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北極圏の真下に位置するアイスランドは、白夜やオーロラなど神秘的な大自然を誇る美しい国として知られています。
そんなアイスランドがワーキングホリデー制度を結んでいる国は、なんと日本だけ!ということをご存知ですか?
今回は、ワーキングホリデーで1年間アイスランド生活を満喫するためのお役立ち情報をお届けします。
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<目次>
アイスランドワーキングホリデーの3つの魅力・メリット
アイスランドは、雄大な自然を満喫できる他、治安が良いことでも定評がある魅力たっぷりの国です。
ワーキングホリデーで滞在するメリットを3つご紹介しましょう!
日本では味わえない特有の大自然
北欧の秘境の地と言われるアイルランドでは、夏は夜通し明るい白夜、秋冬はオーロラを観測できるなど、日本では味わうことのできない特有の雄大な自然を満喫することができます。
治安が良く住みやすい
夜でも子どもだけで出かける姿を見かけたり、問題なく女性の一人旅ができるほど治安が良いことで知られているため、はじめての海外暮らしにも最適です。
ほとんどの人が英語を話す
アイスランドは、アイスランド語が公用語ですが、英語での教育を受けている人が多く、ほとんどの場所で英語が通じます。
街中にある表記なども、アイスランド語だけでなく英語で書かれていることが多いため安心です。
アイスランドワーキングホリデーの3つのデメリット・注意点
続いては、アイスランドワーキンクホリデーにおける注意点とデメリットをお届けします。
ビザの発給数は1年間に30人のみ
2018年に開始されたばかりのアイスランドのワーキングホリデービザは、1年間に30人しかビザが発給されません。
他の国に比べてかなり枠が少ないため、早めに問い合わせ、申請を行わなければなりません。
物価が高い
想像を超えるほど物価が高いアイスランド。
ワーキングホリデーでの渡航を決めたら、余裕を持って家賃や生活費など1年間の滞在費を準備しておく必要があります。
体内時計には頼れない
アイスランドは極北に位置するので、太陽の位置関係が複雑です。
体内時計に頼らず、白夜の夏は、カーテンをしっかり閉めて時間になったら就寝する習慣をつけるなど、健康管理などにも気をつけて生活しなければなりません。
アイスランドでワーキングホリデーを始める人の一般的な手続き・流れ
アイスランドでは、ワーキングホリデーによる居住許可は法律に基づいて付与されます。
以下の条件のすべてを満たしている場合、許可を受ける権利があります。
・日本に住む日本国民である
・アイスランドでの文化と一般的な生活様式の体験を目的としている
・アイスランドに永住するつもりはない
・申請時の年齢が18歳以上26歳以下
・滞在中に自給できることを証明する
・アイスランドの保険会社またはアイスランドの営業を許可されている外国保険会社に有効な保険に加入している
・過去5年間に海外で犯罪をおかし、刑を執行されたことがない、またはアイスランド法に基づき3ヵ月以上の懲役刑を科せられた犯罪について法廷で刑を宣告されていない
・居住許可の推定有効期間を少なくとも90日以上有効なパスポートを所持している
・以前にワーキングホリデービザを使用していない
・同行扶養家族がいない
・国を離れることを除いて、他の理由で居留許可を申請していない
条件を満たしていれば、日本から直接アイスランド移民局へ申請書と関連書類を郵送することができます。
アイスランド移民局が申請書を受け取って承認が下りた後、アイスランドを旅行することができます。
また、90日間の観光ビザを利用して、アイスランド入国後にビザ申請をすることも可能です。
ただし、ビザ申請の処理にかかる時間が90日以上を超える可能性もあるため、日本から申請することが勧められています。
まずは、アイスランド政府のサイトで居住許可を申請しましょう。
Working holiday based residence permits
参考:アイスランドのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
アイスランドワーキングホリデービザの取得方法
以下の書類を提出し、指定された口座へ1万5,000クローナ(約12,900円)を支払いビザを申請します。
・居住許可申請書 に必要事項を記入したもの
・パスポート写真
・パスポートのコピー
・無犯罪証明書の原本
・正式な翻訳者によって確認された犯罪記録証明書のコピーまたは原本
・アイスランドの保険会社またはアイスランドでの営業を許可された外国保険会社に加入した健康保険証明書
・滞在期間中の安全なサポートを確認できる文書
・帰国時の航空券の写しもしくは航空券を購入するために十分な資金があることを証明する書類
参考:アイスランドのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
アイスランドワーキングホリデーでかかる費用はいくら?
