PR
ポルトガルは、長い歴史に培われたさまざまな遺産や伝統、グルメやスポーツを堪能することができるため、観光地としても人気の国です。
近年は洗練されたモダンな雰囲気が加わり、さらに注目を集めています。
日本とポルトガルは2015年からワーキングホリデー協定を結んでいるので、短期の旅行ではなく、長期滞在することも可能です!
そこで今回は、ワーキングホリデーで行くポルトガルの魅力をお届けします!
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
ポルトガルワーキングホリデーの3つの魅力・メリット
ポルトガルは、人々が温和で、他のヨーロッパ諸国より治安が良く比較的物価が低いため、長期滞在しやすい国です。
また、美食の国としても知られており、日本人の口に合うグルメが楽しめます。
まずは、ワーキングホリデーでポルトガルに滞在する3つのメリットをご紹介します。
人々が温和で治安が良い
温和で親切な人々の笑顔が絶えないポルトガルでは、ゆったりとした時間が流れ、安全なため、安心して滞在することができます。
他のヨーロッパ諸国に比べて物価が安い
ヨーロッパ諸国の中でも、ポルトガルの物価は比較的低い方なので住みやすく、ワーキングホリデーにぴったりの国です。
ヨーロッパの他の国へもアクセスしやすいため、日々の生活費を抑えることによってヨーロッパ旅行を存分に楽しむこともできます。
日本人の口に合う美食の国
グルメを堪能できる国としても定評のあるポルトガルは、日本人の口に合う数々の料理も魅力の1つです。
大西洋に面しているため、特に魚介類が新鮮で種類も豊富。
物価が安めなので、気軽に外食を楽しめるのもうれしいポイントです。
ポルトガルワーキングホリデーの3つのデメリット・注意点
続いては、ポルトガルワーキンクホリデーにおけるデメリットと注意点についてご案内します。
必要書類が複雑で経済証明の額が高い
ポルトガルのワーキングホリデービザを申請する際、英文の健康診断書や犯罪経歴証明書など、いくつか複雑で準備に時間がかかる書類があります。
また、英文の残高証明書の提出が必要になりますが、その必要額が1年間で1万6,000ユーロと他のワーキングホリデー協定国と比べると設定が高めです。
チップ文化が根強い
日本ではあまり馴染みのないチップですが、ポルトガルでは日常茶飯事。
義務ではなく満足できるサービスを提供してもらった際の感謝の気持ちを表すためのチップですが、中にはチップをもらえて当たり前と考えている人もいます。
ポルトガルのチップの相場を確認し、あらかじめ小銭を用意しておくと良いでしょう。
Wi-Fi環境があまり整っていない
ポルトガルでは、空港やホテル、ショッピングモールや大型チェーンの飲食店などの主要施設はフリーWi-Fiが使用できますが、それ以外の場所ではインターネットに接続することが困難になります。
ポルトガルでワーキングホリデーを始める人の一般的な手続き・流れ
ポルトガルのワーキングホリデービザは、以下の条件を満たせば申請ができます。
・日本のパスポートを保持し日本国内に居住している
・ポルトガル滞在の第一の目的を休暇とする
・ワーキングホリデー査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下
・被扶養者を同伴しない
・往復の航空券または帰国のための航空券の購入が可能な費用を証明する書類の提示
・ポルトガル滞在に十分な資金が明記された英文残高証明書書
・ワーキングホリデー終了後はポルトガル滞在の延長をしない
・ワーキングホリデー以外の査証取得は行わない
・健康で過去に犯罪経歴が記録されていない
・海外旅行傷害保険に加入する
参考:ポルトガルのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
ポルトガルワーキングホリデービザの取得方法
ポルトガルワーキングホリデービザは、申請者本人が下記の書類をポルトガル大使館領事部に提出しなければなりません。
その際、電話あるいはメールでの予約が必要です。
・ビザ申請申込書の原本
・残存有効期間が12ヶ月以上ある日本国籍のパスポート
・顔写真1枚
・往復の航空券の予約、もしくは帰国する航空券を購入できる費用の証明書
・英文健康診断書
・ポ海外旅行傷害保険証明書類
・ポルトガルでの犯罪有無を確認する要請書
・3ヶ月以内に発行された犯罪経歴証明書
・ポルトガル滞在を可能とする(1年間で1万6,000ユーロ程度)資金の英文残高証明書
・適切な査証でポルトガルに入国しなかった場合、その責任を申請者本人が負うことを表す宣言書
日本国籍者が査証申請する際、申請料は無料ですが、領事部で翻訳が必要な場合、1ページにつき7,403円、送料としてレターパック510(510円)が必要です。
申請後、約1〜2ヶ月の審査を経て、パスポートなどの返却と共に郵送でビザを受け取ります。
参考:ポルトガルのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
ポルトガルワーキングホリデーでかかる費用はいくら?
