コロナ禍でTOEICテストはどうなる?キャンセルや延期になったら返金はあるの?

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自分の英語スキルをはかることができるTOEICは、大学入試や就職試験にも影響する必要性の高い試験です。

ところが最近になって、コロナ感染拡大によるテストの中止や変更が続き「どう対処したらよいのか分からない」「受験不可なら勉強しても無駄なのでは」などと、不安や戸惑いを感じている方も少なくないでしょう。

そんな皆さんが安心してTOEICに挑めるよう、この記事ではTOEIC実施状況や中止の場合の返金・振替手続きについて解説していきます。

コロナ禍でも点数アップができるTOEIC学習法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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<目次>

TOEICテストへのコロナの影響は?

コロナウィルスの猛威はおさまる気配がなく、ウィルス拡大防止のために多くの試験や行事は予定変更せざるを得ない状況に置かれています。

TOEICも例外ではなく、テスト実施が3月から中止になったり、今後の日程が変更されたりしています。

TOEIC実施状況は現時点でどうなっているのか、見ていきましょう。

テスト実施の中止

普段実施されているTOEICテストは5種類あります。

  • TOEIC Listening & Reading Test
  • TOEIC Speaking & Writing Test
  • TOEIC Speaking Test
  • TOEIC Bridge Listening & Reading Test
  • TOEIC Bridge Speaking & Writing Test

テストの年間実施回数や日程はそれぞれ異なりますが、現段階では3月・4月・5月の全ての公開テストが中止となっています。

一般的にTOEICテストと呼ばれ多くの人が受験をしているのが「TOEIC Listening & Reading Test」。

このテストに関しては、6月28日(日)の公開テストも中止が決定されました。

また公開テストの他にも、企業や学校が団体申込をしてそれぞれの会場で行う「IPテスト」がありますが、こちらも延期や中止をしている団体がほとんどのようです。

今後のテスト日程の変更

TOEICを運営している国際ビジネスコミュニケーション協会は、状況によって6月以降のテストの中止も検討しています。

現時点(2020年5月4日現在)では、一般的なTOEICテストである「TOEIC Listening & Reading Test」は9月から、その他のテストは6月から実施予定です。

とはいえコロナウィルスの拡大状況次第ではさらに変更になる可能性もありますので、TOEICの公式サイトをこまめにチェックしましょう。

TOEIC Listening & Reading Test 日程表
実施日 申込期間
252 2020年9月13日(日) 5月20日~7月21日
253 2020年10月4日(日) 7月22日~8月11日
254 2020年10月25日(日) 8月12日~9月8日
255 2020年11月15日(日) 9月9日~10月6日
256 2020年12月6日(日) 10月7日~10月27日
257 2021年1月31日(日) 10月28日~12月8日
258 2021年2月28日(日) 12月9日~1月5日
259 2021年3月21日(日) 1月6日~2月9日

TOEICがコロナで中止?!申込済みの場合に受けられる対応は?

「TOEICの受験申込をしたのに中止になってしまった」という場合、払込をした受験料が戻ってくるのか、受験資格は延長されるのかなど、心配になっている方も多いでしょう。

結論から言うと、受験料は返金してもらえます。

その他に振替受験や申込証明書の発行などの対応もあるので、お金が無駄になったり問題が生じたりするようなこともありません。

振替受験

予定されていたテスト実施が中止になった際、それ以降の自分が希望する試験回にテストが受けられます。

申込者にはテスト中止が決定した時点で、バウチャーコードが記載された振替受験の案内がメールで届きます。

振替受験の手続はいたって簡単で、TOEIC公式サイトにアクセスし、バウチャーコードを入力するだけ。

受験料を再度支払うことなく、TOEICテストが受けられます。

とはいえさらに詳しく調べてみた結果、振替受験は4月までのTOEIC試験が対象とされているようで、5月以降のテストについては振替受験の案内がされていません。

現在は返金という形でのみ対応してもらえますので、覚えておきましょう。

返金

受験料の返金は、支払い方法によって異なります。

また公式サイトで、受験申込をすると1年後のテスト受験料が安くなる「割引サービス」を利用して申込をした場合、払い込んだ割引額が返金され、申込をした実施回から1年後のテストで割引が適用されます。

