TOEICを勉強する時の理想的な学習スケジュールのたて方とは?

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英語学習のスケジュール

「TOEICのスコアアップを目指したいけど、何を勉強すれば良いかわからない」というご相談をよく受けます。

勉強する内容はその人のレベルや苦手分野によって違いますが、計画の立て方やその例を知ることで、少しはスケジュールが立てやすくなるのではないでしょうか。

今回は、TOEIC対策における学習スケジュールの立て方をご紹介します!

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<目次>

基本は2ヶ月間でスケジュールを立てよう!

これまでTOEICを受験してきて、そしてTOEIC講師として生徒さんに教えてきた中で、「2ヶ月間で勉強計画を立てる」ことが最も効率的だと感じています。

これは、TOEIC試験本番の2ヶ月前から勉強を始めるのが、最もスコアアップにつながりやすいということです。

2ヶ月より長いとモチベーションが持続しにくいですし、それより短いと短期間で詰め込まなくてはいけないため、ハードスケジュールになってしまいがちなのです。

状況によって2ヶ月間確保できない場合もあると思いますが、もし可能であれば試験本番の2ヶ月前から勉強を始めると良いと思います。

今回は2ヶ月間で学習スケジュールを立てる場合の例を、以下にご紹介してみたいと思います!

勉強できる時間が少ない人向けのスケジュール例

英語学習

働きながらTOEICのスコアアップを目指す人や、授業やバイトなどで忙しい学生さんなど、限られた時間で効率的にTOEICの勉強をしようと思っている人向けのスケジュール例です。

【スケジュール例】
▼TOEIC2か月前~1ヶ月前までの学習スケジュール
・通勤・通学中に、毎日単語の暗記&テスト(10分)
→単語カードや単語帳、ノート、アプリなどを使って語彙力アップ。

・終業後に毎日問題集演習で苦手分野克服(30分)
→文法、長文読解、リスニングなど自分の苦手分野を徹底的に演習。

▼TOEIC1ヶ月前~本番までの学習スケジュール
・通勤・通学中に、毎日単語の暗記&テスト(10分)

・週1回TOEICの模試演習(2時間)
→本番同様2時間で模試を演習する時間をつくりましょう。

・平日終業後は模試演習で間違えたところの復習(30分)
→休日に演習した模試の間違えた問題の復習は、平日終業後に毎日30分程度でやりましょう。

ポイント1:隙間時間を有効活用

忙しくてまとまった時間がつくれない場合は、電車の中や待ち時間などの隙間時間を上手く活用しましょう。

最近では単語のアプリも増えていますし、リスニングや英語ニュースの読解なども隙間時間で可能です。

注意すべき点は、しっかり集中することです。

隙間時間の勉強の場合、他の事を考えながらの勉強になってしまいがちです。

しかし、それでは結局頭に入っておらず、勉強になっていません。

意識を英語に集中させられる環境で、実践するようにしましょう!

ポイント2:習慣化するためにはなるべく毎日同じ時間に!

忙しい人の場合、英語学習が後回しになってしまいがちなので、まずは習慣化することが大事です。

習慣化するためには、毎日同じ時間でルーティンワークにしてしまうのが一番です。

「やらないと、なんだか気持ち悪い」と思うぐらいまでいけば、習慣になっている証です。

例えば会社員の場合は、会社を出てからそのままカフェに向かい、30分間TOEICの勉強をするといったイメージです。

勉強時間が確保できる人向けのスケジュール例

英語を学ぶ女性

さて、今度は勉強時間が割と確保できる人向けのスケジュール例をご紹介してみたいと思います。

【スケジュール例】
▼TOEIC2か月前~1ヶ月前までの学習スケジュール
・毎日1時間~2時間苦手分野を徹底演習
→文法・長文・リスニングなどの苦手分野を演習。

・毎日寝る前の20分で単語暗記

・前日に覚えた単語を午前中の10分程度でテスト

▼TOEIC1ヶ月前~本番までの学習スケジュール
・週1回2時間で模試演習

・それ以外の日は毎日1時間~2時間程度で模試復習
→間違えた問題だけではなく、合っていた問題も「なぜ他の選択肢ではダメなのか」を確認しましょう。

また、リスニングの聞き直し、長文の読み直しもじっくり行いましょう。

ポイント1:ガッツリ演習なら短期間で大幅スコアアップが可能!

1日1時間、休日に2時間程度の勉強時間がとれる場合は、大幅スコアアップが可能です。

私がTOEIC講師としてこれまで担当してきた生徒さんのほとんどが、この勉強時間数で2ヶ月後には100点~200点アップをしています!

この場合は、TOEIC試験本番の1ヶ月前までに、苦手分野を克服できる可能性が高いです。

例えば「高校レベルの英文法」を固めたいと思った場合に、1ヶ月で毎日1~2時間勉強していれば、80%以上は問題が解ける状態になることもできます。

また単語についても、暗記20分+テスト10分を毎日続けることができれば、かなりの語彙力アップが見込めます。

毎日数時間勉強し続けるためには、モチベーションを維持することが重要です。自分が達成したい目標を意識して、「たった2ヶ月の間だけだから、頑張ろう!」と思い続けることが大切です。

ポイント2:問題集を2周する前提で計画を立てる!

ガッツリ勉強ができる人は、問題集を2周できるように計画を立てましょう。

苦手分野の問題集もそうですし、模試も同じ問題を2回やります。

1回目の復習がしっかりできていれば、本来ならば2回目は満点がとれるはずです。

しかし、誰だって忘れてしまうことがあります。

当然私も「完璧に復習したはずなのに、また同じ問題で間違えている……」なんてことはしょっちゅうです……!

だからこそ、2回演習+復習をすることで、より知識を定着させることが重要です。

まとめ

忙しい人も勉強時間を確保できる人も、とにかく習慣化することが大切です。

まずは自分の目標点達成までに何をすべきなのか、現状を分析しましょう。

そして、その足りないところを克服するために、自分に合った学習スケジュールを立てることをオススメします!

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