ハンガリーワーキングホリデーの教科書~費用や申し込みの条件、おすすめの仕事も紹介!

promotion

こんにちはEIKARA編集部です!

ハンガリーは、日本の4分の1ほどの小さな国土に8つの世界遺産があり、ドナウ川をはじめ、湖や山、平原、鍾乳洞など自然に恵まれた景観と、中世の街並みや夜景が美しいことで観光客を魅了しています。

おいしいグルメを満喫することもでき、物価が安く比較的治安が良い国としても知られています。

ハンガリーへは、観光旅行だけでなくワーキングホリデー制度を利用して長期滞在が可能です。

今回は、2017年からスタートしたハンガリーワーキングホリデーの基本情報をお届けします!

ぜひ参考にしてください。

 

<目次>

ハンガリーワーキングホリデーの3つの魅力・メリット

ハンガリーは、他のヨーロッパ諸国に比べると物価が安く、治安が良いので長期滞在しやすく、ヨーロッパのほぼ中央部に位置していることから近隣諸国へのアクセスが良いのがポイントです。

ワーキングホリデーでハンガリーに滞在するメリットを3つご紹介します。

他のヨーロッパ諸国に比べて物価が安く治安が良い

ハンガリーは、ヨーロッパの他のワーキングホリデー協定国に比べ物価が安く、治安が良いです。

美しいブダペストの夜景を見に、1人で夜に外出しても危険を感じることはないほどだと言われています。

費用面と安全面において長期滞在しやすい国と言えるでしょう。

温泉が楽しめる

ハンガリーは、なんと600ヶ所以上の温泉がある温泉大国です。

地元の人たちの交流の場として親しまれ、温泉に浸かりながら長時間チェスなどを楽しんでいる人が多くいます。

入浴施設では水着を着用し、プール感覚で楽しめるため、温泉が身近な日本人にとって、入浴できる場所があるのはうれしいポイントです。

近隣ヨーロッパ諸国へのアクセスが良い

ハンガリーは、ヨーロッパのほぼ中央部に位置していることから近隣諸国へのアクセスが良く、オーストリアやチェコ、スロバキア、ルーマニアなどの隣接する国へはバスや電車で気軽に行くことができます。

ドイツやフランスなどへも格安航空券を利用することでリーズナブルに渡航することが可能です。

ハンガリーワーキングホリデーの3つのデメリット・注意点

次は、ハンガリーワーキンクホリデーにおけるデメリットや注意点をご案内します。

ハンガリー語は習得が難しい

ハンガリーの公用語はハンガリー語で、世界水準で見て発音や文法などが難解な言語だと言われています。

また、ハンガリー以外でハンガリー語を耳にすることがほとんどないニッチな言語です。

また、ブダベストなどの都市では、英語で義務教育を受けた若い世代の人たちがいるため英語が通じますが、郊外に行くほど英語を話す人が少なくなります。

職探しが困難

ブダペストは意外に日本人が多いですが、都心部以外の郊外には観光客以外ほとんど日本人がいません。

2017年にワーキングホリデー制度が開始されたばかりなので、ハンガリーでのアルバイト先の情報がほとんどないのが現状です。

ある程度ハンガリー語が話せないと、ローカルの職場で働くのは難しいでしょう。

滞在資金に余裕を持って渡航することをおすすめします。

1日や季節の気温差が大きい

ハンガリーは、内陸性気候で日本と同じように四季があります。

夏は30度を超えることがあり、冬はマイナス10度近くと気温の変化が激しく、湿度は低めで乾燥しがちなのが特徴です。

同じ季節でも1日のうちで気候が変わりやすいため、羽織物を携帯し、体調管理に気をつけましょう。

ハンガリーでワーキングホリデーを始める人の一般的な手続き・流れ

ハンガリーのワーキングホリデービザは、以下の条件をクリアすれば申請ができます。

・主な目的が休暇を過ごすことである

・申請時の年齢が18歳以上30歳以下

・被扶養者を同伴しない

・有効なパスポートを所有している

・帰国航空券を購入するための十分な資金を所持している

・ハンガリー滞在中の生活費として25万円相当額を所持している

・ビザの有効期限以降はハンガリーを含むシェンゲン協定加盟国から出国する

・ワーキングホリデー中に別のビザに変更しない

・過去にハンガリーワーキングホリデービザを取得したことがない

・健康で犯罪経歴がない

・滞在中はハンガリーの法令を遵守する

参考:ハンガリーのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会

ハンガリーワーキングホリデービザの取得方法

ハンガリーのワーキングホリデービザは、日本国内で申請または、ハンガリー移民局で申請するという2つの方法があります。

日本国内で申請する場合は、事前に駐日ハンガリー大使館のホームページより申請書をダウンロードし、以下の必要書類と併せて駐日ハンガリー大使館に提出し、一時滞在許可証のためのビザを申請する必要があります。

