仕事とプライベートで違う?アメリカ人のファッションへの考え方

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アメリカ人のファッション

アメリカのリアルな生活事情、今回はみんなどんな格好をして生活しているの?という質問にお答えする、アメリカ人のファッション事情についてお送りします。




 

<目次>

基本はカジュアル!

セレブリティの生活を描いたような作品は例外ですが、皆さんがアメリカの映画やドラマから受ける、アメリカ人のファッションの印象は、ずばり「カジュアル」ではないでしょうか?実際、日本にも展開しているアメリカのファッションブランドにしてもカジュアルなものが多いですよね。

そうした印象は、実はそのままその通り!です。

大学までの学校生活で、ほぼ全ての生徒・学生が着用しているのはスエット、ジーンズ、コットンのパンツに、夏でも冬でもTシャツです。

おしゃれに目覚める高校や大学生活でも、ファッションはあまり変わらず、筆者もカジュアルなコットンのスカートをはいただけで「何で今日はそんなにドレスアップしているの?」と質問が集中してきたものでした。

パジャマこそジーンズはありませんが、そのほかのシーンではアメリカで日常着として通用するのがジーンズ。

国民着、といってもいいかもしれませんね。




じゃあドレスアップはいつするの?

ドレスアップといっても郊外のティーンエイジャーたちはジーンズのままドレスアップします。

ちょっとデザイン性のあるTシャツやアウターウェアを着たり、スニーカーじゃない靴を履いたり。

スカートやワンピースを着たりすることもありますが、多くはカジュアルブランドの、気軽に着られるものを選ぶことが多いようです。

これも映画で見る通り。

でも「セックス・アンド・ザ・シティ」に出てくるようなファッショニスタがいないわけではありません。

けれどそれはごく少数ですし、たいていはニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都市に集中しています。

また、それらの人は富裕層だったり、クリエイティブな業界に属していることが多く、大都市でも一般的とはいえないようです。

一流ブランドも最近では持つ人が増えては来たようですが、日本ほど、特に若年層の間で浸透しているということはありません。




仕事にはどんな格好で行くの?

いくらなんでもジーンズにTシャツで仕事に行かないでしょう・・・?などと聞く人は、職場のカジュアル化が日本でも進んでいる昨今、もういないと思います。

とはいえ、アメリカでは職種によって服装はかなり異なります。

日本と同じく金融や、ホテル・ラグジュアリーブランドなどに勤務する人は男女共にスーツ姿のことが多いようです。

一方でオフィスワーカー(ホワイトカラー)であっても前述以外の職種であればITなどの今どきっぽい職種でなくてもジーンズにTシャツ姿の人はたくさんいます。

学校の先生でもそうです。

更に言えば、アメリカではホテルやレストラン、エアラインなどごく一部を除いては、制服を着る業種が日本に比べとても少ないのです。

例えば日本では銀行の窓口や小売店でも制服を着用する職種が多いですが、アメリカではあまり見られません。

ですから、職場の服装もカジュアル化が進んだとは言え、日本とはまた少し違うと言えます。

また、職場の服装の違いに関して一つ面白いなと思う点があります。

日本では通勤にはスーツにきちんとした革靴で、職場に来ると汚れてもいいようにカーデガンなどを羽織り、足元はサンダルに履き替えるという人も多いですよね。

アメリカでは反対に、通勤は歩きやすいスニーカーやビーチサンダル(!)といういでたちで、会社に来るとカチッとした格好に着替えるという人が多いことです。

職場は戦場、服装はそのための戦闘服、という捉え方なのかもしれませんね。

おわりに

アメリカのファッション事情は、きっと皆さんのイメージと大きく違うところはなかったのではないでしょうか。

もしかしたら想像以上にカジュアルだったかもしれませんね。

アメリカに留学したり、働く機会があれば、ぜひこんなことも念頭においてみてください!

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