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外国人の友人と食事を共にする時、特にそれが友人宅での食事会なら、色々な言葉で食べたものの味を表現し、感謝したいですよね。もちろん”Delicious!(おいしい!)”でもいいですが、何度も連発するのは躊躇してしまう・・・という人もいるでしょうし、「どういう風においしいのか」をもう少し詳しく表現したいという人もいるでしょう。
ということで、今回は味を表す英単語のご紹介です。
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<目次>
1. 味に関する英語表現
”It’s delicious, because it’s sweet!”(甘いからおいしい!)、なのか”It’s bitter, yet surprisingly taste good!”(苦いけど意外においしい!)なのか、具体的に味を表現するだけで、褒め言葉にもバリエーションが出るものですよね。
ということで、最初は味に関する単語を並べてみましたので、見ていきましょう。
- Sweet(甘い)
- Savory(風味のある。特に薬草や塩味など、うま味や甘味ではなく塩味に近い風味を指します。イギリス英語ではSavouryと書くことも)
- Salty(塩辛い)
- Bitter(苦い。ちなみに、ほろ苦いはBitter sweetと言います)
- Sour/Tart(酸っぱい。使い分けが難しいですが、Sourの方がレモンなど、より鋭い酸味を表すように思います。また腐った牛乳をSour milkと呼ぶように、腐敗を伴う酸味にも使います。一方Tartは日本語でいうと甘酸っぱいに近いような酸っぱさで、例えばリンゴなどの酸味を指す場合にはこちらを使います。ちなみにお酢の酸っぱさはVinegaryと呼びます)
- Smoky(燻製の風味のある。日本語でも「スモーキー」は一般的になりましたね)
- Spicy/Hot/ Peppery(辛い。Spicyは文字通りスパイスの風味が効いた辛さ、Hotは唐辛子の辛さ、Pepperyは胡椒の効いた辛さです)
- Biting(刺激のある。酸っぱいに近いですが、例えば発酵が進んだ食品などで、「舌にピリピリくる」というような場合はBiting tasteと言います)
- Tasteless(味がない。味がないわけではないのでしょうが、味に特徴のない場合などに使います。褒め言葉ではありませんのでご注意を)
- Taste like chicken(これは番外編ですが、アメリカ人がジョークのように使う表現です。食べたことのない食品、特に肉類や珍味の類を食べた時”It taste like chicken…”と、冗談めかして言ったりします)
2. 食感に関する英語表現
食べた時の感想を表すのに大事なのは味のほか、日本人なら食感を重視するという人も多いのではないでしょうか。ここではそうした、食べた時の舌触り、歯ざわりにまつわる単語をご紹介したいと思います。
- Creamy(クリーミーな。これはもう日本語化していますね)
- Crunchy(サクサクとした、パリパリとした。フライのような揚げ物にも、お煎餅のような噛み応えのあるものにも)
- Greasy(油っぽい。決して悪い意味だけではなく、フライドチキンなどにも)
- Gooey(ネトネト、ヌルヌルした。水のりのようなイメージで、褒め言葉ではありません)
- Moist(しっとりした)
- Mushy(ドロドロ、グニャグニャ。ゆですぎた野菜などのイメージですが、マッシュポテトの「マッシュ」はこのことです)
- Juicy(ジューシーな。果物にも、肉汁たっぷりのステーキにも)
3. 食べ物の状態に関する言葉あれこれ
最後は食べ物がどんな状態にあるのかを表す単語を見ていきましょう。褒め言葉ではないものも入っていますが、参考までに。
- Fresh(新鮮な。生鮮食品だけを指して使う言葉ではなく、例えばFreshly brewed coffee(淹れたてのコーヒー)、Freshly baked bread(焼きたてのパン)などのように、調理された食品にも用います)
- Stale(ダメになった、しけた。必ずしも腐っているわけではないけれど、美味しく食べられない状態を指します。Stale biscuit(しけたビスケット)、Stale soda(気の抜けたソーダ)など)
- Rotten/Spoiled(腐った。元はRot/Spoilという動詞ですが、食品が腐ったという場合は”This apple is rotten(このリンゴは腐っている)”のように受け身で使います。どちらも腐っている状態を指す言葉ですが、Rottenになると食べるのが不可能な状態。Spoiledは一部が腐っていたり、ダメになりかけている状態で、部分を取り除いたり自己判断によってはまだイケるかな?という状態です)
おわりに
「こんな風においしい」「こういう食感だからとても好きだ」など、おいしいと思う気持ちをより詳しく表現できれば食事中の会話も弾みますよね。
全部を使いこなす必要はありませんが、カギになりそうなお気に入りの単語をいくつか覚えて、是非積極的に使ってみてください!