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人口密度が非常に高く、人とモノが行き交う混沌としたアジアの大都市―と聞くとマニラを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
フィリピンの首都、マニラは近年目覚ましい発展を遂げている巨大都市です。
マカティを初めとする新興都市では外資系レストラン、高級住宅街や巨大ショッピングモールが立ち並び、人々は洗練された生活を楽しむことができます。
英語を公用語としているため、フィリピン人の英語運用能力は非常に高く、日本からの語学留学先としても人気が高まっています。(タガログ語も公用語です)
同じアジア圏にいながら格安で英語が学べるマニラ留学は、学生から社会人まであらゆる人にお勧めです。
ここではマニラの特徴やマニラ留学のメリット・デメリット、どんな語学学校があるのかを期間や目的別にご紹介していきます。
マニラに留学を考えている方や北欧留学に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
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<目次>
マニラ留学の3つの魅力・メリット
マニラ留学のメリットは大きく分けて3つあります。
ここではメリットをご紹介します。
アクセスが良い
日本からマニラへは直行便で約4~5時間です。
マニラ(フィリピン・ルソン)へは、デルタ航空、フィリピン航空、JAL、ANAの他にLCCでも直行便が数多くあります。
出発空港は東京(羽田・成田)、大阪、名古屋、福岡です。
主要都市からの直行便も多く、時差もわずか1時間なので気軽に行くことができます。
教師・学校の質が高い
フィリピンの名門大学はマニラに集中しています。
マニラの語学学校にはそれらの名門大学を卒業した有名な講師が多数在籍しています。
そのため指導力の高い講師から英語を学ぶことができます。
また、世界中からビジネスマンや留学生が集まる都市なので、学校間の競争も激化し、その結果として各学校のレベルも高くなっています。
インフラが整備されている
首都でもあるマニラはフィリピンの他都市と比べてシャワーやインターネット環境などのインフラが整備されています。
また、大規模なショッピングモールや多国籍レストランが揃っているので、不便さを感じることがありません。
マニラ留学の3つのデメリット・注意点
メリットの多いマニラ留学ですがもちろんデメリットもあります。
ここでは3つのデメリットをご紹介します。
様々な犯罪がある
マニラの治安は行政区によっても異なるので「マニラ=治安が悪い」とはいえませんが、常に注意をしながら生活をする必要があります。
スリ、置き引き、詐欺、ドラッグなど、日本では考えられない犯罪も多発しています。
ナイトライフも楽しめる街だからこそ細心の注意が必要だということを覚えておきましょう。
空気が悪く健康被害の可能性も
大都会でもあるマニラは空気が悪いことでも知られています。
マニラの名物とも言われる通勤時間の車やバイクの渋滞も空気汚染の大きな原因になっています。
排ガス規制が厳しくないフィリピンでは大気汚染が深刻な問題になっています。
移動はタクシーを利用する、歩くときはマスクをする等の対策をすることをお勧めします。
街中の道路は常に渋滞
マニラの街中の主要道路は常に混雑しています。
アジア開発銀行(ADB)の資料によると、アジア諸国278都市の中でマニラ首都圏が最も交通渋滞が深刻な都市として選定されたことが分かっています。
マニラ留学の際は、車に乗らずに徒歩で移動できる場所に滞在すると良いでしょう。
マニラ留学で人気の主要エリア3選
ここではマニラ留学で人気のエリアをご紹介します。
マカティ
シティバンク・マイクロソフトなどの外資系企業のビルが立ち並び、外資系レストラン、高級ホテルなどがあり「フィリピンのウォール街」と呼ばれるビジネス街です。
オシャレなショッピングモールや公園が立ち並び、治安も良いのが特徴です。
ケソンシティ
マニラの中心部にある都市です。
メトロマニラの中で最も大きな都市であり、国立大学や政府機関などの要所、大型モールや飲食店も数多くあります。
カティプーナン駅周辺や高級住宅街は治安が良い地域です。
