台湾ワーキングホリデーの教科書~費用やビザの年齢・条件、おすすめの仕事から保険まで網羅!

PR

日本から直行便で3〜4時間程度で行くことができる台湾は、グルメやショッピング、マッサージなどを楽しむことができ、手軽に観光で訪れることのできる国として人気を集めています。

日本人の口に合う食事や親日家が多いため、旅行ではなく長期滞在する人も増加。

そんな台湾へはワーキングホリデーで滞在することも可能です!

今回は、台湾にワーキングホリデーで滞在するための基本情報をご紹介します。

 

<目次>

台湾ワーキングホリデーの3つの魅力・メリット

治安が良く暮らしやすい台湾は、日本から直行便で3〜4時間程で行くことができるため、はじめて海外生活をおくる人にとって最適な国と言えるでしょう。

台湾にワーキングホリデーで滞在する3つのメリットをお届けします。

ビザの発給数に限りがあるが審査に通りやすい

台湾のワーキングホリデービザの発給は年間1万人という制限がありますが、必要条件を満たし、書類がきちんとそろっていれば基本的には審査を通過できると言われています。

また、ビザ申請から発行までの期間が早ければ1~2日とスピーディーな点もポイントです。

さらに、ワーキングホリデービザを取得すると、500種目以上の旅行優遇や鉄道旅行割引サービスが受けられる、留学生や観光旅行する青少年を対象としたユーストラベルカード(青年旅遊卡)を利用することができます。

治安が良い

治安が良く、親切な人が多い台湾は、世界レベルで見て安全な国として知られています。

スーパーマーケットやコンビニなどの店舗前、店内、道路、バスや地下鉄の車内など至る所に監視カメラが設置され、防犯対策にも積極的です。

しかし、夜市など人が大勢集まる場所では観光客を狙ったスリや置き引きが発生しているため、安心しすぎないよう注意しましょう。

親日家が多く住みやすい

台湾には親日家が多く、日本語を話す人もたくさんいます。

また、日本食が食べたくなったり、食品以外にも日本の物が恋しくなった際、日系スーパーマーケットなどで手に入れることができるため便利です。

海外生活がはじめてという人にとって過ごしやすい環境が整っていると言えます。

台湾ワーキングホリデーの3つのデメリット・注意点

次にご紹介するのは、台湾ワーキンクホリデーにおけるデメリットや注意点です。

最低賃金が低い

台湾では最低賃金が安く設定されており、アルバイトの時給は500円からが相場です。

中国語や他の言語、または特別なスキルなどがない場合は給与が低いため、就期期間などの制限がないワーキングホリデーメーカーでも、思うように稼げない場合を踏まえしっかり資金計画をして渡航することをおすすめします。

都市部の空気が悪い

特に台北などの都心部では、自動車からの排気ガスがひどくマスクをしている人が大勢います。

台湾に限らず、他のアジアの都市にもいえることですが、日本と比較すると空気が非常に悪いです。

日本人が多い

台湾には日本人が多く滞在し、日本語を話す台湾人も多いため、中国語ができなくても生活に困ることはありません。

日本人との交流も大切ですが、中国語を真剣に学びたい人や、長期の海外生活を充実させたい人にとっては、その心地良さが妨げになってしまうこともあり得ます。

台湾でワーキングホリデーを始める人の一般的な手続き・流れ

台湾のワーキングホリデービザを申請するためには、以下の条件を満たす必要があります。

・日本国籍とパスポートを所持し、申請時に日本に居住している

・過去に台湾ワーキングホリデービザを取得したことがない

・申請時の年齢が18歳以上30歳以下

・主な目的が休暇を過ごすことであり、ビザ有効期限満了前に出国する

・被扶養者を同伴しない

・ビザ申請時に必要な書類をすべて提出する

参考:台湾のワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会

台湾ワーキングホリデービザの取得方法

台湾のワーキングホリデービザは、中華民国駐日代表処および各弁事処で申請者本人が申請する必要があります。

事前に申請書をダウンロードホームページからダウンロードし、以下の必要書類を準備しましょう。

・ビザ申請書

・所定フォームに履歴および滞在中の活動の概要を記載したもの

・パスポートのコピー

・カラーの証明写真2枚

・1年以上の海外旅行健康保険加入証明書の原本と写し1通

・往復の航空券

・20万円以上またはそれに該当する金額の銀行残高証明書など

一般的には、午前中に申請すれば翌日の午前中にビザが発給されます。

ワーキングホリデーで1年間の滞在が許可されますが、まず180日間のビザが発行されます。

180日の滞在期限が切れる15日前に居住地の「内政部入出国移民署のサービスステーション」で更新手続を行えば、再度、最大180日の延長が認められます。

180日ごとに更新が必要となります。

参考:台湾のワーキングホリデービザ情報 | 日本ワーキングホリデー協会

台湾ワーキングホリデーでかかる費用はいくら?

