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ノルウェーは、フィヨルドやオーロラ観測など雄大な自然の絶景が楽しめることはもちろん、おしゃれなインテリアや雑貨など北欧ブランドのメッカとしても知られている国です。
新鮮な魚介類がおいしく、観光地としても人気のノルウェーは、ワーキングホリデー制度を利用して長期滞在することも可能です!
今回は、ノルウェーワーキングホリデーのお役立ち情報をお届けします。
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<目次>
ノルウェーワーキングホリデーの3つの魅力・メリット
ノルウェーは、大自然を存分に満喫できる他、治安が良く、ほとんどの場所で英語が通じるため暮らしやすいと言われています。
まずは、ワーキングホリデーでノルウェーに長期滞在するメリットを3つご紹介しましょう!
特有の大自然を存分に満喫できる
自然の宝庫と呼ばれるノルウェーでは、100万年前に氷河が削られてできた入江であるフィヨルドやオーロラ観測など、日本では味わうことのできない特有の絶景を楽しむことができます。
また、5月~7月は太陽が沈まない白夜を体験することも!
ほとんどの場所で英語が通じる
ノルウェーはノルウェー語が公用語ですが、英語での教育を受けている人が多く、一般的に英語が使用されています。
そのため、ノルウェー語がわからなくても英語を話すことができれば日常生活で困ることはほとんどありません。
治安が良く教育制度や労働環境が整っている
ノルウェーは治安が良いことでも定評があります。
また、ノルウェーでは図書館などで無料のノルウェー語勉強会が開催されたり、国籍を問わず、留学生であっても大学などの教育費が無料です。
労働環境もしっかり整っているため、安心して働くことができます。
ノルウェーワーキングホリデーの3つのデメリット・注意点
続いては、ノルウェーワーキンクホリデーにおけるデメリットと注意点をご案内します。
到着後の手続きがたくさんある
在留カード(滞在許可証)の発行や、就労に伴い必要となるタックスカードの申請および銀行口座開設、運転免許証の切り替えなど、ノルウェー到着後に行わなければならない手続きが多数あります。
職探しが困難
数あるワーキングホリデー協定国の中でも、ノルウェーでの職探しはかなり難しい言われています。
仕事を見つけるには、ノルウェー語と英語のスキルが不可欠です。
日本食レストランは比較的採用の可能性が高いですが、事前にしっかりとリサーチすることをおすすめします。
物価が高い
北欧は物価が高い地域として知られていますが、中でもノルウェーは物価が非常に高いです。
特に首都オスロでは驚くほど生活費がかかるため、滞在費を抑えたい人は、他の都市を検討することをおすすめします。
仕事探しも容易ではないので、資金に十分余裕を持って渡航する必要があります。
ノルウェーでワーキングホリデーを始める人の一般的な手続き・流れ
ノルウェーのワーキングホリデービザは、以下の条件を満たせば申請ができます。
・申請時の年齢が18歳以上30歳以下
・日本国のパスポートを所有している
・日本帰国便の航空券を所有している
・ノルウェー渡航後3ヶ月の生活費を所持している
・ワーキングホリデー終了後にノルウェーを離れる意思がある
・健康で医療費をカバーできる保険に加入している
参考:ノルウェーのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキング・ホリデー協会
ノルウェーワーキングホリデービザの取得方法
ノルウェーのワーキングホリデービザは、以下の必要書類を準備し、ポータルサイト(VFSノルウェー申請センター)で申請の登録をします。
・パスポートの原本および使用済みのページのコピー
・ビザ申請書
・アプリケーションポータルまたはアプリケーションフォームから取得したカバーレター
・カラーの顔写真2枚
・最初の3ヶ月分(3万1,902クローネ)の生活費を所有していることを示す銀行発行の英文残高証明書
・ノルウェーの滞在先住所の証明書類
・英訳の健康診断書
・英訳の住民票
・医療保険の原本とコピー
・UDIの必要書類チェックリスト
必要書類を提出後、審査結果を確認し、ノルウェー入国後にビザを受理します。
書類の申請先は在北京ノルウェー大使館を選択する必要があります。
滞在許可の申請に関する詳しい情報は、ノルウェー入国管理局のウェブサイトを参照してください。
参考:ノルウェーのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキング・ホリデー協会
ノルウェーワーキングホリデーでかかる費用はいくら?