・ビザ申請書

・顔写真2枚

・1〜2週間分のホテルなど滞在場所の証明書類

・滞在中の生活費25万以上の銀行口座の残高証明

・海外旅行傷害保険の加入証明書

すでにハンガリーに入国している場合は、ほぼ同様の提出書類が必要ですが、ハンガリー移民局(BAH)に直接確認してから申請しましょう。

募集人員200人の枠内であれば、発給の日から1年間ハンガリーで有効な一時滞在許可証が無償で発給されます。

参考:ハンガリーのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会

参考:ハンガリー移民局(BAH)

ハンガリーワーキングホリデーでかかる費用はいくら?

ハンガリーワーキングホリデーのビザ申請料は無料ですが、申請時に生活費として25万円相当の資金があることの証明が必要となります。

準備費用はもちろん、学費や生活費など、1年間滞在するにはどれくらいの費用がかかるのか、項目別に相場をご紹介しましょう。

往復の航空券:11万〜30万円

日本からハンガリーへの直行便はないため、渡航には1回以上の乗り継ぎが必要です。

航空会社や時期により価格は異なりますが、東京・ブダペスト間の往復航空券の相場は11万〜30万円です。

参考:ハンガリー行きの格安航空券ならスカイスキャナー

保険:16万〜28万円(1年間)

ワーキングホリデービザでハンガリーに滞在する場合、海外旅行傷害保険への加入が義務づけられています。

各保険会社から多岐にわたるプランが用意されているので、内容をしっかりと確認し最適なものを選びましょう。

1年間カバーするものの相場は、16万〜28万円です。

参考:ワーホリ保険/主要10社徹底比較 | 最新、海外保険人気ランキング

家賃:4~40万円(1ヶ月)

ハンガリーに長期滞在する際、2食付きでハンガリー語のレッスンを含むホームステイや、ホステルやアパートを借りるなどの方法があります。

・ホームステイする場合:25万〜40万円

・ホステルに滞在する場合:4万〜5万円

・1ベッドルームのアパートを個人で借りる場合:6~7万円

学費:4万〜40万円(1ヶ月)

ハンガリーで語学学校に通う際の学費は、受講するコースや期間によって異なりますが、1ヶ月80レッスンで4〜5万円、プライベートレッスンやホームステイがセットになったものだと、1ヶ月40万円するものもあります。

生活費:3万600〜5万2,000円

物価が安いハンガリーでは、特に食品や日用品が安価で、外食費もリーズナブルです。

ほぼ24時間運行している電車やトラム、タクシーなどの交通機関も比較的安めです。

ワーキングホリデーで長期滞在する際、家賃や学費以外にかかる生活費のおおよその内訳と金額の相場を参考にしてみてください。

・食費:2万5,000〜4万円

・交通費:5,000〜1万円

・通信費:600〜2,000円

ハンガリーワーキングホリデーでおすすめの仕事3選

ハンガリーでは、ある程度ハンガリー語が話せないと仕事探しが困難ですが、ブダペストなどの都市には、日本食レストランも点在するため、チャレンジする価値はあります。

おすすめの仕事を3つピックアップしました。

日本食レストランのスタッフ

ハンガリーに限らず、ワーキングホリデーメーカーが比較的採用されやすい日本食レストランでの仕事は狙い目です。

ブダベストには日本食レストランがあるので、キッチンハンドやホールスタッフとしての働き口がないか、積極的に問い合わせてみましょう。

ローカルの飲食店

ある程度ハンガリー語が話せるようになったら、ローカルのカフェやレストランでの仕事に挑戦してみるのも良いでしょう。

接客に自信がなければ、清掃など裏方のポジションでも可能性があるかもしれません。

日本のウェブ上で完結する仕事

パソコン1台とインターネット環境さえあればできる日本のウェブ上で完結する仕事は、ハンガリーに限らず海外に長期滞在する人にとって最適です。

ITやデザイン、ライティングなどのスキルが必要な場合がありますが、経験がなくてもはじめられる作業もあるので、すぐに仕事をスタートすることができます。

ハンガリーワーキングホリデーの滞在先を決める時の3つのポイント

美しい街並や自然、世界遺産などを思いきり満喫したり、日本人の口に合うおいしいグルメを堪能するなど、旅を楽しむことを目的とするか、ハンガリー語をマスターするためにホームステイしたり、語学学校に通うかなど、ハンガリーワーキングホリデー期間をどのように過ごしたいかによって滞在先は異なるでしょう。