台湾ワーキングホリデーのビザ申請料は無料ですが、申請時に滞在中に十分な生活費として、20万以上の資金があることの証明が必要となります。

1年間台湾に滞在するにはどれくらいの費用がかかるのかも気になるところですよね。

準備費用はもちろん、学費や1カ月の生活費などの相場をご紹介しましょう。

往復の航空券:2万〜4万円

日本から3〜4時間程度のフライトで渡航できる台湾へは、日本各地から数多くの直行便が就航しているため便利です。

航空会社や時期により価格は異なりますが、往復航空券の相場は2万〜4万円です。

参考:台湾行きの格安航空券をスカイスキャナーで検索

保険:16万〜28万円(1年間)

ワーキングホリデービザで台湾に滞在する際、海外旅行健康保険への加入が義務づけられています。

1年以上をカバーするものが必要です。

各保険会社によってプランはさまざまですが、最低限の補償が付いたもので約16万円から提供されています。

参考:ワーホリ保険/主要10社徹底比較 | 最新、海外保険人気ランキング

家賃:7,000~14,000台湾元(1ヶ月)

台湾での長期滞在は、シェアハウスまたは1人暮らしが一般的です。

外食文化が根強い台湾では、1人暮らし用の物件でも部屋にキッチンがついていないこともあり、場所によってはシャワー・トイレが共同という場合もあるため、設備の有無などによって家賃は大きく変わります。

1ヶ月の家賃の相場は以下のとおりです。

・シェアハウスでオウンルームを借りる場合:7,000~12,000台湾元

・アパートを個人で借りる場合:8,000~14,000台湾元

学費:25,300~5,000台湾元(3ヶ月)

ワーキングホリデービザで滞在する際、台湾で就学できる期間は原則3ヶ月までとなっています。

民間または約3ヶ月単位でコースを設けている大学付属の語学学校に通う方法があります。

大学付属の語学学校の場合、入学金が300~1,000台湾元、3ヶ月の授業料が25,000~40,000台湾元程度です。

生活費:1,700〜2,700台湾元(1ヶ月)

外食文化が浸透している台湾では、アパートにキッチンが付いていないことがありますが、ローカルの飲食店を利用すると1食あたり大体50~80台湾元で済みます。

地下鉄などの交通費や、SIMカードなどの通信費も日本と比べると安価です。

家賃や学費以外にかかる生活費のおおよその内訳と金額の相場は以下のとおりです。

・食費:750~1,200台湾元

・交通費:800~1,200台湾元

・通信費:150~300台湾元

台湾ワーキングホリデーでおすすめの仕事3選

台湾で職探しをする際、公用語として使われている北京語や台湾語などの中国語が話せるに越したことはありません。

しかし、日本語を話す台湾人もたくさんいるため、中国語が話せなくても仕事を見つけることは可能です。

ワーキングホリデーメーカーに人気でおすすめの仕事は以下の3つです。

日本食レストランのスタッフ

台湾には、日本人が経営する日本食レストランなどが多数点在します。

ホールスタッフやキッチンハンドなどの仕事は求人されていることが多く、ワーキングホリデーメーカーにとっても条件が良く、働きやすい環境と言えるでしょう。

お酒を扱う店舗では時給が多少高いところもあります。

日本語教師

台湾では、日本語教師の求人も多く見られます。

子どもを対象に日本語を教えるまたは、個人レッスンなどの需要があります。

場合によっては、日本語教師の資格所有者や、大学で日本語教育に関する専攻を取っていた人などを募集していることもあるので募集要項をしっかりと確認しましょう。

ある程度中国語を話すことができたら仕事の幅がさらに広がります。

日本のウェブ上で完結する仕事

台湾に限らず海外で長期滞在をする際に最適なのは、パソコン1台で作業しウェブ上で完結する仕事でしょう。

IT系やクリエイティブ系などスキルが必要な業務もありますが、スキルや経験がなくてもできる作業もあります。

パソコンとインターネツト環境があればすぐに開始できるため、場所を選ばず仕事をすることができます。

台湾ワーキングホリデーの滞在先を決める時の3つのポイント

長期滞在して旅行を楽しむか、語学学校に通って北京語をマスターするか、日本語教師などとしての職務経験を積み、今後のキャリアアップを目指すかなど、台湾ワーキングホリデー期間をどのように有効活用させたいかによって滞在先も変わってきます。