ノルウェーワーキングホリデーは、ビザ申請時に最初の3ヶ月分の生活費3万1,902クローナの資金があることの証明が必要となります。
1年間滞在するにはどれくらいの費用がかかるのかも気になるところですよね。
準備費用はもちろん、学費や1カ月の生活費などの相場をご紹介しましょう。
ビザ申請料:3,700クローネ、3ヶ月分の生活費3万1,902クローネ
ノルウェーのワーキングホリデーには申請料金と最初の3ヶ月分の生活費が必要となります。
十分な資金を用意しておくと安心です。
往復の航空券:15万〜30万円
日本からノルウェーへは直行便がなく、経由便を利用するしかありません。
航空会社や時期により価格は異なりますが、東京・オスロト間の往復航空券の相場は15万〜30万円です。
特に8月は価格が非常に高くなります。
参考:【HIS】ノルウェー行きの格安航空券・LCCの飛行機チケット
保険:16万〜28万円(1年間)
ノルウェーにワーキングホリデービザで滞在する際、医療保険への加入が義務づけられています。
各保険会社からさまざまなプランが提供されていますが、ワーキングホリデーでの渡航中、最低限の補償が付いたもので1年間で約16万円から用意されています。
参考:ワーホリ保険/主要10社徹底比較 | 最新、海外保険人気ランキング
家賃:4,000~1万3,000クローネ(1ヶ月)
ノルウェーではシェアハウスが一般的ですが、ワーキングホリデーメーカーは、到着して間もない時期はホームステイを利用する人が多いと言われています。
特にオスロは、世界で最も物価および生活費が高い都市として知られ、家賃も驚くほど高額です。
家賃を抑えたい人は、ベルゲンやスタヴァンゲルなどの都市に滞在すると良いでしょう。
・ホームステイする場合:6,000~1万3,000クローネ
・2〜4人のシェアハウスでオウンルームを借りる場合:4,000~8,000クローネ
学費:600~1,200ユーロ(1ヶ月)
ノルウェーで語学学校に通う場合の学費は、受講するコースや期間によって異なりますが、一般ノルウェー語コースで週に1,500~3,000クローネ、1ヶ月で5,000~1万2,000クローネ程度です。
入学費がかかる学校もありますが1,500クローネが相場です。
生活費:3,104~6,699クローネ
物価が高いノルウェーでは、特に外食は高額なので、少しでも節約したい人は自炊を心がけましょう。
ワーキングホリデー生活において交通費や通信費など、家賃や学費以外にかかる生活費のおおよその内訳と金額の相場は以下のとおりです。
・食費:2,000~5,000クローネ
・交通費:1.000クローネ
・通信費:104〜199クローネ
ノルウェーワーキングホリデーでおすすめの仕事3選
ノルウェーワーキングホリデーでは、同じ雇用主の元で6ヶ月以上働くことはできません。
また、ノルウェー語と英語が流暢でなければ仕事探しも困難です。挑戦する価値のあるおすすめの仕事を3つご紹介します。
飲食店のスタッフ
比較的採用されやすい日本食レストランのホールスタッフやキッチンハンドの仕事がおすすめです。
英語がある程度できれば、ローカルのカフェなどに挑戦するのも良いでしょう。
清掃スタッフ
レストランやホテルの清掃スタッフとしての仕事も、ワーキングホリデーメーカーにとって働きやすい環境と言えるでしょう。
特に夏の観光シーズンには観光客向けの求人が増える傾向にあります。
日本のウェブ上で完結する仕事
ノルウェーに限らず海外で長期滞在をする際に最適なのは、パソコン1台で作業しウェブ上で完結する仕事ではないでしょうか。
スキルが必要な仕事もありますが、未経験者でもできる仕事もあるため、パソコンとインターネット環境があればすぐに開始できます。
ノルウェーワーキングホリデーの滞在先を決める時の3つのポイント
雄大な自然や幻想的な風景など、ノルウェーでしか味わうことのできない経験をおもいきりすることを目的に渡航するか、語学学校に通ったり就労を目指すかなど、ワーキングホリデー期間をどのように有効活用させたいかによって滞在先も変わってくるでしょう。