滞在先を決める3つのポイントをご紹介します。

予算にあった場所を選ぶ

ホステルなどの宿泊施設に泊まり、移動しながら様々なエリアを訪れるか、ホームステイやアパート暮らしをして語学学校に通ったりアルバイトに挑戦するかなど、滞在目的と予算に合った場所を選定する必要があります。

比較的物価が安いハンガリーですが、ハンガリー語のレッスンと食事付きのホームステイなどを利用すると、それなりの費用を用意しなければなりません。

また、語学学校に通う際、どれくらいの期間通学するかなど、ワーキングホリデー期間中のプランをある程度、渡航前に決めておくと良いでしょう。

学校や職場の有無

語学学校や日本食レストランは、ブダペストなどの都市には点在しますが、郊外に行くほど日本人が少なく、学校や仕事先の選択肢がなくなってきます。

語学習得を目的とするのならホームステイを利用したり、語学学校への通学に便利な場所、アルバイトをするのであれば通勤しやすい滞在先を選ぶ必要があります。

行きたい場所を明確にする

ハンガリーワーキングホリデー期間中に訪れたい場所や、やりたいことをピックアップし、きちんとプランを立てて滞在先を選ぶことをおすすめします。

バスや電車で隣接するチェコやスロバキア、オーストリアなどに気軽に行くことはもちろん、格安でヨーロッパ旅行もできるのでハンガリーを拠点に旅をするのも良いでしょう。

ハンガリーワーキングホリデーで語学力を上げるためにできる3つのこと

次にお届けするのは、ワーキングホリデーでハンガリーに長期間滞在するからこそできる語学力アップの3つの方法です。

語学学校に通う

ハンガリーは、ブダペストなどの都市で若い世代を中心に英語を話す人もいますが、せっかくワーキングホリデーでハンガリーに滞在するのであれば、語学学校に通い、ハンガリー語を基礎から学ぶことをおすすめします。

細かくレベル分けされていたり、個人レッスンやプライベートレッスン、日中または夜間など学校によってさまざまなコースが提供されているので、予算やライフスタイルにあった最適な学校を選びましょう。

ホームステイする

ハンガリーに滞在する際、ホステルやアパート暮らしという方法もありますが、ローカルの家庭に滞在し、ハンガリー人と密に交流できるホームステイを利用すると、難解と言われているハンガリー語をより身近に感じられ、語学力アップにもつながるでしょう。

予算にもよりますが、ある程度ハンガリー語と生活に慣れるまでホームステイするのもおすすめします。

できるだけ日本語から離れる

日本企業が進出していることもあり、特にブダペストは日本人が意外にたくさんいます。

日本人と出会い、日本語を話す機会もあるかもしれませんが、積極的に日本人コミュニティーから離れることも必要です。

また、つい日本語で調べてしまいがちなインターネットの検索など、情報収集をハンガリー語や英語に切り替えるなど工夫を凝らすことで語学力アップにつなげることができます。

ハンガリーで語学力を鍛えたいあなたにおすすめの語学学校3選

ハンガリー語を学ぶことができる語学学校は、ブダペストなどの都市に点在します。

ハンガリー語のクラスを専門に提供するおすすめの3校をピックアップしました!

Hungarian Language School

1991年にブダペストに創立されたHungarian Language Schoolは、ハンガリー語を専門に扱う語学学校です。

ビギナーからアドバンスまで、細かくレベル分けされたクラスがあり、プライベートやグループ、夜間、週末、夏季限定など、さまざまなコースを提供しています。

質の高い講師陣による丁寧な授業に定評があり、アットホームな雰囲気で楽しく学ぶことができる学校です。

参考:Hungarian Language School

Ulysses Hungarian Language School

ブダペストにあるUlysses Hungarian Language Schoolは、ハンガリー語教育に20年以上携わった経験豊富な講師が在籍し、クオリティーの高い授業を提供する語学学校です。

初心者クラスと上級者クラスが用意され、イブニングコースも設けられています。

オリジナルの教材やカリキュラムにより、学生それぞれのレベルにあったレッスンを行います。

参考:Ulysses Hungarian Language School

Learning Hungarian Language School

Learning Hungarian Language Schoolは、個人レッスンや、少人数のグループレッスン、オンラインレッスンを提供するプライベート講師が運営する学校です。

学生それぞれのレベルや目的に合わせたレッスンを行います。

無料で90分のトライアルレッスンを受けることができる点がポイントです。

参考:Learning Hungarian Language School

ハンガリーワーキングホリデーの際には保険に入るべき?みんなはどうしてる?