滞在先を決めるポイントを3つピックアップしました。

滞在中の目的を明確にする

日本から気軽に訪れることができる台湾は、はじめての海外生活に適した国と言えます。

観光を目的とするのなら数日間の滞在でも十分楽しむことができますが、長期滞在し就労も可能なワーキングホリデー制度を利用するからには、目的を明確にし、きちんと計画を立てて滞在先を選ぶことをおすすめします。

予算にあった場所を選ぶ

台北などの都心部は便利ですが、郊外に比べるとそれなりに生活費がかかります。

国内旅行を計画しているのであれば、その費用も用意する必要があるため、資金に余裕を持って渡航することはもちろんですが、滞在目的と予算に合った場所を選ぶと良いでしょう。

学校や職場への利便性

語学学校に通うのであれば通学アクセスの良い場所、就労するのであれば勤務先に近い場所に滞在すると便利です。

ライフスタイルを考慮して拠点とする滞在先を選ぶことが大切です。

台湾ワーキングホリデーで語学力を上げるためにできる3つのこと

続いては、ワーキングホリデーで台湾に長期間滞在するからこそできる語学力アップの方法を3つお伝えします。

語学学校に通う

台湾にワーキングホリデービザで滞在する場合、3ヶ月間は就学が可能です。

せっかく台湾に長期滞在するのであれば、語学学校に通い中国語を学ぶことをおすすめします。

公用語である北京語を習得することで仕事探しの際、幅が広がります。

できるだけ日本語から離れる

観光客や永住者など多くの日本人が滞在し、日本語を話す親日家のローカルの人も大勢いる台湾では、北京語が話せなくても何とかなってしまうのが現状です。

しかし、日本人と過ごす時間を制限したり、地元の人と積極的に交流するなど中国語を使用する環境に身を置くことが大切です。

ボランティア活動やインターンシップに参加する

地域のコミュニティーや、教育機関で行われているボランティア活動などに参加すると、ローカルの人や他の国から来た留学生らとコミュニケーションをとる機会があります。

また、日本帰国後のキャリアアップにつなげることを考慮し、企業のインターンシップなどに参加するのも良いでしょう。

台湾で語学力を鍛えたいあなたにおすすめの語学学校3選

台湾の語学学校では、北京語や広東語などの中国語をはじめ、英語や韓国語などさまざまな言語を学べるコースを提供しているところが多くあります。

おすすめの3校をピックアップしました!

Taiwan Mandarin Institute

2009年に台北に設立されたTaiwan Mandarin Instituteは、市内中心部に位置しとても便利な立地にある語学学校です。

北京語のグループレッスン、個人レッスンは、初心者から上級者まで各レベルに対応。

親切でフレンドリーな講師陣による丁寧なレッスンに定評があります。

学校付近にある学生用プライベートアパートの手配もしてくれるため安心です。

参考:Taiwan Mandarin Institute

Taipei Mandarin Center/台北語学センター(TMC)

Taipei Mandarin Centerは、台湾大学や師範大学のキャンパス、学習塾や語学学校が点在する中正区エリアにあります。

1~3ヶ月単位のグループレッスンはもちろん、1時間単位で申し込めるマンツーマンレッスンを提供していることがポイントです。

また、時間の調整が可能なため、融通がきく通いやすい語学学校です。

参考:Taipei Mandarin Center/台北語学センター(TMC)

Tamkang university Chinese Language Center/淡江大学華語中心

Tamkang university Chinese Language Centerでは、専門的な訓練を受けた講師陣によるハイクオリティな授業を受けることができます。

1人ひとりの習得状況を把握した適切な指導を行ってくれるため、自分のペースで中国語の学習が可能。

また、キャンバス内には図書館や自習室、学生ラウンジなどが設けられているため、快適な環境が整えられています。

参考:淡江大学華語中心

台湾ワーキングホリデーの際には保険に入るべき?みんなはどうしてる?