ポイントはズバリ、以下の3つです。
予算にあった場所を選ぶ
ホームステイをするか、シェアハウスに暮らすか、宿泊施設に泊まって旅を満喫するかなど、予算に合った滞在先を選びましょう。
どれくらいの期間語学学校に通うかなどワーキングホリデー期間中のおおまかなプランを渡航前に決めておくことが大切です。
学校や職場の有無
オスロなどの都市は家賃が非常に高いですが、語学学校や日本食レストランなどがあり、仕事の需要もあります。
郊外などのエリアは比較的日本人が少なく、学校や仕事先の選択肢の幅が狭まってしまいます。
家探しも簡単ではないため、語学学校に通う予定なら、その期間は通学に便利なホームステイや学校の寮に滞在するのがおすすめです。
行きたい場所を明確にする
観光でもワーキングホリデーでも、ノルウェーを訪れる人の最大の目的は、雄大な自然や幻想的な風景を見に行くことだと言えるでしょう。
フィヨルドやオーロラ観測など、ワーキングホリデーで滞在中に絶対に抑えておきたい場所の候補を挙げ、旅行の計画をしっかり立てて滞在先を選ぶことをおすすめします。
ノルウェーワーキングホリデーで語学力を上げるためにできる3つのこと
続いてご紹介するのは、ノルウェーワーキングホリデーで長期間滞在するからこそできる語学力アップの方法3選です。
語学学校に通う
ほとんどの場所で英語が通じるノルウェーですが、せっかくワーキングホリデーでノルウェーに滞在するのであれば、きちんと語学学校に通い、ノルウェー語を学ぶことをおすすめします。
滞在したい都市や、希望にあったコースを提供している語学学校を探し、最も自分に合った学校を選ぶと良いでしょう。
ボランティアやインターンシップなどに参加する
地域のコミュニティーや、教育機関で行われているボランティア活動などに参加すると、ローカルの人や他国から来た留学生らとコミュニケーションをとる機会を作ることができます。
また、インターンシップなどに積極的に参加することでノルウェー語や英語のスキルを伸ばすことができます。
ローカルの職場で働く
ほとんどの場所で英語が通じるノルウェーで、ローカルの職に就くには、それなりの英語力とノルウェー語力が必要となります。
しかし、ある程度話せるのであれば日本人がいない職場環境に身を置くことでより一層ノルウェー語と英語の向上につながります。
ノルウェーで語学力を鍛えたいあなたにおすすめの語学学校3選
ノルウェーの語学学校は、一般ノルウェー語はもちろん、進学希望者向け、ビジネスなどの上級者向けのクラス、英語コースなどを提供する学校があります。
ノルウェー語の授業は基本ノルウェー語で行われ、必要に応じて英語が使われるところが多いようです。
おすすめの3校は以下のとおりです。
Alfaskolen
2006年に創立されたAlfaskolenは、オスロにあるノルウェー語専門の語学学校です。
初心者から上級者まで細かくレベル分け、されさまざまなコースが用意されています。
社会人を対象としているためイブニングクラスなども提供され、落ち着いた雰囲気でノルウェー語を学ぶことができます。
参考:Alfaskolen
Lingu Oslo
オスロにあるLingu Osloは、ノルウェー語をはじめ、英語やスペイン語、ロシア語などのコースを提供する大規模な語学学校です。
一般ノルウェー語は初心者クラスから、上級者クラスまで細かくレベル別に分けられ、1クラス6〜15人の学生で構成されています。
参考:Lingu Oslo
Home Language International
Home Language Internationalは世界30ヶ国、20言語以上の言語を学べる世界最大のホームステイ手配機関です。
先生の家でホームステイをしながら、ノルウェー語を学ぶことができます。
一般語学だけでなく、ノルウェー語+アクティビティコース、滞在のみもあるので自分のペースで学習が可能です。
参考:Home Language International
ノルウェーワーキングホリデーの際には保険に入るべき?みんなはどうしてる?