ポルトガルにワーキングホリデーで1年間滞在するためには、1万6,000ユーロ程度の金融機関が発行する英文残高証明書が必要となります。
また、実際にはどれくらいの費用がかかるのか、準備費用をはじめ、学費や1ヶ月の生活費の相場をご紹介しましょう。
ビザ申請に必要な書類の翻訳費:1ページにつき7,403円
ポルトガル大使館の領事部で翻訳が必要とされる場合、1ページにつき7,403円、送料としてレターパック510(510円)が必要となります。
参考:ポルトガルのワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会
往復の航空券:12万〜20万円
日本からポルトガルへの直行便はないため、経由便となります。
航空会社や時期により価格は異なりますが、東京・リスボン間の往復航空券の相場は12万〜20万円です。
保険:16万〜28万円(1年間)
ポルトガルにワーキングホリデービザで滞在する際、保険の加入が義務付けられています。
病気やケガだけではなく、緊急治療や日本への送還費用を含んだ保障が必要となってきます。
各保険会社からさまざまプランが提供されていますが、最低限の補償が付いたもので1年間で約16万円から用意されています。
参考:ワーホリ保険/主要10社徹底比較 | 最新、海外保険人気ランキング
家賃:250~400ユーロ(1ヶ月)
ポルトガルに長期滞在する際は、アパートやシェアハウス、ホームステイが主な手段として挙げられます。
滞在する都市や間取りによりますが、1ヶ月で250~400ユーロが相場です。
特に首都リスボンなどの都市は、家賃が高い傾向にあるので家賃を抑えたい人は、郊外や他の地域を拠点にすると良いでしょう。
学費:600~1,200ユーロ(1ヶ月)
受講する時間数やコースによって料金が異なりますが、ポルトガルの語学学校の費用は、1ヶ月で600~1,200ユーロが相場です。
学校は、リスボンやポルトなどの都市部に多く点在しています。
学生寮付きのところもあるので、最初の滞在地としておすすめです。
生活費:130〜280ユーロ
ポルトガルの生活費は、他のヨーロッパ諸国と比較すると安価だと言われていますが、1ヶ月にどれくらいかかるのかも気になりますよね。
大体の内訳と金額は以下のとおりです。
・食費:100〜200ユーロ
・交通費:20〜50ユーロ
・通信費:10〜30ユーロ
ポルトガルワーキングホリデーでおすすめの仕事3選
ポルトガルのワーキングホリデービザ取得者は、制限なく就労が可能ですが、ポルトガル語がある程度堪能でない限りすぐに働くことは難しいのが現状です。
おすすめの仕事は以下の3つです。
日本のウェブ上で完結する仕事
ポルトガルに限らず海外で長期滞在をする際に強みとなるのが、パソコン1台で作業でき、ウェブ上で完結する仕事です。
特別なスキルが必要な仕事もありますが、未経験者でもできる仕事もあるため、パソコンとインターネット環境さえあれば開始できます。
日本食レストランのスタッフ
ポルトガルは海産物が豊富なため、寿司店などの日本食レストランも多数点在します。
就労するためにはポルトガル語力、場所によっては英語力が必要となりますが、まずは、比較的採用されやすい日本食レストランのキッチンハンドやホールスタッフとして働くことに挑戦してみるのも良いでしょう。
ツアーガイド
リスボンやポルト、エボラなどの都市では、日本人観光客向けのツアーを扱っている会社もあるため、雇用先が見つけることもできるでしょう。
日本人を対象としたツアーガイドにチャレンジしてみるのもおすすめです。
ポルトガルワーキングホリデーの滞在先を決める時の3つのポイント
各都市によって特色が異なり、世界遺産も点在するポルトガルは見所がたくさんあります。
短期の旅行ではなく、長期滞在できるワーキングホリデーだからこそ、さまざまな地域に足を運べます。
グルメやスポーツなどを存分に堪能するのも良いでしょう。
また、ポルトガル語の習得を目的とするのなら、語学学校がある都市を拠点とするなど、滞在先を決める3つのポイントをピックアップしました。
長期滞在の目的を明確にする