レクト駅周辺は盗難・強盗が多いので近づかないようにしましょう。
アラバン
マニラ郊外にある、開発が進んでいる地区です。
日系企業が多く駐在員もたくさん住んでいる地域です。
語学学校の数はマニラ中心部に比べると限られますが、落ち着いた環境でじっくり学ぶことができます。
マニラで留学先を決める時の3つのポイント
マニラ留学の決め手となる3つのポイントをご紹介します。
数多くの学校の中から選ぶことができる
マニラとその周辺であるメトロマニラには語学学校が点在しています。
目的やレベルに合わせたコースを選ぶことができます。
食事や宿泊施設込みの学校がある
マニラ留学の滞在方法は、学校にもよりますが大きく分けて3つあります。
「学校付属の寮」「ホテル」「コンドミニアム」です。
滞在施設は利用人数によって料金が異なります。
費用を抑えたい場合は4人~6人部屋での滞在をすると良いでしょう。
また、3食(2食)の食事込みの学校が多いので、出費を抑えつつ勉強に集中ができます。
現地での就職やインターン体験の可能性も
マニラには数多くの日系企業や外資系企業が参入しています。
そうした企業の中には現地採用やインターンの受け入れをしているところもあります。
試験のスコアアップを目指したり語学力を高めて現地で働くことも視野に入れてみましょう。
マニラ留学でおすすめの学校を期間別に紹介(特徴、立地、学習期間とコース内容、費用)
超短期・短期コースのある学校、長期コースのある学校を期間別にご紹介します。
1ヵ月以内の短期で学べるおすすめの学校2選
①WEXCEL (HP)―最短1日(2泊3日)からのプログラムのある学校
中心都市マカティに隣接する地域に建つ学校です。
優秀な講師陣、清潔なドミトリー、栄養満点の食事で留学生を総合的にサポートします。
レベル別に3つのプログラムがあり、授業は全てマンツーマン。
資格試験対策や特定教材を使用しての学習も対応可能です。
レッスンは1日6時間ですがクラス追加(2,000円/2時間)も可能です。
食事付・複数人部屋の場合
2泊3日(授業1日) | 1週間 | 2週間 |
19,000円 | 55,000円 | 94,000円 |
②Bonifacio-ENL (HP)―数日間のプチ留学にも最適なマンツーマン学校
マニラの中心地にある学校です。学生寮(食堂、ラウンジ)はありません。
1日3時間からのコース選択が可能です。
日中は予定がある人、1日数時間だけ通学したい人にもお勧めです。
土曜を含め数日間の留学や、日程の調整も柔軟に対応しています。
現地に住む外国人やその家族も通学しているため講師や授業の質が高いのが特徴です。
マンツーマンレッスン/食事・宿泊施設無し
1週間 | 2週間 | |
3hrコース(50分×3コマ) | P11,250 | P20,400 |
7hrコース | P22,750 | P42,700 |
1ヵ月以上の中期・長期でおすすめな学校2選
①CNNケソン校 (HP)―あらゆる目的に対応したフィリピン留学のパイオニア校
マニラの教育都市であるケソン市内に位置する学校です。
学校と寮が離れているため無料シャトルバスが運行しています。
日本の一流企業の英語研修先でもあるCNNはESLだけではなくビジネス英語にも定評があります。
優秀な大学出身の講師が多く、指導レベルが非常に高くIELTSやTOEFLなどの資格試験にも強いのが特徴です。
Intensive A(マンツーマン3hr+グループ×3hr+オプション1hr)/3人部屋の場合
4週間 | 8週間 | 12週間 |
$1,404 | $2,808 | $4,152 |
②C21 (HP)―24時間徹底した英語環境でスピーキング力を高める
CNNと同じくケソン市内に位置し、レベルの高い講師陣、English Only Policyが有名な学校です。
学校内、寮内ともに24時間英語を話す環境が作られていますので必然的に英語力が伸びます。
学校付近には「イーストウッド」「トライノマ」という大きなショッピングモールもあるためストレスフリーな生活を送ることができます。
授業はESL、各種英語資格試験対策、ワーホリ準備、ビジネス英語の他にフィリピンの大学への進学を目指すコースもあります。
1週間からのコースもあります。