物価が高いことで知られているアイスランド。
1年間ワーキングホリデーで滞在するにはどのくらいの費用が必要になるのかも気になるところです。
準備にかかる費用をはじめ、学費や1ヶ月の家賃や生活費の相場をご紹介します。
申請料:1万5,000クローナ
アイスランドのワーキングホリデーには、1万5,000クローナの申請料が必要です。
参考:アイスランドのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
往復の航空券:15万円〜30万円
アイスランドへは日本からの直行便がないため、ヨーロッパの都市などで乗り継ぎが必要です。
航空会社や時期により価格は異なりますが、航空券のおおよその相場は15万円〜30万円です。
保険:200万クローナ〜
アイスランドにワーキングホリデービザで渡航する際、アイスランドで営業許可を受けた保険会社から、申請者が6か月間有効で、最低200万クローナの健康保険に加入(購入)したことを示す確認書の提示が必要です。
参考:Basic requirements for a residence permit | HEALTH INSURANCE
家賃:6万~15万クローナ(1ヶ月)
物価が高いアイスランドは、特にレイキャビクなどの都市は家賃が非常に高いです。
1ヶ月の家賃の相場は以下のとおりです。
・学生寮のシングルルームの場合:6万~8万クローナ
・1ベッドルームのアパートを個人で借りる場合:6万~15万クローナ
学費:5万~15万クローナ(1ヶ月)
アイスランドの私立の語学学校では受講する時間数によって料金が異なりますが、1ヶ月で5万~15万クローナ程度です。
大学付属の語学コースやサマースクールを利用する方法もあります。
生活費:8万6,000~16万クローナ(1ヶ月)
家賃や学費以外にかかる食費や通信費など、1ヶ月でどれくらいの生活費が必要か、おおよその金額は以下のとおりです。
・食費:8万~15万クローナ
・通信費:6,000~1万クローナ
アイスランドワーキングホリデーでおすすめの仕事3選
1年間のワーキングホリデー滞在中、アイスランドでは就労期間や時間に制限がありません。
ほとんどの場所で英語が通じるので言葉の面での仕事探しには困りません。
おすすめの仕事を3つご紹介しましょう。
飲食店スタッフ
大抵のカフェやレストランでは、英語が通じるため、キッチンハンドやホールスタッフとしての働き口をみつけることをおすすめします。
観光向けのショップ
日本人観光客が訪れそうなお土産物を扱っているショップや売店などでスタッフとして働くのも良いでしょう。
ホテルスタッフ
日本で丁寧な接客やサービス業の職務経験があり、英語が得意であればホテルのフロント、そうでなければ、ベッドメーキングや清掃などの仕事もおすすめです。
アイスランドワーキングホリデーの滞在先を決める時の3つのポイント
とにかく大自然や幻想的な風景など、アイスランドでしか味わうことのできない体験をおもいきりすることを目的に渡航するのか、就労の機会も与えられる1年のワーキングホリデーをしっかりと活用したいのかで滞在先も変わってくるでしょう。
行きたい場所を明確にする
観光でもワーキングホリデーでも、アイスランドを訪れる人の最大の目的は、大自然や幻想的な風景を見に行くことだと言えるでしょう。
オーロラ観測やアイスホテル、温泉など、ワーキングホリデーで滞在中に絶対に行っておきたい場所の候補を挙げしっかりプランを立て、滞在先を選ぶことをおすすめします。
学校や職場の有無
語学学校に通ったり、アルバイトをする目的があるのなら、レイキャビクなどの都市は家賃が高いですが、
設備が整っているため快適に暮らしやすいと言えます。
予算にあった場所を選ぶ
ホームステイをするか、アパート暮らしをするか、宿泊施設に泊まって旅を満喫するかなど、予算に合った滞在先を選びましょう。
ワーキングホリデーの1年間をどう過ごすのかきちんと計画を立てることが大切です。
アイスランドワーキングホリデーで語学力を上げるためにできる3つのこと
アイスランドに1年間滞在するからこそできる語学力アップの方法を3つご紹介します!
