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こんにちはEIKARA編集部です!
チェコは、古城や中世の街並みが美しく残り、音楽や文学など芸術性の高い国として世界各国から訪れる人々を魅了。
ビール大国としても知られ、お酒好きな人はもちろん日本人の口に合うおいしいチェコ料理を満喫することもできます。
近隣ヨーロッパ諸国へのアクセスが良いのもポイントです。
今回は、2018年にワーキングホリデー制度がスタートしたばかりのチェコに長期滞在する魅力など、ワーキングホリデーの最新情報をご紹介します!
ぜひ参考にしてください。
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<目次>
チェコワーキングホリデーの3つの魅力・メリット
観光旅行先としても人気のチェコは、2018年に日本とワーキングホリデー協定が結ばれたばかりです。
他のヨーロッパ諸国より比較的物価が安いので長期滞在しやすく、近隣諸国へ気軽に訪れることも可能です。
ワーキングホリデーでチェコに滞在するメリットを3つピックアップしました。
ビザの発給数は少ないが審査に通りやすい
2018年に開始されたチェコのワーキングホリデーは、年間400人にしかビザが発給されません。
しかし、スタートして間もないため、参加者はさほど多くないので、全ての条件を満たし必要書類がそろっていれば、審査を通過できるでしょう。
先着順のため、早めに準備する必要はあります。
他のヨーロッパ諸国に比べて物価が安い
チェコは、ヨーロッパ圏内の他国に比べると物価が安く、住みやすい国と言えるでしょう。
首都プラハは、物価が少し高めですが、バスやトラム、電車などの公共交通機関は安価に設定されており、食品や日用品の買い物はもちろん、何と言ってもビールの値段がバーなどで注文しても100〜200円程度と非常に安いです。
ヨーロッパ諸国に旅行しやすい
ヨーロッパのほぼ中央に位置するチェコは、近隣諸国へのアクセスが良いのがポイントです。
シェンゲン協定に加盟している26カ国の1つのため、他の加盟国への移動には出入国管理が不要になります。
ドイツやオーストリアなど隣国へバスや電車で気軽に移動することが可能なため、チェコを拠点にヨーロッパ周遊を存分に堪能できるチャンスです。
チェコワーキングホリデーの3つのデメリット・注意点
次にご紹介するのは、チェコワーキンクホリデーにおけるデメリットや注意点です。
職探しが困難で最低賃金が低い
チェコは最低賃金が低く、職探しが困難です。
そのため、ある程度チェコ語ができなければ、働き口を見つけるのは難しいと言えます。
滞在資金に余裕を持って渡航し、生活費に困らないようにしっかり準備しておくことをおすすめします。
チェコ語の難易度が高い
チェコの公用語であるチェコ語は文法が難解で、ネイティブとスムーズに会話ができるレベルに達するにはそれなりの努力と年月を要すると言われています。
基本的な会話ができるようになるまで語学学校に通い、基礎を学び、生活する上で困らないように備えましょう。
英語が通じにくい
プラハやブルノなどの都市部では、若者を中心に英語を話す人が比較的多く見られますが、郊外に行けば行くほど英語が通じません。
長期滞在するのならチェコ語を習得する必要があります。
チェコでワーキングホリデーを始める人の一般的な手続き・流れ
チェコのワーキングホリデービザは、以下の条件をクリアすれば申請ができます。
・日本国民である
・過去にチェコワーキングホリデービザを取得したことがない
・主な目的が休暇を過ごすことである
・申請時の年齢が18歳以上30歳以下
・被扶養者を同伴しない
・有効なパスポートを所有している
・帰路の航空券またはそれを購入する資金を保有している
・チェコ滞在の少なくとも最初の1ヶ月分の十分な生活資金を所持している
・健康で医療費をカバーできる保険に加入し、医療保険の証明書を提出する
・無犯罪歴証明書を提出する
・ビザ申請手数料を支払う
参考:チェコのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
チェコワーキングホリデービザの取得方法
チェコのワーキングホリデービザは、チェコ共和国大使館の窓口で申請する必要があります。
事前に申請書をダウンロードし、以下の必要書類と併せて提出します。
ビザ申請書の問28(滞在目的)は、「その他」に印をつけ、「記述する」の欄に「ワーキングホリデー―日本」と記入しましょう。
提出する書類は、チェコ語で記載またはチェコ語の翻訳を添付しなければなりません。
・ビザ申請書
・査証欄の余白が2ページ以上あるパスポート
・カラーの顔写真2枚
・チェコ滞在の少なくとも最初の1ヶ月の生計に十分な資金を所持している金融機関などによる3万3,000チェココルナ以上の残高証明書などの証明書
・海外旅行傷害保険の加入証明書またはチェコへの入国前の健康保険の手配宣言書
・犯罪歴証明書
書類の準備ができたら大使館領事部に訪問予約・提出し、審査を通過するとビザを受理できます。
審査には最大で60日程度かかります。
参考:チェコのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
参考:チェコ共和国大使館 | LONG-TERM VISA AND LONG-TERM / PERMANENT RESIDENCY FORMS
チェコワーキングホリデーでかかる費用はいくら?