ノルウェーのワーキングホリデービザを申請する際、医療保険への加入が必須となっています。
病気やけが、事故やトラブルに巻き込まれたり、思いもよらず加害者になるリクスもあるため、万が一の時のためにしっかり備えておきましょう。
キャッシュレス対応や24時間体制のサポートを受けられて良かったというワーキングホリデーメーカーの声も多く聞きます。
ノルウェーワーキングホリデーでおすすめのエージェント3選
ノルウェー留学を専門に扱っている留学エージェントはあまりないのが現状です。
しかし、さまざまな国の留学をサポートする大手留学エージェントでは、ノルウェー留学に関しても無料サポートやカウンセリングを行っているところもあります。
おすすめの3社をご紹介します。
成功する留学
成功する留学は、短期留学、海外進学、ワーキングホリデー 、海外インターンシップなど、さまざまな国への留学スタイルに対応するエージェントとして定評があります。
留学支援を多数手がけてきたカウンセラーが、親身にサポートしてくれるため、ノルウェー留学に関しても問い合わせてみると良いでしょう。
参考:成功する留学
留学タイムズ
留学タイムズは、取り扱いの国数や学校数は業界トップクラスと言われる創立20年以上の老舗留学会社です。
大手旅行会社HISと提携している安心のサポートで定評があります。
手数料が無料なのもポイント。ノルウェー留学の相談もしてみましょう。
参考:留学タイムズ
留学ジャーナル
留学ジャーナルは、約20万人から選ばれた信頼と実績を誇る大手留学エージェントです。
はじめての留学でも、留学前から留学中はもちろん、帰国後のキャリアまできめ細やかにサポートしてくれるため安心して任せることができます。
ノルウェー留学を扱っているエージェントはまだ少ないため、問い合わせてみる価値はあります。
参考:留学ジャーナル
ノルウェーワーキングホリデー経験者の体験談
北欧雑貨やインテリアなどが大好きで、北欧での生活にも憧れを抱いていたので、ワーキングホリデーでノルウェーに行くことに。
ノルウェー語はまったくの初心者だったので、最初の4ヶ月はホームステイし、オスロの語学学校に通いました。
生活にも慣れてきたころ、ホームステイ先の家族の友人から寿司店でのアルバイトを紹介してもらい、働くこともできました。
学校でも、職場でも日本に関心のある地元の人や留学生が多く、出会った人たちは、皆とても気さくで交友関係が広がったのが何よりもうれしかったです。
休日は、アンティークショップや図書館に行ったりして、のんびりと過ごし、日本に帰国する2ヶ月ほど前にオスロを離れ、フィヨルドやオーロラ観測など、綿密なプランを立てて旅行もしました。
日本では味わえない体験を思いきりできたことで、満足のいくワーキングホリデー期間を過ごすことができました。
ノルウェーワーキングホリデーに行くなら必須の持ち物3選
ノルウェーにワーキングホリデーで長期滞在する際、持参すると良い便利なアイテムを3つピックアップしました!
SIMロックフリーのスマートフォン
日本で使いなれたスマートフォンをそのままノルウェーで使用するととても便利です。
ノルウェーではプリペイド式のSIMカードが手軽に購入できるので、到着したその日から使えます。
変換プラグ
変換プラグは、ノルウェーでも購入できますが見つけにくく、値段も割高なので日本から持参することをおすすめします。
同時に使用することもあるため、スマートフォンやパソコンなど持って行く電化製品の数だけあると便利です。
防寒具
とにかく寒いノルウェーでは、ダウンジャケットやコート、手袋、帽子、ブーツなどが必須アイテムです。
風を通しにくいウィンドブレーカーや耐熱性のあるインナーなどを多めに持参しておくと安心です。
【番外編】ワーキングホリデーは就職活動で評価される?帰国後はどうする?
近年、国際化が進む日本では多くの企業がグローバル人材を求めているため、留学経験者は採用の幅が広がる傾向にあります。
23の国や地域とワーキングホリデー協定を結んでいる日本からは、その制度を利用して海外に長期滞在する人も増えています。
ワーキングホリデーメーカーは、異文化交流を体験することで、語学力はもちろん、必要な情報を入手するコツやトラブルに対処できるスキルを身につける人も多いため、帰国後の就職活動の際、強みとしてアピールすることができます。
特に、現地でインターンシップやボランティア活動を経験した人は、海外の仕事場で十分通用するレベルに達していると高評価を得られることも。
ワーキングホリデー経験者は、外資系の企業や外国人雇用を積極的に行う日本の企業への就職を目指す人が多いようです。
まとめ
ワーキングホリデーでノルウェーに長期滞在する魅力や基本情報についてご紹介しました。
いかがでしたか?
日本では体験することのできない楽しみが待っているはずです!
ぜひ、参考にして、ノルウェーワーキングホリデーの準備を進めてくださいね。