ワーキングホリデービザで台湾に滞在する際、海外旅行健康保険に加入する必要があります。

1年間をカバーするものでなければなりません。

病気やけがをしたり、事故やトラブルに巻き込まれたり、思いもよらず加害者になるリクスもあるため、万が一の場合に備えておきましょう。

急な病気になった時に、キャッシュレス対応や24時間体制のサポートを受けられて安心できたという声も多くあります。

台湾ワーキングホリデーでおすすめのエージェント3選

初めての海外生活や学校選びなど、不安を抱える人も多いでしょう。

そんな時に頼りになるのが、現地の情報に詳しい留学エージェントです。台湾留学において評判の良いおすすめの3社をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

台湾留学ナビ

東京と大阪にオフィスを構える台湾留学ナビは、プチ留学や現地の大学進学のサポートを手がけ、ワーキングホリデーメーカーも支援しています。

ワーキングホリデーで渡航した人が、海外就職体験をしながら中国語や英語を鍛えられるようインターンシップ・プログラムを提案。

外資系ホテルや企業での仕事経験を通し、就職や転職に有利な中国語や英語での実務経験の場を提供してくれます。

参考:台湾留学ナビ

台湾留学センター

台湾留学センターは、台北と東京、大阪、名古屋にオフィスがある台湾留学を専門に扱うエージェントです。

各クライアントの希望や条件に合う最適な語学学校などを紹介してくれることはもちろん、滞在先の手配や、生活で不可欠な交通や携帯電話、銀行口座開設方法などについて案内してくれる現地オリエンテーションなども開催。

渡航前や滞在中に不安なことがあればすぐに相談にのってくれる頼もしい存在となってくれます。

参考:台湾留学センター

PAPAGOのサポートスタイル/PAPAGO台湾留学支援室

PAPAGOのサポートスタイルは、台北にある留学エージェントです。

台湾にある日系企業のため、日本人と台湾人スタッフが常駐し、現地サポートが充実。

申込みから出発までのアドバイスや各種手続代行はもちろん、台湾到着後のサポート体制も万全です。

海外生活がはじめての人でも安心してサポートを任せることができます。

参考:PAPAGOのサポートスタイル – PAPAGO台湾留学支援室

台湾ワーキングホリデー経験者の体験談

マンネリ化していた生活を一変させたいという想いと、視野を広げるためにワーキングホリデー制度を利用して海外生活をしたいという気持ちがずっとありましたが、なかなか踏み出すことができませんでした。

そんな時、台湾のワーキングホリデーから帰国したばかりの友人の知人と話す機会があり、一気に興味が湧きました。

大学で中国語を専攻していたこともあり、台湾は中国語圏なので渡航を決意。

日本から近く、費用もそれほどかからなさそうだったのが決め手です。

中国語を勉強していたとはいえ、生活するとなると不安だったため、8週間は語学学校に通いました。

その時に出会った日系企業で働いている友人の紹介で、ホテルでインターンシップをすることになりました。

インターンシップ期間が終了しても、アルバイトをさせてもらえることになり、そこで約6ヶ月間働きました。

帰国後は、その経験を生かし都内のホテルで、中国語と英語を使う仕事に就くことができたので、ワーキングホリデーで台湾に行って本当に良かったと思っています。

台湾ワーキングホリデーに行くなら必須の持ち物3選

続いては、台湾にワーキングホリデーで滞在する際、持っていくと便利なアイテムを3つご紹介します。

SIMロックフリーのスマートフォン

プリペイド式のSIMカードを利用して、日本から持参したスマートフォンを台湾で使用すると大変便利です。

安く手軽に購入することができるため、すぐに使うことができます。

電源タップ

家の構造でコンセントの位置が微妙だったり、電子機器を置きたい場所に電源がない場合に備え、電源タップを用意しておくと便利です。

小さいサイズでも2個口の物などを持って行くと使い勝手が良く、さらにUSBポートが付いてるタイプの物だとより役立ちます。

折りたたみ傘

台湾は、特に北部や東部は雨が多いので傘は必需品です。

現地でも安く購入できますが、手軽に購入できる安価な物は、日本で販売されている傘と比較すると耐久性や重さが劣り、何回が使用しただけですぐに壊れてしまう物が多いです。

日本で丈夫で軽い傘を買って持参した方が経済的でしょう。

まとめ

いかがでしたか?台湾へワーキングホリデー制度を利用して長期滞在する基本情報をお伝えしました。

日本から近く、日本人にとって生活しやすい台湾は、はじめての海外生活にもぴったりの国です。

今後ますます需要が高まる中国語を学ぶために、ぜひワーキングホリデーで台湾に訪れてみてください!

関連記事

  1. 韓国ワーキングホリデーの教科書~費用やビザの年齢・条件、おすすめ…
  2. リラックスした表情で握手を求める男性 ワーホリでシェアハウスを使うときのメリット・デメリット
  3. オーストリアワーキングホリデーの教科書~費用や申し込みの条件、お…
  4. アイルランドワーキングホリデーの教科書~費用やビザの年齢・条件、…
  5. 1年間のワーキングホリデーで必要な費用の相場・平均
  6. ポルトガルワーキングホリデーの教科書~費用や申し込みの条件、おす…
PAGE TOP