ハンガリーのワーキングホリデービザを申請する際、海外旅行傷害保険に加入することが必須条件となっています。

長期滞在することにより、病気やけがをしたり、事故やトラブルに巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。

また、思いもよらず加害者になるリクスもあるため、もしもの場合に備え、最適な保険プランを選んで加入しましょう。

ハンガリーワーキングホリデーでおすすめのエージェント3選

ハンガリー留学を専門に取り扱っているエージェントはあまりありません。

しかし、大手留学エージェントでは、さまざまな国の留学をサポートしているため、ハンガリー留学に関しても無料でカウンセリングを行ってくれることも!

おすすめの3社をご紹介します。

留学タイムズ

留学タイムズは、大手旅行会社HISと提携し、留学の取り扱い国数や学校数は業界トップクラスと言われる創立20年以上を誇る老舗留学会社です。

ハンガリー留学を担当するカンセラーによる無料相談も受け付けているので、気軽に問い合わせてみると良いでしょう。

参考:留学タイムズ

留学ジャーナル

1971年の創業以来、20万人近くの留学をサポートした信頼と実績を誇る留学ジャーナルは、大手留学エージェントです。

各国の大使館と協力関係にあることも強みとしています。

留学前の準備から留学中の支援、帰国後のキャリアまできめ細かくサポートしてくれるため、ワーキングホリデーメーカーにとって頼りになる存在となってくれます。

参考:留学ジャーナル

成功する留学

成功する留学は、さまざまな国への短期留学をはじめ海外進学、ワーキングホリデー 、海外インターンシップなど、多岐にわたる留学スタイルに対応する留学エージェントです。

数多くの留学相談を手がけた経験豊富なカウンセラーが留学手続きをはじめ、学校紹介などをサポートしてくれるため、ハンガリー留学に関しても問い合わせてみる価値はあります。

参考:成功する留学

ハンガリーワーキングホリデー経験者の体験談

姉夫婦が仕事の都合でブダペストに在住しているため、1週間旅行を兼ねてハンガリーに訪れたことがありました。

観光客や留学生など、ブダベストは意外に日本人が多かったのが印象的でした。

大学卒業後、6年間販売の仕事をしていましたが、休暇を取れたとしても最大1週間ほどで、海外旅行になかなか行くことができず、毎日の生活がマンネリ化してきたこともあり、変化が欲しくて、思いきって姉のいるハンガリーにワーキングホリデーで行くことにしました。

ハンガリーを拠点に、ヨーロッパ諸国を旅することを目的として行ったため、語学学校には通いませんでしたが、ブダペストにいる間にハンガリー語と英語のプライベートレッスンを提供している先生に日常会話を教えてもらいました。

ハンガリー国内はもちろん、隣接する国も比較的物価が安かったので、旅がしやすく、ほとんどの観光名所を巡ることができました。

ハンガリーワーキングホリデーに行くなら必須の持ち物3選

続いては、ワーキングホリデーでハンガリーに長期滞在する際、持参すると便利な3つのアイテムをお届けします!

SIMロックフリーのスマートフォン

ハンガリーで安く販売されているプリペイド式のSIMカードを、日本から持って行ったスマートフォンに差し込んで使用すると非常に便利です。

スーパーマーケットなどで手軽に購入できるため、到着したその日から使うことができます。

変換プラグ

ハンガリーでは変換プラグが見つけにくく、手に入りにくいため、日本から持参することをおすすめします。

スマートフォンやパソコン、カメラなど、同時に充電が必要な場合もあるので、持って行く電化製品の数だけあると便利です。

水着

ハンガリーは温泉大国として知られているほど、数多く温泉が点在し、地元の人たちの憩いの場でもあります。

日本と違って混浴で、水着を着用する必要があるので、せっかくハンガリーに滞在するのなら、温水プールのような温泉を堪能できるよう、忘れずに水着を持って行きましょう。

まとめ

2017年に開始されたハンガリーワーキングホリデーの基本情報についてお届けしました。

いかがでしたか?

治安が良く、物価が安いため長期滞在しやすく、観光名所やグルメなど魅力たっぷりのハンガリーを堪能しに、ぜひ、ワーキングホリデー制度を利用して出かけてみてください!

関連記事

  1. アルゼンチンワーキングホリデーの教科書~費用やビザの年齢・条件、…
  2. チリワーキングホリデーの教科書~費用や申し込みの条件、おすすめの…
  3. オーストラリアワーキングホリデーの教科書~費用やビザの年齢・条件…
  4. カナダワーキングホリデーの教科書~費用やビザの年齢・条件、おすす…
  5. ニュージーランドワーキングホリデーの教科書~費用や申し込みの条件…
  6. どうやって過ごす?ワーホリ中の一日の過ごし方を経験者が紹介!
PAGE TOP