ポルトガル語を勉強するために語学学校へどれくらいの期間通うのか、アルバイト先を見つけるために都市に住むのか、ポルトガル国内はもちろん、ヨーロッパ旅行の拠点として生活するかなど、ワーキングホリデー期間中の過ごし方の予定を渡航前にある程度決めておき、ライフスタイルにあった滞在先を選ぶと良いでしょう。
さまざまな地域に足を運び、最も気に入った都市にとどまるのも1つの方法です。
学校や職場の有無
リスボンやポルトなどの都市には、語学学校が点在し、日本人観光客も多く訪れるため、仕事の需要がある可能性は高くなりますが、リゾート地や郊外などのエリアは、比較的日本人が少なく、学校や仕事先を見つけにくくなります。
長期間学生生活をおくりたい人や、就労を考えている人は、都市に滞在すると良いでしょう。
インターネット環境の有無
ポルトガルでの主要施設ではフリーWi-Fiが使用できますが、それ以外の場所ではインターネットに接続するのが困難になります。
プリペイド式のSIMカードや携帯電話を購入すると手軽で、簡易的には使えますが、パソコン1台で作業できる日本のウェブ上で完結する仕事などをする人は、滞在先のインターネット環境もしっかりと確認しておくことをおすすめします。
ポルトガルワーキングホリデーで語学力を上げるためにできる3つのこと
次は、ポルトガルにワーキングホリデーで長期間滞在するからこそできる語学力向上の方法を3つご紹介します。
数ヶ月は語学学校に通う
渡航前にある程度ポルトガル語が話せるなどの上級者以外は、まずはポルトガル語の基礎を学ぶために数ヶ月間きちんと語学学校に通うことをおすすめします。
プライベートレッスンや、グループレッスンなど、希望にあったコースを選ぶと良いでしょう。
日本語からなるべく離れる
ポルトガルは、日本人観光客が多く訪れるエリアもたくさんありますが、比較的日本人が少ないため、ポルトガル語をじっくり勉強できる環境だと言えます。
積極的にローカルの人や外国人留学生らとポルトガル語や英語でコミュニケーションをとるのはもちろん、一層語学力を向上させるためにメモや日記など、普段日本語で書き留めることなどもポルトガル語や英語に切り替えるなどの工夫を凝らすのも良いでしょう。
国内や近隣のヨーロッパ諸国を旅行する
語学学校に通うなど、長期間同じ都市だけに留まってしまうと、せっかくのポルトガルワーキングホリデー期間がもったいないことに。
積極的に郊外へ出かけたり、近隣のヨーロッパ旅行のプランを立てると、ポルトガル語や英語で情報収集するため、語学力向上にもつながります。
ポルトガルで語学力を鍛えたいあなたにおすすめの語学学校3選
ポルトガルの語学学校は、一般ポルトガル語のクラスを中心に、個人レッスンやグループレッスンを提供する学校が多数点在します。
美術館巡りや映画鑑賞などのアクティビティーを提供するところもあります。
おすすめの3校をご案内しましょう。
CIAL Centro de Linguas
1959年にルスボンに創立されたCIALは、大規模な語学学校です。
一般ポルトガル語のフライベートレッスンとグループレッスンはもちろん、ポルトガル語とボランティアプログラム、ポルトガル語とプロフェッショナルインターンシッププログラムなども提供しています。
Oficina de Portugues
Oficina de Portuguesは、2009年に設立されたポルトにある語学学校です。
世界各国から学生を受け入れ、少人数制のクラスを提供。
学生の平均年齢は30歳と高めで、比較的落ち着いてじっくりと学べる環境に定評があります。
ホストファミリーや学生寮の紹介も行ってくれるため安心です。
Portuguese Connection Language School
リスボンにキャンパスを構えるPortuguese Connection Language Schoolは、コミュニケーションに焦点をあてたレッスンを行っています。
ストリートやカフェ、マーケットでの学習活動や討論、口頭発表などを重視。国際色豊かな学生が集まり、様々なコース、期間、レベルに分かれ、ポルトガル語を学んでいます。
学生の平均年齢は35歳で落ち着いた雰囲気の語学学校です。
参考:Portuguese Connection Language School
ポルトガルワーキングホリデーの際には保険に入るべき?みんなはどうしてる?