2019年12月現在、チェコワーキングホリデーのビザ申請料は無料ですが、変更になる可能性があるため、申請書提出前に大使館に確認しましょう。
また、申請時に最初の1ヶ月分の生活費とし3万3,000チェココルナ相当額の資金があることの証明が必要となります。
準備費用はもちろん、学費や1カ月の生活費などの相場で、1年間滞在するにはどれくらいの費用がかかるのかをご案内します。
往復の航空券:5万〜12万円
日本からチェコへの直行便はなく、最低1回は乗り継ぎをする必要があります。
航空会社や時期により価格の変動がありますが、東京・プラハ間の往復航空券は安ければ5万〜12万円で購入することができます。
保険:16万〜28万円(1年間)
チェコのワーキングホリデービザを申請する際、海外旅行傷害保険への加入が義務づけられています。
各保険会社からワーキングホリデーメーカー向けに多岐にわたるプランが提供されていますが、相場は1年間カバーするもので16万〜28万円です。
参考:ワーホリ保険/主要10社徹底比較 | 最新、海外保険人気ランキング
家賃:4万~9万円(1ヶ月)
チェコに長期滞在する際、プラハでアパートを個人で借りても、4万〜5万程度とそれほど高くありません。
シェアをすると家賃をより安く抑えることができます。
ホームステイは、食事付きやチェコ語のレッスンを提供するプランなどを利用すると、1週間で6万〜9万円ですが、到着して間もない時期は、チェコ語の上達と生活に慣れるためにもホームステイを利用するのも良いでしょう。
学費:1万~2万4,000チェココルナ(1ヶ月)
チェコの語学学校は、一般チェコ語のグループレッスンや個人レッスン、サマーコースなど、初心者から上級者まで細かくレベル別に分けられた授業を提供するところが多いです。
コースや期間によって料金は異なりますが、平日5日間1日3時間のレッスンを受けて1ヶ月で1万~2万4,000チェココルナ程度で、入学金や施設利用料はかからず、2週間ごとのスケジュールが組まれている学校が一般的です。
生活費:4,000~5,400チェココルナ(1ヶ月)
チェコは物価が安く、食料品や日常品がリーズナブルな価格で手に入ります。
外食費もそれほどかからず、ビールやワインの値段も安価です。
交通費や通信費も日本と比べるとかなり安く感じるでしょう。
ワーキングホリデー生活において、家賃や学費以外にかかる1ヶ月の生活費のおおよその金額の相場を項目別に分けました。
・食費:2,500~3,500チェココルナ
・交通費:500~700チェココルナ
・通信費:1,000~1,200チェココルナ
チェコワーキングホリデーでおすすめの仕事3選
チェコでは、ある程度チェコ語が話せないと仕事探しが難しいと言えます。
また、最低賃金も安いので、資金に余裕を持って渡航することをおすすすめします。
しかし、プラハなどの都市には日本食レストランもあり、日本人スタッフを求人しているところもあるようです。
おすすめの仕事を3つピックアップしました。
日本食レストランのスタッフ
チェコでは、プラハなどの都市に日本食レストランが点在します。
日本人スタッフを募集しているところもあるため、日本食レストランのホールスタッフやキッチンハンドの仕事がおすすめです。
チェコ語が上達し、生活にも慣れてきたらローカルのレストランやカフェなどで働くことにチャレンジするのも良いでしょう。
オフィスなどの清掃スタッフ
チェコの求人情報で比較的多く募集されているオフィスや店舗などの清掃スタッフは、チェコ語が上級者レベルでなくても挑戦できる仕事です。
ビザの制限や外国人労働者を受け入れているかなどの条件は求人先によって異なるため、問い合わせる必要があります。
日本のウェブ上で完結する仕事
パソコン1台で作業し、ウェブ上で完結する日本の仕事は、チェコに限らず海外に長期滞在するにあたり最適だと言えます。
ITやクリエイティブなどスキルを要する場合もありますが、特別なスキルや経験がなくても行える仕事もあるので、パソコンとインターネット環境さえあればすぐにはじめることができます。
チェコワーキングホリデーの滞在先を決める時の3つのポイント
中世の面影が色濃く残る美しい街並や、古城、大草原や森や湖などの自然、日本では味わうことのできないグルメなどを堪能することを目的とするか、語学学校に通い、チェコ語の習得に励むかなど、チェコでのワーキングホリデー期間をどのように過ごしたいかによって滞在先は変わってくるでしょう。
滞在先を決める3つのポイントは以下のとおりです。
