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日本の若者の「内向き志向」が問題視されていますが、実際にはメディアの煽りに過ぎません。
その証拠に、語学留学などの短期留学を含めると、2009年以降から海外に留学する人の数は大幅に増えています。(※1)
どうして語学留学をする人の数は増加しているのでしょうか?そこで今回は、語学留学をオススメする7つの理由についてご紹介します。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
1.使える英語が身につく
海外に語学留学すると、「生きた英語」とも表現されることがある、本当に使える英語を学ぶことができます。
筆者の場合、語学留学をして海外の生活や習慣にショックを受けるよりも、日本で学習した英語の使えなさ加減にショックを受けるほうが大きいものでした。
「あなたの使う英語は堅苦し過ぎる。もっと状況を判断して、その時々に合わせた英語を使いなさい。」と当時の語学学校の先生にアドバイスされたことは、いまでも忘れられません。
格好いい英語を学習するのも良いですが、本当に相手に伝わる英語を学ぶ大切さを語学留学で教えられました。
2.色々な英語が聞き取れるようになる
国内で英語を学習する場合、発音はなるべくアメリカかイギリスの英語の発音を真似るよう努力されるのではないでしょうか?
筆者の場合も、好みのイギリス英語の発音を身につけようと、イギリス英語ばかりを聞いて、必死に学習したものです。
その努力が無駄になることは決してありませんが、語学留学すると、色々な国の人が話す英語を耳にする機会に恵まれるでしょう。
恥ずかしながら、イギリス英語漬けだった筆者は留学初期の頃、それらの人が話す英語を理解するのに苦労しました。
もしかすると、語学留学していなかったら、いまでもネイティブのきれいな発音の英語以外は、聞き取れない人になっていたかもしれません。
3.新しい価値観や考え方に出会える
日本人同士だと、お互いにわかりあえることも多いものです。
しかし、語学留学の授業で同じクラスの生徒たちと意見交換をする場面では、「そんな考え方もあるのか?!」と驚かされることもしばしば。
新しい出会いは、新しい価値観と考え方との出会いでもあります。
それを楽しむことができるのも、語学留学の良いところでしょう。
4.英語の勉強に身が入る
本来、根が勤勉な方は、国内にいたとしてもきちんと英語を習得することができるでしょう。
しかしながら、怠け癖があったり、コツコツ勉強するのが嫌いな筆者のようなタイプの人であれば、語学留学で英語を強制的に学習しなければならない状況に自分を置くことをオススメします。
海外で自分の英語が伝わらないと思い知らされれば、悔しさのあまり英語の勉強にも身が入るでしょう。
また、ある程度お金を使って留学したのであれば、元を取るためにも一生懸命勉強しようという気になるのではないでしょうか。
5.自分に自信がつく
語学留学するなら、言語を学習するだけではなく、短期間ながら海外で生活をすることになります。
海外で生活することは、気楽な観光旅行と違い苦労を伴うこともあるでしょう。
海外で生活するためには、ビザの手配から現地の住居選び、そして生活するためのライフラインの確保や通信機器の購入など、あらゆることを行う必要があります。
それらの手続きをすることは、右も左もわからない状態の海外なら大変なことは容易に想像できるのではないでしょうか。
しかし、それらをすべてクリアした後には語学力だけではなく、自分に自信が持てるようになっているでしょう。
6.広い視野を身につけることができる
語学力がアップして、さまざまな人と意見交換ができるようになったり、日本語ではない言語で物事を考える癖がつくと、それまで自分が持っていた視野をさらに広げることができます。
言語と思考は深く結び付いていますから、語学学校に通って日本語ではない言語を話す環境にいると、考え方にも影響を受けることがあります。
また、さまざまな人との出会いは、視野を広げるのに助けになるはずです。
もちろん、ほんの数ヶ月の語学留学で、それまでの自分が崩壊するほどの影響を受ける人は、まずいないでしょう。
しかし、語学留学という体験は、その当時は当然のことながら、人生の中でも素晴らしく特異な体験の一つに数えられるものです。
そのため、長い目で見た時に、語学留学が自分の視野を広げるきっかけになった、と気づくこともあるのではないでしょうか。
7.次のステップへ進む踏み石になる
「とにかく語学が身につけばそれでいい!」と、将来のことはあまり考えずに語学留学をされる方もいらっしゃるでしょうし、語学留学後の進路について明確に決めている方もいらっしゃるでしょう。
どちらが良い悪いという訳ではなく、どちらの場合も、語学留学が次のステップに進む踏み石になるのではないでしょうか?
語学がしっかり身につけば、次は語学を活かして活躍したいと願うようになるかもしれません。
また、すでに語学留学後の進路を決めている方であれば、語学留学の経験を活かして自分の進みたい進路を掴み取ることができるかもしれません。
さらには、語学留学を通して新しい価値観や考え方に影響されて、新たな人生の目標を掲げることができるかもしれませんね。
おわりに
語学留学がオススメな7つの理由についてご紹介しました。
積極的な態度で語学留学に臨むなら、そこから得るものは多いでしょう。
上記の語学留学がオススメな理由の一つ一つを見るだけでも、メリットこそあれデメリットになるようなものは見つからないのではないでしょうか?
時期を逃がしてしまうと、ズルズルと実現できないまま人生を過ごす羽目になるでしょう。
もしも、「語学留学してみたいけど、どうしよう?」と迷っているのであれば、ぜひチャレンジできる時に行動を起こして、語学留学されてみてはいかがでしょうか?
(※1)参照資料:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/__icsFiles/afieldfile/2016/04/08/1345878_1.pdf