なるべく日本語から離れる
比較的日本人が少ないアイスランドでは、日本語を話す機会はあまりないため、語学力アップには最適の環境と言えるでしょう。
より語学力を向上させるために積極的に日本語から離れ、メモや日記など、普段日本語で書き留めることなどを英語やアイスランド語に切り替えるなど工夫を凝らすとより良いでしょう。
ボランティアなどに参加する
地域のコミュニティーや、教育機関で行われているボランティア活動などに参加すると、地元の人や他の国から来た留学生らとコミュニケーションをとる機会があります。
情報を入手し、積極的に人と交流することでアイスランド語や英語のスキルを伸ばすことができます。
ローカルの職場で働く
ほとんどの場所で英語が通じるアイスランドで、ローカルの仕事に就くには、それなりの英語力が必要となりますが、ある程度話せるのであればもっと上を目指し、思い切って、日本人観光客が来ないような所で働くと英語に加え、アイスランド語の向上につながります。
アイスランドで語学力を鍛えたいあなたにおすすめの語学学校3選
アイスランドは、アイスランド語が公用語ですが、ほとんどの場所で英語が通じます。
しかし、せっかくワオーキングホリデーで長期滞在するなら、アイスランド語を学びたいですよね。
授業は英語ですすめられる所が多く、英語コースを用意している語学学校もあります。
おすすめの語学学校を3校ご紹介します。
Múltikúlti Language centre
Múltikúltiラングリッジセンターは、レイキャビクにある中規模の語学学校です。
アイスランド語のコースは5つのレベルに分けられており、他にも英語、スペイン語、イタリア語のコースも用意されています。
アイスランド語は、40時間で3万7,000クローナ、英語のコースは15時間で3万3,000クローナから受講できます。
参考:Múltikúlti – Language Centre
Language school – Saga Akademia
レイキャビク、ケプラビーク、サンドゲルディ、ガルズルの4都市に校舎を持つサガアカデミアは、2007年に創立された語学学校です。
アイスランド語の他に、英語、ポーランド語、スペイン語、フランス語のコースが用意されています。
参考:Language school – Saga Akademia
The Tin Can Factory
レイキャビクにあるティンキャンファクトリーは、豊富なアクティビティーが魅力の語学学校です。
モーニングクラスは、月曜日から木曜日の週4日間、4週間で4万4,900クローナから受講することができます。
また、レイキャビクウォーキングや、ネイティブとティータイムやお酒を楽しむアクティビティーなども定期的に開催され、参加費制で気軽に足を運ぶことができます。
アイスランドワーキングホリデーの際には保険に入るべき?みんなはどうしてる?