ポルトガルにワーキングホリデーで滞在する際、病気やケガだけではなく、緊急治療や日本への送還費用を含んだ保障が必要となってくるため、保険の加入が義務付けられています。
渡航前にリサーチし、最適なプランを選びましょう。
ポルトガルワーキングホリデーでおすすめのエージェント3選
初めての海外生活で不安を抱えている人や、学校選びで迷っている人の心強い味方となってくれる留学エージェントですが、ポルトガル留学を専門に扱っているエージェントはまだ少ないのが現状です。
しかし、さまざまな国の留学をサポートしている大手留学エージェントでは、カウンセリングを行ってくれることも。
おすすめの3社をご紹介します。
留学タイムズ
留学タイムズは、創立20年以上を誇る老舗留学会社です。
取り扱っている国数や学校数は業界トップクラスと言われています。
手数料が無料というのもうれしいポイント。
大手旅行会社HISと提携しているため、安心してサポートを任せることができます。
ポルトガル留学の相談にものってくれるので、問い合わせてみましょう。
参考:留学タイムズ
留学ワールド
留学ワールドは、短期留学、海外進学、ワーキングホリデーなど、さまざまな国へ対応する留学エージェントです。
低コスト・高クオリティーの留学を提供することで定評があります。
ポルトガル留学の相談も安心して任せることができます。
無料で相談・見積もりを行ってくれるので、気軽に問い合わせできるのも魅力です。
参考:留学ワールド
ようこそポルトガル
ポルトガル旅行の総合情報サイトを運営する、ようこそポルトガルでは、現地リスボンから最新の情報を提供。
ポルトガル旅行の手配を中心にサポートしていますが、クライアントのニーズに合ったポルトガル語の語学学校の紹介もしてくれます。
短期・長期を問わず無料でカウンセリングしてくれるため、一度問い合わせてみましょう。
参考:ようこそポルトガル
ポルトガルワーキングホリデー経験者の体験談
以前、イギリスに語学留学していた際に旅行でポルトガルに訪れたことがありました。
その時に、青い空と海、その気候の良さと人々の温かい雰囲気、そして何を食べても安くておいしい!とすっかり魅了され、日本に帰国して3年後、ポルトガルのワーキングホリデー制度ができたと聞いて、渡航を決意しました。
英語以外の言語も勉強してみたいと思っていたので、語学学校に3ヶ月通い、ポルトガル語は初心者だったので、プライベートレッスンを選びました。
授業はほぼポルトガル語でたまに英語で説明するといった感じでした。
リスボンやポルトなどの観光地では問題なく英語が通じますが、それでも1年間かそれ以上暮らすには、現地の言葉は必要だと思いました。
英語はある程度できていたので、パソコンを使って翻訳の仕事をしながら、ポルトガルを拠点にヨーロッパへ旅行しながら、10ヶ月間を快適に過ごすことができました。
ポルトガルワーキングホリデーに行くなら必須の持ち物3選
ポルトガルへワーキングホリデーで長期滞在する際、持参すると便利なアイテムを3つ厳選しました!
SIMロックフリーのスマートフォン
ポルトガルに着いてすぐにプリペイド式のSIMカードを購入すると、日本で使い慣れたスマートフォンを使用できて便利です。
価格は10ユーロ程度で販売されています。
変換プラグ
日本から持参したスマートフォンやパソコンなどの機器を充電するには、変換プラグが必要になります。
いくつか同時に使う場合もあるので、2〜3個持っていくと便利です。
薬類
ポルトガルに長期滞在する場合、体調を崩してしまうこともあるでしょう。
特にポルトガル語や英語で表記されている薬品を理解するのは困難なこともあるので、薬類は日本から持って行くことをおすすめします。
風邪薬や胃腸薬、鎮痛剤、目薬やコンタクトケア用品などは持って行った方が安心です。
【番外編】ワーキングホリデーは就職活動で評価される?帰国後はどうする?
日本は、23の国や地域とワーキングホリデー協定を結んでいる国で、英語圏以外へ渡航する人も年々増えています。
ポルトガル語を含め、スペイン語やフランス語など1ヶ国に限らずさまざまな国で公用語とされている言語も多数あるため、そういったスキルを持ち合わせている人は、就職活動に活かすことができます。
日本の多くの企業がグローバル人材を求めている傾向にあるので、ワーキングホリデーで得た語学力や、貴重な経験は就職活動の際の強みとなるでしょう。
グローバルな視点を持つワーキングホリデー経験者は、日本に帰国後、海外生活で身につけた経験やスキルを活かせる外資系の企業や、外国人雇用を積極的に行う日本の企業への就職を目指す人が多いようです。
まとめ
いかがでしたか?ポルトガルワーキングホリデーの魅力や注意点をはじめ、ビザ申請や手続きの流れ、長期滞在する際に役立つ情報などをお届けしました。
ぜひ、ワーキングホリデ制度を利用して、ポルトガルでの生活を存分に満喫してください!