クレジットカード払いの場合

返金は利用しているカード会社を通して行われますが、返金が完了するまでの時間には違いがあります。

これはカード会社の毎月の締め日が異なるためで、返金のタイミングが締め日後になると2~3か月かかることも。

またキャンセルされても一度全額請求され、後から払い戻しがされることもあります。

どのタイミングでどのように返金されるのかをしっかり確認しておきたい方は、TOEICの運営協会ではなく、カード会社に問い合わせをしましょう。

コンビニ・楽天ペイの場合

送金サービス「キャッシュポスト」を通して返金されます。

キャッシュポストは返金完了までの時間が短く、最短で手続をした当日に受け取ることができます。

銀行振込か最寄りのローソン店舗のどちらかで受取先を選び、送られてくる返金手続き案内をよく読んで手続を行ってください。

【銀行振込】

キャッシュポストの受取手続き画面で受付番号・画像認証キー(画面に表示されています)・振込み口座を入力。

指定した金融機関営業日の3時までに手続をすると、当日中に入金されます。

【ローソン店舗】

店頭端末「Loppi」で送られてきた受付番号を入力。

発券される申込券をレジで手渡すと現金を受け取ることができます。

申込証明書の発行

進学や就職にTOEICのスコア提出が必要な場合には、テストが中止になっても申込をしたことの証明になる「申込証明書」を発行してもらえます。

特に発行回数に制限はないので、複数枚必要な場合でも問題ありません。

発行申込前にPDFファイルが閲覧できる環境とプリンターの用意をしておきましょう。

【申込証明書の発行手順】

  • TOEIC申込サイトからログインする
  • 申込履歴をクリックする
  • 申込証明書が必要なテストの「確認」をクリックする
  • 「申込証明書を発行する」をクリックする

1点注意が必要なのが、発行されるのは申込証明書であって、自分のTOEICスコアを証明するものではないということ。

あくまでも提出先に「TOEICテスト受験を試みたが、不本意ながら中止になってしまった」ということを伝えるための証明書だということを覚えておきましょう。

コロナにめげないTOEICの学習法とは?

コロナの影響で気持ちも沈みがちになりますが、外出自粛で自宅時間が長い今がTOEICの効果的な学習法を見直すチャンスです。

コロナにめげずに今後のスコアを一気に伸ばせるよう、効果的な勉強法を取り入れましょう。

毎日勉強する

当たり前のことのようですが「継続は力なり」という言葉があるように、TOEICの勉強も毎日続けることが大切です。

そうはいっても何時間も机に向かって勉強するのは大変ですし、これを毎日続けるのはあまり気が進まないという人も多いでしょう。

率直に言うと何時間も勉強しなくても結果は出せます。

毎日たったの3分から5分勉強するだけでも、学習したことはきちんと身に付き、徐々にそれが感じられるようになってくるからです。

重要なのはその3分や5分の学習時間を習慣づけるということ。

1度習慣になった行動はストレスなく行えるようになり、気が付かないうちにTOEICの学習時間も伸びていきますよ。

英文法の基礎をしっかり理解する

意外に分かっているようでも実際は理解しきれていないのが英文法。

TOEIC学習において中学・高校で習ったような基礎英文法をしっかり復習することは、スコアアップへの近道です。

「TOEICテストに学生時代習ったような簡単な英文法問題が出るわけがない」と疑う人もいるかもしれませんが、その頃に習った英文法をきちんと理解しておくことで、TOEICに複雑な文章が出てきても意味が分かるようになります。

難しい問題に取り組むまえに、まずは英文法の基礎を勉強しましょう。

【おさえておきたい英文法の基礎】

  • 5つの基本文型(S・V・O・C)
  • 一般動詞とbe動詞(-s・am・are・is)
  • 三人称単数(s)
  • 時制(現在・現在進行・過去・未来・現在完了)
  • 疑問詞(Why・What・Where・When・Who・How)
  • 接続詞(if・though・because・or・but・for)
  • 比較(-er・-est・more)
  • 不定詞(to)
  • 冠詞(a・an・the)
  • 前置詞(at・on・in・by・for・since)
  • 関係代名詞(what・which・who・whose・that)