アイスランドにワーキングホリデーで滞在する条件として、アイスランドの保険会社またはアイスランドの営業を許可されている外国保険会社に有効な保険に加入することが義務付けられています。
渡航前にしっかりとリサーチし、最適な保険に加入しましょう。
アイスランドワーキングホリデーでおすすめのエージェント3選
2018年にアイスランドと日本のワーキングホリデー制度が結ばれたばかりなので、アイスランド留学を専門に扱っている留学エージェントはまだ少ないですが、無料サポートやカウンセリングを行っている3社をご紹介します。
参考にしてみてください。
留学タイムズ
創立20年以上の老舗留学会社である留学タイムズは、取り扱いの国数や学校数は業界トップクラスと言われ、手数料が無料というのがポイントです。
大手旅行会社HISと提携している安心のサポートで定評があります。
アイスランド留学の相談も行ってくれるので、ぜひ一度問い合わせてみましょう。
参考:留学タイムズ
成功する留学
短期留学、海外進学、ワーキングホリデー 、海外インターンシップなど、さまざまな国への留学スタイルに対応するエージェントとして定評がある成功する留学。
留学支援を多数手がけてきたカウンセラーが、親身にサポートしてくれるため、アイルランド留学の相談も安心して任せることができます。
参考:成功する留学
ISS留学ライフ
ISS留学ライフは、世界28カ国1,200校以上のネットワークの中から留学先を選べる大手留学エージェントです。
アイスランド留学を扱っている留学エージェントはまだ少ないため、問い合わせてみる価値はあるでしょう。
参考:30周年を迎える留学エージェント | ISS留学ライフ/公式
アイスランドワーキングホリデー経験者の体験談
オーロラ観測をはじめ、氷山や滝、火山などアイスランドならではの大自然を短期間の旅行ではなく、長期滞在しておもいきり満喫したいと思い、アイスランドへのワーキングホリデーを決めました。
渡航前からある程度英語は話せましたが、せっかくなのでアイスランド語も学びたいと思い、語学学校にも通いました。
渡航当初は、学校にも住んでいた街にも日本人はいなかったため心細く感じることもありましたが、日本に関心のある地元の人や、日本が好きな留学生と仲良くなり、カフェで話したり、一緒に旅行をしたりすることができて、日本に帰国した今でも彼らとの交流は続いています。
日本では体験できなかったことを存分に味わえ、印象深い思い出がたくさんできた1年になりました。
アイスランドワーキングホリデーに行くなら必須の持ち物3選
ワーキングホリデーでアイスランドに渡航する際、持って行った方が良いおすすめのアイテムを3つご紹介します。
高性能のカメラ
大自然を満喫しにアイスランドへ行くのなら、その景色をカメラに収めておきたい人も多いでしょう。
特にオーロラの写真を撮影したいのなら、高性能のカメラを使用し、長い露出時間で撮影する必要があります。
夜景や星空などを普段から撮影し、カメラのセッティングに慣れておくことをおすすめします。
防水のレインウェア
天気が変わりやすアイスランドは、雨が多く、風が強いことで知られています。
雨が降っても強風のため、特に骨の弱い折りたたみの傘はあまり役に立ちません。
風が強いので、雨が横に降ります。
時には下から巻き上げて降ってくることも。防寒具としても使用できる防水のレインウェアを持って行くと良いでしょう。
水着
アイスランドは寒いイメージがありますが、地熱を生かした温水プールがあちこちに点在し、まるで露天風呂のようなプールを楽しむこともできます。
せっかくアイスランドに滞在するのなら、温水プールも満喫できるよう、忘れずに水着を持参することをおすすめします。
【番外編】ワーキングホリデーは就職活動で評価される?帰国後はどうする?
近年、国際化が進む日本では、多くの企業がグローバル人材を求めているため、ワーキングホリデーで得た語学力や、貴重な経験は就職活動に大いに活かすことができるでしょう。
特に、現地でインターンシップやボランティア活動を経験した人は、英語のスキルが上がり、海外の仕事場で十分通用するレベルに達している人も多く見られます。
生活する上で必要な手続きを自力で行ったりすることを経験し、自信をつけて帰国したワーキングホリデーメーカーは、外資系の企業や外国人雇用を積極的に行う日本の企業への就職を視野に入れている人が多い傾向にあります。
まとめ
2018年にワーキングホリデービザの発給が開始されたばかりのアイスランドの情報をお届けしました。
1年間アイスランドに滞在する魅力や、知っておくと良い注意点などをしっかりチェックして、アイスランドワーキングホリデーの準備を進めてください。
日本では経験できない楽しみを見つけられるでしょう!