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楽しかった留学生活が終わり、日本での生活に戻られたみなさん。まるで留学中の生活が夢だったかのように、当たり前の日常が戻ってきてなんだか気が抜けてしまっているのではないでしょうか?
また、これから留学生活を控えている方にとっては「数か月~数年の短い留学で、本当に英語が定着するのかな?」という不安もあることでしょう。
そこで今回は、留学後に英語力を維持し続けるために必要な10のことをご紹介してみたいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
1.毎日英語を耳に入れる
留学期間中は、生活のあらゆる場所で英語が聞こえてきていたはずです。特に一つ一つを意識して聞き取ろうとしていなくても、常に英語に囲まれた生活というのは語学の習得に最適の環境です。
ところが日本に帰ってきた途端、日本語だけに囲まれた生活をしていては、せっかく定着しかけた英語が頭からスルスルと抜けていってしまうことになりかねません。そこで、留学期間中となるべく近い環境を作り出すことで、英語力を維持するようにしましょう。私なりにいくつか具体的な方法を以下にまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね!
・洋画や海外ドラマを見てみる
・海外のラジオを聞いてみる
・英会話関係のYouTubeチャンネルを見てみる
2.海外の友達を作る
日本に居ても、ネイティブと英語で話すことはできます。普通に生活しているとあまり出会うこともないかもしれませんが、実は日本にはたくさんの海外の方が滞在しているんです。
自治体で海外の方をサポートするボランティアを募集していたり、一般団体でインターナショナルな異業種交流会を開いていたりと、海外の友人を作る場は探せば必ずあります。
ちなみに私は、自分の大学で学んでいる留学生をサポートする「留学生チューター」に応募することで海外の友達をたくさん作りました。
こうした友達は、帰国したあとも海外に出向くきっかけになったり、テレビ電話で英会話をしたりと長いお付き合いになっています。
3.オンライン英会話を利用する
最近流行りのオンライン英会話を利用するのも一つの手ですね!
日本で海外の友達を作るとなると、やはり新しいコミュニティに飛び込んでいかなくてはならなかったり、勇気を出して積極的に話しかけなくてはならなかったりと、ストレスも多いです。一方でオンライン英会話は、講師がしっかりと会話をリードしていってくれますので、ストレスなく自然に英語を話すことが出来ます。
リーズナブルなスクールも多くありますので、興味がある方は探してみてくださいね。
4.定期的に自分のスキルを試す
どんなに気を付けていたって、母国である日本で、母語である日本語に囲まれて生活していたら、必ず英語力は鈍ってきます。
そこで、なにか自分で目標を作って学習を怠らない姿勢を保つようにしましょう。
特に文法や単語はどんどん記憶から抜けていってしまいますので、地道に暗記しつづけるのが大切です。
5.時間を見つけて海外旅行へ出向く
自分の留学した国や英語圏の国に旅行に行きましょう。
長期間滞在しなければならない留学だと、そう何度も行けるものではありませんが、海外旅行なら時間を見つけて1~2年に1度行けるのではないでしょうか。
本当に周囲が英語だらけの環境で、緊張感を持って英語を話すことは最高の刺激になります。
6.留学中の記録を作ってみる
留学中に新しく学んだちょっとしたフレーズは、周囲の景色やその場にいた人の顔ぶれと強く紐づいて記憶に残っていたりします。
せっかく学んだ生の英語を決して忘れることが無いように、当時撮った写真を見直しながら自分なりの留学体験記を作ってみましょう。
その時初めて学んだフレーズも合わせて書き込んでおくと、より効果的な記録になるでしょう。
7.仕事で英語を使うチャンスを掴む
これから就職活動を控えている方はもちろん、既にお勤め先が決まっている方も、仕事で英語を使うチャンスがあれば積極的に取りに行きましょう!
業種や職種によってはなかなか難しい部分もあるかもしれませんが、同僚の方に「英語が話せますので、そういったお客様やお電話があればお任せください!」と伝えておくだけでもチャンスが巡ってくる可能性は十分にあります。
8.英語学習アプリを活用する
留学から帰国後は、新たな生活のスタートで何かと忙しいことでしょう。そこで、スキマ時間の活用はとても重要なテーマになってきます。
最近は、英語学習アプリがどんどん充実してきていますので、自分ぴったりのものを見つけてスキマ時間で取り組んでみてはいかがでしょうか?
海外の最新ニュースを題材に英語学習できるアプリや、発音チェック機能のついたアプリなど、バリエーションも豊富です。
ぜひ一度見てみてくださいね。
9.英語で手帳や日記をつけてみる
定期的に英語でアウトプットする習慣をつけるのも大切なことです。
手帳の予定を英語で書いてみるのはとても手軽に始められる方法ですね!
スケジュールに書くような簡単な英単語でも、「そういえばこれって英語で何て言うんだっけ?」というのが登場するかと思います。
都度調べていけば、日常生活に関する語彙も自然に増えていくことでしょう。
もう少し時間に余裕のある方なら、英語で日記をつけてみるのもおすすめです。
ブログやSNSで公表すれば、ネイティブの方からのコメントももらえるかもしれませんよ!
10.英語で考え事してみる
普段、黙っていても頭の中でいろいろなことを考えていますよね。そんな考え事を英語でやる練習をしてみましょう!
まとまった期間留学していた方であれば、「日本語で考えて英語に訳す」という段階から「言いたいことが英語で浮かんでくる」という段階へ徐々にシフトしていっているのを実感したことがあると思います。
いつもいつも意識していると疲れてしまうかもしれませんが、「えーっと、今日の予定は・・・」なんて考えごとをするときに英語でアウトプットする練習をしてみてはいかがでしょうか?
貴重な留学経験を最大限に活かそう!
留学人口が増えてきたとはいえ、まだまだそんな貴重な経験ができる人は限られています。
せっかくの経験を無駄にしないように、帰国後もスキルを磨いて英語力を維持向上していきたいものですね。
今回ご紹介した10のポイントも参考にしながら、自分にぴったりと合う方法を見つけていきましょう!