンサートホールがあり、大学では学生を対象としたアクティビティも多く開催されているため、知的好奇心を満たすことのできる最高の場所です。
もちろんカフェやショッピングも楽しむことができます。
NESEでは、ハーバード・イエール・コロンビア大学といった名門大学の学位を持つ優秀かつプロ意識の高い講師から一流の指導を受けることができるのがポイントです。
学力レベル別の授業はもちろん、個人のニーズに合わせた授業を展開していくため効率的に目標を達成することができます。
社会人向け、学生向けにそれぞれのプログラムがあります。
社会人向けのアクティビティの中には地元の企業訪問やハーバード大学のレクチャーへの参加といった将来の実務に役立つ経験をすることができます。
コース:インテンシブ、セミインテンシブ、各種試験対策、ビジネスコミュニケーション、プライベートレッスン、他多数
その他:10レベル、アクティビティ充実、多様なアフタースクールコース(発音強化、法律英語、等)、滞在先手配あり
1セッション(4週間)の学費
Intensive Course(9:00-15:15) | Semi-Intensive(9:00-12:30) |
$1,895 | $1,385 |
(その他:入学料$185、授業料deposit$150、教材費$140(目安)、その他(健康保険、速達料等))
女性でも安心して学べるおすすめの学校
BSML (Boston School of Modern Languages) (HP) ―80年以上の歴史のある学校
ボストン南部に位置するロズリンデールという住宅街にある石レンガの歴史的な建物の中にある語学学校です。
広大なキャンパス内には劇場もあり、生徒たちによる演劇やコンサートを楽しむこともできます。
学生寮やホームスティ先もキャンパスから徒歩圏内にあるので女性でも安心して滞在することができます。
コース:General English、General English Intensive、テスト準備、個別指導、サマープログラム、児童英語プログラム(6-11歳)、アカデミック英語プログラム、他
その他:12レベル、少人数制、パートタイムクラスあり、滞在先手配あり
コース別費用/1週間
General English Intensive | Test Preparation Program | General English/Part-Time |
24レッスン/週 | 26レッスン/週 | 20レッスン/週 |
$340/週 | $365/週 | $320/週 |
(その他:入学金$150、学費デポジット$150、他)
とにかく安く通えるおすすめの学校
SPRACHCAFFE GEOS BOSTON シュプラッハカフェ/ジオス・ボストン校(HP)
イギリス・アメリカ・カナダに多く校舎を持つ語学学校であり、ボストン校は市内の中心地にありボストンハーバーも徒歩圏内です。
日帰りNY旅行やハーバード大学見学、というボストンならではのアクティビティも満載です。
日本人比率20%弱(2018年平均数値)なので、国際的な環境で学ぶことができます。
コース:パートタイム、スタンダード、スタンダード+、インテンシブ、スーパーインテンシブ、選択コース、個人レッスン、TOEFL、IELTS対策、大学進学準備
その他:1週間から受講可(例外あり)、最大14名/クラス、滞在先手配あり、アクティビティ充実
対象年齢:16歳~
コース別費用の目安(入校時期によって異なる可能性があるためHPで確認をして下さい)
パートタイムコース | スタンダードコース | インテンシブコース |
10レッスン/週 | 20レッスン/週 | 30レッスン/週 |
$300 | $440 | $520 |
(その他:教材費$80/又は貸し出し(デポジット有))
ボストン留学で英語が伸びなかった人の失敗談
ボストンへ留学経験のある人たちの失敗談をまとめました。
日本人とばかり遊んでしまった
異国の地で暮らすことにはストレスがつきものです。
慣れない環境でつい日本人を頼ってしまい、気が付けばいつも日本人と遊んでいたということにもなりかねません。
悩みや相談は日本人と分かち合うのも大事ですが、留学の目標を再度確認して自分を律する力が必要です。
留学期間が短すぎた
ボストン留学の悩みの種は「料金が高いこと」です。
特に初心者の場合、短期コースで英語漬けになったとしても思うような成果が出ない場合もあります。
英語力に自信がない場合はフィリピンなどの物価の安い国で留学をしてある程度のレベルに達してからボストンに英語力を磨きに行くのも良いでしょう。
ボストン留学で英語が伸びた人の評判・口コミ
ボストン留学を成功させた人たちの意見をまとめました。
モチベーションの高い仲間と出会えた
学術都市であるボストンの魅力は「優秀な人材が集まっている」ことです。
語学学校の講師や仲間の中には驚くような経歴の持ち主がいることもあります。
大学主催のセミナーに参加することによって色々な人との繋がりができます。
将来に繋がるような素晴らしい出会いのチャンスがあるのもボストンならではです。
アクティビティーを楽しめた
ボストンの語学学校で主催するアクティビティーには、アメリカの歴史を辿るツアーやNY日帰り旅行があります。
留学中にボストンと周辺の素晴らしい環境を楽しむことができます。
クラス内で英語力を身に付け、アクティビティーで覚えた英語を使う機会に恵まれています。
ボストン留学でおすすめのエージェント4選
ボストン留学におすすめのエージェントをご紹介します。
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EIKARA編集部としてイチオシなのが、CMでも放映されている「スマ留」です。
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- 「語学学校ごとに授業料が同一価格だからわかりやすい」
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【番外編】ボストン留学にいくなら必須の持ち物
ボストン留学に必要なものをまとめました。
入国書類(パスポート、F-1ビザ、I-20(入学許可証))なども忘れずに準備しましょう
常備薬・化粧品
鎮痛剤や目薬、胃腸薬などは日本から使い慣れたものを用意していくと良いでしょう。
化粧品やコンタクトレンズ、生理用品も日本から持っていくことをお勧めします。
防寒具(冬に留学をする場合のみ)
冬のボストンの気温は氷点下になります。
室内は快適ですが外出時用の対策はしっかりとする必要があります。
コートや手袋は厚手のものを用意するといいでしょう。
パソコン・電子辞書
勉強道具(文法書や単語帳)はもちろん、電子辞書も持っていくようにしましょう。
携帯電話の辞書を使っても良いですがWi-Fi環境が必ずしも整っているとは限りません。
学校の宿題やエッセイを書くにはパソコンも必要になります。
軽いノートパソコンがあると便利です。
まとめ
アメリカの歴史の中で要衝の地でもあるボストンは、芸術、文化、科学、あらゆる面で世界的なレベルを誇っています。
世界最高峰である有名大学が数多くあり、博物館、美術館、コンサートホールも充実しています。
ボストンでの留学は知的好奇心を満たし、将来への仕事に繋がる英語力を確実に付けることができる最高の場所です。
目標に合わせた学校選びで、留学を成功に導きましょう。