PR
海外に少しでも興味がある方なら、「海外で仕事をするってどんな感じ?」と思われることもあるでしょう。当然ながら、職種によって日々のスケジュールは異なりますが、今回は世界的に有名なリゾート地で、編集プロダクションのライターとして仕事をする筆者の日常をご紹介します。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
仕事開始は子どもを学校へ送ってから!
現在わたしは、パートナーと友人たちと共に立ち上げた、現地編集プロダクションの専属ライターとして働いています。
独身のときには、現地にあるホテルや一般企業に勤めていたため、超有名リゾート地に暮らしているのにもかかわらず、日本で仕事をしていたときとほとんど変わらない日常を過ごしていました。
そんな生活を何年が送った後、結婚を機に翻訳業をはじめました。翻訳や執筆の仕事を順調に受注できるようになった矢先に、突如パートナーが起業を提案します。
そうしてライターになった現在では、パートナーが子どもを学校に送り届けてから、仕事開始になります。編集プロダクションの社長であるパートナーが帰ってきた後、朝食の続きを摂りながら朝のミーティングタイム。
ミーティングでは、その日のスケジュールと取材先や仕事内容の確認を行い、記事の進捗状況などを伝えて、その日に優先的に行うべき仕事のことなどについて確認します。
その後、電話で取材先や取り引き先に電話を入れ、取材のアポイントメントを確認します。
楽しい取材は人脈作りの第一歩!
朝のミーティングが終われば、カメラマンとしても活躍する社長と取材先へ向かいます。
最初の頃は慣れない取材にとまどった筆者ですが、いまでは朗らかで人懐こい人が多いこの地で楽しく取材を行わせて頂いています。
ツアー会社や企業のパンフレット作りの取材では、取材を通して多くの人々に出会います。そうして、仕事の取材を通して人脈作りができ、次の仕事に繋げることもできています。
海外で仕事をするときに、自分の語学力に自信がないという人がいるかもしれません。筆者の場合も、「外国人であるわたしに取材なんて果たして務まるのか」と、最初のうちはとても不安に思いました。
しかし、実際に記事や原稿を書くには、自分で取材をして現場の雰囲気を知ることが重要になる場合もあります。
ですから、外国語での取材への苦手意識を克服するためにも、できる限りリラックスした雰囲気で取材することを心掛けるようにしています。幸いにも、冗談が大好きでオープンな人柄の多い取材先の人々のおかげで、徐々に取材への苦手意識は薄れてきています。
午後は執筆作業で自宅に引きこもる日々
取材先から帰宅し、さっそく執筆作業に取りかかります。文字数や構成などを考慮しながら執筆しますが、外国語での執筆になるため筆者の場合はほかのライター以上に執筆に時間が掛かってしまいます。
初稿を完成させた後はローカルの校正者にチェックをしてもらい、修正をして原稿を仕上げていきます。
ライターのわたしの仕事は、取材と原稿を書くことのみですが、パンフレットや冊子、フリーマガジンの形になるまでには、さまざまな人がそれぞれの得意分野を発揮することになります。
自分たちで立ち上げた会社であるという点や、ライターという職業柄、非常に自由なスタイルで働くことができています。
しかしいまのところは、まだ必死で日々の業務をこなしているため、まだまだ悠々自適な生活スタイルとは程遠いと言えるかもしれません。
海外起業は素晴らしい人生経験になる!
頑張って英語を学習する動機とは、いったい何でしょうか?
きっと答えはそれぞれに異なるでしょう。ですが、もしも海外で生活することに興味があり、自分にとって「ここで生活したい!」と思える場所が見つかったのであれば、英語はもちろん、言語を習得することが求められます。
それでは、英語やそのほかの言語を習得した先には、いったいどんな将来が待っているのでしょうか?
外国語を習得して、現地で暮らすという夢を叶えたのであれば、次のステップに移ることが可能になるでしょう。そのステップの一つとして、海外起業があります。
確かに、海外で起業する場合には、あらゆるリスクを考慮しなければなりません。起業アイデアや実際的な起業手続きの方法、さらには資金の問題もあるでしょう。
経営がうまく行くとは限りませんし、優秀な人材を集めたり素晴らしい人脈を築きあげる点で苦労することは山のようにあるはずです。
筆者の場合、海外就職に成功して無事に現地の会社に雇ってもらうことができましたが、どうしても「いさせてもらっている」という、居候のような感じを拭うことができませんでした。しかしながら、海外で起業するなら、本当にその国に根ざして生活していると感じることができるでしょう。
おわりに
今回は、海外で仕事をする筆者の日常についてご紹介しました。
ライターというかなり地味な職業を生業にしている筆者のこの記事が、少しでも「海外で仕事をしてみたい!」と思っている方々のモチベーションアップに繋がることができれば幸いです。
ひとつ確かなことは、語学を頑張って学習すれば絶対に損になることはない、ということ。語学の習得はゴールの見えないことのように感じるかもしれませんが、一生懸命取り組むなら、必ず自分の夢に近づくことができるはずですよ!