ライフスタイルにあった場所を選ぶ
ホームステイやアパート、シェアハウスに暮らし、長期にわたり一定の場所に滞在し、語学学校に通ったりアルバイトにチャレンジするか、一定の場所には留まらず、さまざまなエリアを旅しながら国内や近隣国を周遊するかなど、滞在目的と予算に合った場所を選ぶと良いでしょう。
語学学校に行く際の期間や、旅のプランなど、ワーキングホリデー期間中の計画をある程度、渡航前に決めておくことをおすすめします。
学校や職場の有無
プラハやブルノなどの都市には、語学学校や日本食レストランなどが多数あり、英語が通じるところもありますが、郊外に行くほどそういった場所は少なくなります。
郊外のエリアは、学校や仕事先の選択肢の幅が狭まってしまうため、語学学校に通ったり、アルバイトをするのであれば、比較的都心部に近い、通学・通勤に便利な滞在先を選びましょう。
行きたい場所を明確にする
チェコ周遊を目的とするのであれば、ワーキングホリデーで滞在している間に訪れたい場所を事前にピックアップし、ある程度の旅のプランを立て、移動手段や滞在先を決めることが大切です。
バスや電車、飛行機でオーストリアやスロバキア、ドイツなどの近隣国へも安く、気軽に行くことができるのでチェコを拠点にヨーロッパ旅行を楽しむのも良いでしょう。
チェコワーキングホリデーで語学力を上げるためにできる3つのこと
次にお届けするのは、ワーキングホリデーでチェコに長期間滞在するからこそできる語学力アップの3つの方法です。
語学学校に通う
難しい言語だと言われているチェコ語を習得するためには、しっかりと基礎から学ぶことが大切です。
そのためには、ある程度の期間は語学学校に通うことをおすすめします。
滞在したい都市を選び、プライベートレッスンやグループレッスンなど、希望するコースを提供する学校を選択しましょう。
できるだけ日本語から離れる
ヨーロッパ圏の他国に比べると、観光客以外の日本人は少ないチェコでは、日本語を話す機会はあまりないので、語学力アップには最適の環境だと言えます。
インターネットの検索など、つい日本語で調べてしまいがちな情報収集などもチェコ語や英語にしてみるなど工夫を凝らし、積極的に日本語から離れることでより一層、語学力の向上につながります。
国内や近隣のヨーロッパ諸国を旅する
語学学校に通ったり、長期間同じ都市だけに留まってしまうと、生活がマンネリ化してしまうこともあります。
せっかくのワーキングホリデー期間を有効活用するためにも、週末は郊外へ出かけたり、近隣のヨーロッパを訪れることをおすすめします。
チェコ語や英語で情報収集し、旅行のプランを立てることで語学力がアップするでしょう。
チェコで語学力を鍛えたいあなたにおすすめの語学学校3選
チェコ語を学べる語学学校は、プラハなどの都市に多くあります。
初心者から上級者まで各レベルごとに細かく分けられるところがほとんどで、チェコ語の基礎からきちんと学ぶことができます。
ホームステイ先を紹介してくれたり、学生寮がある学校もあります。
おすすめの3校をピックアップしました。
Czech Course
2011年にプラハに設立されたCzech Courseは、外国人向けのチェコ語クラスを専門に幅広いコースを提供する語学学校です。
学生は、プライベートレッスンやグループレッスン、週2回の定期コース、2週間から1ヶ月の集中コースなどの中から希望のコースを選ぶことができます。
90分の体験レッスンを受けることも可能です。
フレンドリーな講師陣による、楽しく語学習得に効果的なレッスンに定評があります。
参考:Czech Course
Czech Language Training
Czech Language Trainingは、プラハにあるチェコ語専門の語学学校です。
クラスルームが7部屋あり、比較的規模が大きめで、1クラス3〜7人のグループで行われるスタンダードコースや、プライベートコース、週末コース、発音に特化したコースなど、多岐にわたるコースが提供されています。
教科書の購入は不要で、毎回コピーの教材が配られ授業が行われます。
Prague Language Institute
Prague Language Instituteは、2012年に設立されたプラハにある語学学校です。
規模は小さめですが、アットホームな雰囲気の中でチェコ語を学ぶことができます。
さまざまな国籍や年齢の学生がいますが、学生の平均年齢は21歳と若めで、学生寮があることがポイントです。
チェコワーキングホリデーの際には保険に入るべき?みんなはどうしてる?