ESL・Generalコース(マンツーマン3hr,グループ3hr,英作文1hr,夜間授業2hr)/2人部屋・1日3食付
4週間 | 8週間 | 12週間 |
$1,440 | $2,880 | $4,260 |
マニラ留学でおすすめの学校を目的別に紹介(特徴、立地、学習期間とコース内容、費用)
ここでは目的別におすすめの学校を紹介します。
スパルタで本気で学べるおすすめの学校
CNNケソン校 (HP)―平日みっちり英語漬けになれるスパルタコース
ビジネス英語に強いCNNはメインコースの他にスパルタ(SPARTA)コースがあります。
朝から夕方までの8時間授業の他に夜間にも3時間(自習含む)の授業があります。
学習時間は朝の8時から夜の10時までになります。
さらに英語寮ではEnglish Policyにより母語使用が禁止されています。
毎週の単語テストやスピーキングテスト、月末にはマンスリー単語テストもありますので非常に濃い時間を過ごすことができます。
成果を出した人は、月末に成績最優秀者として選ばれ賞状と賞品が渡されます。
モチベーションを高めて学習を続けることができます。
スパルタコース(英語寮)/3人部屋の場合
4週間 | 8週間 | 12週間 |
$1,572 | $3,144 | $4,656 |
費用の情報元サイト:PHILENGLISH/CNN
女性でも安心して学べるおすすめの学校WEXCEL (HP)
短期で学べる学校でご紹介しましたが、WEXCELはドミトリーから学校までが徒歩1分以内。
24時間有人セキュリティなので女性でも安心して滞在することができます。
共有エリアにはカフェテリアやジム、プールも完備されており無料で利用可能です。
治安を気にせず勉強に集中することができるのでお勧めです。
とにかく安く通えるおすすめの学校
Quooll (HP)―スピーキング力を徹底的に鍛える学校
ケソンシティにある日本人経営の語学学校です。アウトプットを中心とした英会話のトレーニングが特徴です。
海外就職の相談・サポートもあり、将来フィリピンやアジアでの起業・就職を視野に入れている人にもお勧めです。
目的に合わせた学習をマンツーマンで行うことができます。
滞在はコンドミニアムと生徒寮のどちらかを選ぶことになります。
コンドミニアムは自炊可能な滞在プランになっています。
生徒寮は学校から徒歩数分の距離にあり、食事、掃除、洗濯のサービスが付いています。出費を抑えたい方には生徒寮がお勧めです。
マンツーマン授業・3食(日祝除く)+宿泊費
マンツーマン4hr/4週間 | マンツーマン6hr/4週間 | |
1人部屋D(スーパーエコノミー) | 99,000円 | 119,000円 |
コンドミニアム(スタンダード) | 189,000円 | 209,000円 |
マニラ留学で英語が伸びなかった人の失敗談
残念ながらマニラ留学が失敗に終わってしまったケースをご紹介をします。
基礎力が不足していて英語力が伸びなかった
マニラにある語学学校には初級者レベルからのコースもたくさんあります。
そのため英語力が全く無い場合でも授業に参加はできます。
けれども英文法や単語の説明を英語でされても理解するのには時間がかかり、英語力はなかなかつきません。
「マンツーマンだったけれど単語が分からずほとんど会話にならなかった」「基礎力がなかったせいで理解に時間がかかった」などという失敗談は事前の勉強不足から来るものです。
留学前に中学生レベルの英文法のテキストを1冊学習してから行くと良いでしょう。
遊びすぎてしまった
物価が安く娯楽施設も多いマニラではショッピングや観光など楽しみがたくさんあります。
周辺の美しい島々や街中の大型モールに毎週末遊びに行き、気づけば英語の学習をしていなかったという人もたくさんいます。
「楽しかったけど英語力は付かなかった」という失敗段も数多く聞きます。
外に出て英語でコミュニケーションを取ることも英語力アップには欠かせませんが、自己管理をきちんとする必要があることも覚えておきましょう。
マニラ留学で英語が伸びた人の評判・口コミ
明確な目的を持って留学をした
マニラの語学学校はレベル別にコースがたくさん用意されていることが多いです。
目的がないまま留学をしてしまうと、学校選びにもコース選びにも迷ってしまいます。
「英語を使った仕事をしたい」「資格試験でスコアが欲しい」「アジアで企業したい」等といった具体的な目標を持っている人は留学を成功させています
