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留学する時期として最もポピュラーなのは、大学に通っている間ですよね。
大学生にとって一番の関心事と言えば!就職活動です。
もしかすると留学によって大学に1年長く通うことになったり、就職活動のスタートが友人たちより遅れたりするようなこともあるかもしれませんが、みなさんにはその分留学経験という大きな財産があります。
そこで今回は、留学から帰国後にスムーズに就職するためのコツについてご紹介してみたいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
1.学業以外の部分が評価される!
極論を言えば、英語の勉強は日本でもできます。
ですから、「英語力」というポイントだけで面接官から評価してもらうのは難しいでしょう。
面接の場で、「英語漬けの生活を送りました!」とアピールする方も多いようですが、これはあまり効果的ではありません。
あえて現地に長期間滞在することで得られるのは、やはり新しい環境に適応する能力や、異国の文化に触れて視野が広がることなのではないでしょうか。
社会人になると、組織の一員として置かれた環境で最大のパフォーマンスをすることが求められますし、固定観念にとらわれない柔軟な物の見方が評価されるようになります。
したがって、留学経験で培った環境適応能力・広い視野の2つをしっかりとアピールすることで、効果的な自己PRになっていくことでしょう。
留学期間中は、ぜひ積極的に外に出て、学業以外の部分も充実させていただきたいと思います。
2.留学が評価される業界を知ろう
留学をする学生が増加してきたのに伴って、留学経験が必ずしも評価されなくなってきたという話をよく耳にするようになりましたね。
そんな中でも、業界柄留学経験を高く評価する業界がいくつかあります。
留学経験のある方だと、将来的に英語を活かせる仕事をしていきたいと考えている方も多いですから、そういった業界に絞って就職活動してみるのもいいかもしれません。
それでは、具体的に見ていきましょう!
・製造業~モノづくりをしている企業ですね。海外に現地法人や工場を持っている企業も多いですから、英語力が活かせる業界だと言えます。
・卸売業~モノの流通をつかさどる業界ですね。具体的には商社をイメージしていただけると良いかと思います。輸出入で海外との取引もありますし、海外駐在員として現地に派遣される可能性もあります。
・教育関係~英語を教える仕事ももちろんありますが、第二外国語として英語を習得した経験や異国の地で学んだ経験が、英語に限らずさまざまな教科の学習に臨む生徒達のサポートに活かせる、と考える企業が多いです。
3.留学で学んだことをスコアで証明しよう
今は、短期留学まで含めると本当にたくさんの人が気軽に留学に行ける時代ですから、「留学していました!」だけでは英語力の証明にはならない、というのが現状です。
やはり効果的なのは、客観的な指標を用いての評価(スコア)を示すことですので、出来る限り留学直後の英語スキルが残っているうちにTOEIC等の試験を受けておくようにしましょう。
留学期間の終わり掛けに、現地の語学スクールで短期講習を受講するのもおすすめです。
帰国後に英語力を維持できるかどうかは留学の終盤をどう過ごすかにかかっています。
帰国前後はバタバタしますが、最後にもうひと踏ん張り!頑張ってくださいね。
4.出発前に就活のイメージをしておこう
帰国後間もなく就職活動に突入するという方は、出発前に自己分析や業界分析などを進めておくことで、スムーズに留学から就活に移行していくことが出来ます。
進みたい業界や、そこで求められるスキルについても大まかにイメージを持っておきましょう。
これにより、留学中の過ごし方も大きく変わってくるはずです。
「インターネット環境さえあれば、向こうに行っても作業できるし・・・」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、留学中は思っている以上に忙しくなりますし、新しい環境での生活で十分な時間が取れない可能性もあります。
一生を左右することになる大切な就活ですから、留学前後の落ち着かなさが理由でおろそかになるようなことの無いよう、しっかりと事前準備しておきましょう。
留学から帰国後にスムーズに就職するためのコツをご紹介してまいりました。
参考になるものはあったでしょうか?
せっかく一念発起して留学するのであれば、それを今後のキャリアに最大限に活かしていきたいですよね。
出発前後・帰国前後の忙しい時期にやるべきことが多く大変かもしれませんが、悔いのない就職活動になるよう頑張りましょう!