チェコのワーキングホリデービザを申請する際、海外旅行傷害保険への加入が義務づけられています。
長期滞在する上で、病気やけがをしたり、思いもよらず事故やトラブルに巻き込まれたり、加害者になるリクスもあるため、万が一の時のために備えておきましょう。
病気やけがで病院に訪れた際、キャッシュレス対応や24時間対応のサポートがあって良かったという声もたくさん聞きます。
チェコワーキングホリデーでおすすめのエージェント3選
チェコ留学を専門に取り扱っているエージェントは少ないですが、多岐にわたる国の留学サポートや、ワーキングホリデーメーカーを支援する大手留学エージェントは、チェコ留学について相談にのってくれるところもあります。
無料サポートやカウンセリングを行ってくれる、おすすめの3社をご紹介します。
留学タイムズ
大手旅行会社HISと提携している留学タイムズは、創立20年以上を誇る老舗留学会社です。
留学に関する取り扱いの国数や学校数は業界トップクラスと言われており、チェコ留学に関しても無料カンセリングを実施しています。
参考:留学タイムズ
アジア留学.com
アジア留学.comは、主にアジア留学を取り扱っている留学エージェントですが、短期、長期に関わらずヨーロッパ各地の学校紹介や編入コースについて相談することもできます。
渡航前の手続きをはじめ、不安なことがあればいつでもサポートしてくれるため、チェコ留学についても問い合わせてみると良いでしょう。
参考:アジア留学.com
成功する留学
成功する留学は、短期留学から海外進学、ワーキングホリデー 、海外インターンシップまで、多岐にわたる国への留学に対応しサポートする留学エージェントです。
経験豊富なカウンセラーが、さまざまな留学スタイルに合った相談にのってくれるので、チェコ留学に関しても問い合わせてみる価値はあります。
参考:成功する留学
チェコワーキングホリデー経験者の体験談
大学在学中に3ヶ月間交換留学でブルノに滞在しました。
その時にチェコ語を学び、難しいが故の面白みを感じたことがきっかけで、卒業後、ワーキングホリデー制度を利用してチェコに長期滞在し、チェコを拠点にヨーロッパ周遊の旅をすることにしました。
チェコはビールが安くておいしいので、ビールにはまったというのも1つの理由です。
プルゼニにあるビール醸造所見学をしたのをきっかけに、チェコ以外のヨーロッパ諸国を訪れた際も、各国のビールや醸造所巡りを楽しみました。
今ではヨーロッパのビールを日本に広める仕事に携わりたいと思うほどのめり込み、ワーキングホリデーでチェコに訪れたからこそ、やりたいことが明確に見えてきたような気がします。
チェコワーキングホリデーに行くなら必須の持ち物3選
次にご紹介するのは、ワーキングホリデーでチェコに長期滞在する際、持参すべき必須アイテム3選です。
SIMロックフリーのスマートフォン
使いなれたスマートフォンを日本から持って行き、チェコでプリペイド式のSIMカードを利用すると非常に便利です。
チェコのみで使用できるSIMカードもありますが、近隣ヨーロッパ諸国に旅行するのであれば、ヨーロッパ周遊SIMカードを購入することをおすすめします。
変換プラグ
チェコでは変換プラグがなかなか見つけられないので、日本から持参するのがおすすめです。
スマートフォンやパソコンなど同時に使用することもあるため、持って行く電化製品の数だけあると便利です。
医薬品
もちろんチェコ国内には薬局があり、医薬品が販売されていますが、記載がチェコ語で、購入する際も英語が通じない場合があるので、日本から使いなれた常備薬を持参することをおすすめします。
薬類以外のコンタクトケア用品なども忘れずに持って行きましょう。
まとめ
いかがでしたか?2018年にスタートしたばかりのチェコワーキングホリデーの基本情報をお届けしました。
ワーキングホリデー制度を利用してチェコに長期滞在することで、日本では学ぶ機会が少ないチェコ語の習得や、国内はもちろん近隣ヨーロッパ諸国を旅することが可能です!
チェコワーキングホリデー準備の参考にし、観光旅行では味わえない経験をしてきてください。