問題の解き方のコツを覚える

TOEICは入試問題などとは異なり、問題形式に特徴があります。

毎回同じ問題が出ることはありませんが問題の出方は変わらないので、この特徴に慣れるように普段から練習をしておくと良いです。

もちろん問題の解き方のコツを練習するだけで高得点が出せるということではないので、英語の勉強もきちんと続けましょう。

【TOEIC L&Rテストの問題形式】

Part1:写真描写問題

1枚の写真に対して説明文が4つ読まれ、その中から写真の様子に合ったものを選ぶリスニング問題。

説明文が読まれる前に写真全体を見て、何が起こっているのかを把握する練習をしましょう。

特に人物の特長・動作・物の位置を確認しておくと、説明文が読まれた瞬間にそれが正しいかそうではないかの判断ができます。

Part2:応答問題

質問とそれに対する3つの応答が流れるので、正しいものを選ぶリスニング問題。

質問の出だしをしっかり聞き取ることで何を聞かれているのかが分かり、答えも選択しやすくなります。

あまり単語一つ一つの意味に集中せず、聞える質問文をイメージでとらえましょう。

Part3:会話問題

初めに会話が流れ、それについての質問がされるので、答えを4つの選択肢から選ぶリスニング問題。

一つの会話につき問題が3つあるため、最初の問題にあまり時間をかけすぎないようにすることが大切です。

会話から情景を頭に想い浮かべながら聞くと、内容も分かりやすくなります。

Part4:説明文問題

長めの説明文の後に質問があり、正しい答えを4つの選択肢から選ぶリスニング問題。

会話問題と同様に1つの説明文に対して質問は3つ用意されています。

説明文が読まれる前のナレーションの時点で、3つの質問に目を通しておくと、何について質問されるのかを前もって知ることができます。

後は説明文をイメージとして頭に想い浮かべながら質問に対する答えを聞き取るようにしましょう。

Part5:短文穴埋め問題

文中の空所にあてはまる答えを、4つの選択肢から選ぶ問題。

聞きなれない単語が出てくることも多いですが、単語の意味はあまり気にせず、空所の前後にある単語を見てどんな文法になっているのかを判断しましょう。

品詞・時制・比較などが問われるので、英文法の基礎はしっかり復習しておくことが大切です。

Part6:長文穴埋め問題

短文穴埋め問題よりも少し長めで、4つの空所にあてはまる答えを選択肢4つから選ぶ問題。

文全体の意味をとらえるのはもちろんですが、どのような文法が使われているのかを見抜くことがコツ。

リスニング問題のようにどんどん質問が読み進められるわけではないので、考え込んで時間をかけすぎないようにしましょう。

Part7:読解問題

広告や手紙などの長文を読み、質問に対する答えを4つの選択肢から選ぶ問題。

リーディング問題が続いているので集中力がとぎれがちですが、ここでさらに気合を入れて文全体の意味をとらえるようにしましょう。

長文を読む前に質問に目を通しておくと、答えが探しやすくなります。

コロナでもTOEICの点数が上がるおすすめ教材

コロナ禍でTOEICのスコアアップを目指すには、効率的に学習できる教材を選ぶことが大切です。

自宅にいながら利用できるおすすめ教材をタイプ別に紹介します。

【問題集・単語集】机の上でしっかり勉強!

机の上で本を広げながら勉強をしたい人には、問題集や単語集が最適。

TOEIC対策用にまとめられたものは多く出版されていますが、単語に特化したものや本番のテストと同じように学習できるものなど、それぞれ特徴が異なります。

目的に合わせて選びましょう。

金のフレーズ

TOEIC対策にはかかせない、累計販売数30万部以上を誇る単語帳。

著者は毎回TOEICを受験し、満点を7回も取っているTOEICのエキスパート。

TOEICに出る単語だけが厳選されていて、見やすいレイアウトや音声ファイル、付属のチェックシートなど、単語が覚えやすいようにさまざまな工夫がされています。

定価:979円(税込)

https://www.amazon.co.jp/4023315680

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

出版元はTOEICテストを手がけるEducational Testing Service。

実際のTOEICテストと同じように問題が作られていて、リスニングセクションのナレーターは、公式の音声を採用。

重要な語句と意味のまとめや丁寧な解説で、効果的なTOEIC学習ができます。

問題集は1~6まであり、最新刊は2020年2月発売の問題集6。

全てCD2枚付きです。

定価:     問題集1~4 2,800円(税別)

問題集5&6 3,000円(税別)

https://www.amazon.co.jp/490603358X

【学習サイト】手軽で効率的に学習!