積極的に英語でコミュニケーションを取る
マニラはセブに比べて日本人留学生の数が多くありません。
そのため、英語を積極的に話せる環境が整っています。
スパルタ式のコースを選ぶ、自分から英語で積極的に話しかける、等コミュニケーションを自ら取っている人が留学を成功させています。
細かい間違いを気にせずどんどん話しかけていくようにしましょう。
マニラ留学でおすすめのエージェント3選
スマ留
EIKARA編集部としてイチオシなのが、CMでも放映されている「スマ留」です。
一般的な留学と比べて、なんと最大半額の費用で利用できるのが一番の特徴です。
「金額が安いと、それだけサポートの質が悪いんじゃないの?」と感じる人もいるかもしれません。
ただスマ留は、「語学学校の稼働率が少ない時間を活用している」「留学エージェントへの手数料がない」などの仕組みを構築しているため、最大半額まで安くなっています。
さらに、VISA取得サポートや専任カウンセリングなどのサポートも無料で行ってくれるのが特徴です。
- 「語学学校ごとに授業料が同一価格だからわかりやすい」
- 「現地でも365日24時間のサポートを受けられる」
- 「留学前のオンライン英語学習サポートが充実している」
- 「オンラインからでも、申し込みができる」
- 「きれいなスマ留専用寮で快適な留学生活ができる」
興味のある人はぜひ無料のカウンセリングに参加してみてくださいね!
Global Study (HP)
東京、大阪に窓口を持つ海外留学エージェントです。
窓口での相談やオンラインカウンセリングを無料で受け付けています。
目的別に学校・コースの紹介はもちろん、費用や日程の相談から帰国後の就職サポートまで行っています。
社会人向けに「フィリピン留学相談会」も開催しているので学校を決める前に参加してみるのもお勧めです。
1週間からの短期留学や、語学留学+インターンシップができるコースも紹介しています。
資料請求から手続き代行まで無料(語学留学4週間以上の場合)で行っています。
フィリピン留学センター(HP)
豊富な情報で目的に合わせた学校紹介をしてくれます。
東京・大阪・名古屋に窓口があり留学相談、説明会も行っています。
渡航前・帰国後にネイティブ講師による英会話レッスンを何度でも受講することができるので英語力を高めることができます。
また、海外旅行保険やフライトチケットの手配などのサポートも充実しています。
フィリピン全土で多数の学校紹介をしており、マニラでは14校から選ぶことができます。
2カ国語留学のサポートもしていますので、フィリピン留学以外にも留学を考えている人にもお勧めです。
PHIL ENGLISH (HP)
最低学費保障をしているフィリピン留学専門のエージェントです。
マニラ留学は5校を紹介しています。
「スピーキング特化」「日本人経営」「ビジネス英語対策」といった目的別に学校を紹介してくれます。
学校登録や海外送金、手続きや現地サポートもしています。
【番外編】マニラ留学にいくなら必須の持ち物
文法書・単語帳・電子辞書
現地の学校ではプリントや教材を用いて学習することが多いですが、英文法や単語帳は日本語で書いてあるもので学習するのが効率的です。
日本から持参するようにしましょう。
携帯電話で単語を調べることもできますが、ネット環境が不安定なマニラでの学習では電子辞書を持っていくことをお勧めします。
筆記用具やノートはマニラでも揃いますが日本製品より質が落ちます。
勉強中のストレスを減らすためにも日本から用意していく方が良いでしょう。
目薬・マスク・常備薬等
空気の汚染が激しいマニラでは目や喉などが不調になる人も数多くいます。
外出する時はなるべくマスクを着用しましょう。
整腸剤や常備薬、女性の場合は生理用品も日本で購入することをお勧めします。
まとめ
フィリピンの首都であり経済の中心地でもあるマニラ。
アジアのエネルギーを感じながら生きた英語を学ぶのに最適なのがマニラ留学です。
食事付きの宿泊施設でマンツーマンで英語を学ぶことができるのは、物価が安いフィリピンだからこそできるサービスです。
マニラ留学は日本人の比率も少なく、集中して英語を学習できる環境が整っています。
観光やショッピングも楽しみなら英語力を伸ばしてみてはいかがでしょうか。