パソコンやタブレットでもできる「オンライン学習サイト」を利用するのも、効率のよいTOEIC学習法の一つです。

学習サイトはコンテンツが豊富なので、リーディングやリスニング、文法などと幅広く学習することができます。

多くのサイトが無料で利用でき、自分の好きな時間に好きなだけ勉強できるのも魅力ですね。

過去問.com

その名の通り、TOEICテストに出題された過去問題が揃っているサイト。

予想問題もあるので、このサイト上の問題を繰り返し学習することでTOEICに慣れ、似たような問題が出た時にも迷うことなく答えが出るようになります。

分野ごとに問題を解くこともできて、解説も丁寧です。

無料とは思えないクオリティの学習ができますので、ぜひ試してみてください。

【過去問.com ウェブサイト】

https://kakomonn.com/TOEIC/

VOA Learning English

アメリカ国営ラジオ局である「Voice of America」が運営している英語学習サイト。

英語を母国語としない人を対象としていて、さまざまなニュースを分かりやすい表現とゆっくりとしたスピードで聞くことができます。

リスニングはもちろん、リーディング、単語の意味なども学べ、英語脳を作るのに最適。

VOA Learning English のほかにVOAがありますが、こちらは英語上級者向けです。

ネイティブが普段使っている英語表現やスピードでニュースを聞くことができるため、自分がどれぐらい英語を理解できるのかを試してみるのもいいですね。

【VOA Learning English ウェブサイト】

https://learningenglish.voanews.com/

【アプリ】スマホ1つでOK!

いつでもどこでもスマートフォン1つあれば英語学習ができることで、多くの人が利用しています。

最近は英語アプリの需要も増え、無料のものから有料のものまで、さまざまな英語学習に特化したアプリが利用できるようになりました。

短時間でも効率的に学習できるアプリがおすすめ。

SANTA TOEIC

最新鋭のAI技術が活用されているTOEIC学習アプリ。

問題を解いていくだけでAIが弱点を分析し、一人ひとりにあった学習プログラムを提供してくれます。

正解できる問題は省かれ苦手問題だけに集中できるため、効率の良い学習が可能になり、短い時間でも大幅にスコアが上がったという声も多いです。

動画による講義は350以上、最新の傾向に合わせたTOEIC問題は5,000問以上も揃い、学習者が十分に学べる環境が整っています。

このアプリは本来有料ですが、コロナ禍で英語学習環境が揃わない教育機関に対し、先着30校限定で無料提供されています。

興味がある人は自分が通っている学校に問い合わせをしてみると、無料で手に入るかもしれません。

有料の場合でも、今なら特別割引額で利用できますよ。

【SANTA TOEIC ウェブサイト】

https://santatoeic.biz/

TOEICプレミアムプラン      6か月9,000円

3か月7,500円

1か月4,900円

スタディサプリEnglish

TOEIC対策の英語学習アプリ1位を誇る、人気アプリ。

TOEIC対策コースのほかにも日常英会話コース、ビジネスコースがあり、幅広い目的に対応可能。

TOEICのレベル別に学習を始められ、どんどんレベルアップができます。

忙しくてあまり時間がないという人や少しずつ勉強したいという人でも、1回3分からできるメニューもあるので学習しやすく、続けやすいのも特徴。

また不得意だったり間違ったりした部分を集中的に学べるので、効率的です。

TOEIC対策コースに申込をすると、日常英会話コースも無料利用できます。

まずは14日間の無料体験から始めてみましょう。

【スタディサプリEnglish ウェブサイト】

https://studysapuri.jp/

TOEIC TEST対策コース 月額3,278円(税込)、入会金無料

まとめ

コロナの影響を受け、実施予定だったTOEICテストは3月から現在まで中止になっています。

すでに受験料を支払っている場合は全額返金をしてもらえますが、返金にかかる時間については、支払い方法や返金受取方法によって差があります。

現在TOEIC試験の実施は6月まで延期されていますので、この機会に自宅で効率的なTOEIC学習を進め、今後の点数アップを目指しましょう。

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