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日本でもそうですが、海外でもレシピサイトは人気があり、数多くあります。世界のお料理を、現地の人の味付けで本格的に作ってみたいなと思われる方は海外のレシピサイトにアクセスする方も多いのでは?
今回はそんな時に役立つ、「レシピによく出てくる英単語」のご紹介をしたいと思います。
EIKARAは「あなたの英語学習の手助けになりますように」という願いが込められた総合英語ポータルサイトです。重要英文法(「やり直し中学英語文法」)の解説から、TOEIC対策、留学情報まで、英語に関する幅広い情報を日々発信しています。編集長を務めるのは自身も留学経験のある松原哲平。読者の皆さんの役に立つ情報を発信できるよう監修を務めています。詳しくはEIKARA会社概要/監修者情報をご覧ください。
<目次>
まずは材料の準備から
まず最初に、材料の下ごしらえに関する単語から見て行きましょう。
皮をむく、種を取る
「皮をむく」という表現で一番ポピュラーなのはPeelなのは皆さんも知るところですよね。そのほかの表現だと、例えば「トマトの皮をむく」などは”Skin a tomato”と、Skinという単語を使います。また、バナナやたけのこなど包丁を使わず手で皮をむく場合はStripを使うこともあります。
一方「種を取る」は”Remove the seed(s)/pit”と言いますが、このSeedやPitを動詞として扱い”Seeded”、”Pitted”と言うこともあります。ちなみに種を表す単語の違いは、Seedはりんごなどの小さな種、Pitは桃などの大きい種のことを指します。
切る
材料を切る、と言うときによく使われる単語は”Cut”、または”Chop”の二つですが、みじん切りを指す”Mince”もよくお目にかかります。また、登場頻度は和食に比べれば少なそうですが、たまねぎやチーズなどを「おろす」のは”Grate”と言います。
みじん切りはそれ自体が独立した単語として存在しますが、切り方についての単語もレシピにはよく登場するので知っておくと便利。大体”Cut into ~”と言う文体で登場しますが、Halve(半分)、Wedge(くし切り)、Slice(薄切り)、Dice(さいの目)というのがポピュラーなものでしょう。
量る、まぜる
英語圏にも「大さじ」(Table spoon)、「小さじ」(Tea spoon)はもちろんあります。また「ひとつまみ」は”Pinch”と表現します。
まぜる、については修飾語で違いを表現する日本語よりも単語自体の種類が多いのが特徴です。並べて紹介しますね。
Mix:一番ポピュラーな表現で、どんなときにも使えるマルチな単語です
Blend:異なる材料を混ぜ合わせること
Beat:一つの材料(またはミックスされた材料)をすばやくかき混ぜること。卵をかき混ぜるときは、この単語を使います
Marinate:マリネすること。材料をソースと混ぜ合わせることです
Stir:これは調理中の「かき混ぜる」で、おなべやフライパンの中身を混ぜるときはこの単語を使います
Whip:混ぜると言うよりは泡立てる、ですね。ホイップクリームの「ホイップ」はこの単語です
Knead:これは、混ぜる、とは少しニュアンスが変わりますが、「練る、こねる」のことです。パンのレシピには必ず出てきそうですね
調理内容を表現する単語
さて、材料の下ごしらえも終わり、いよいよ火を使っての調理です。ここでは火を使った調理方法を表す表現の色々を見ていきましょう。
焼く
オーブンを良く使う欧米のお料理には様々な「焼く」の表現がありますので、並べてご紹介します。ちなみに「油を引く」は”Grease a pan”と言います。
Fry:一番ポピュラーな「焼く」の表現ですが、”Deep-fry”と言うと、「揚げる」になるのでご注意を
Bake:これはフライパンでなく、「オーブンで焼く」という表現です。パンやケーキ、またベークド・ポテトなど長時間オーブンに入れるのが特徴です
Grill:こちらは「直火で焼く」という表現。ハンバーガーやグリルチキン、お魚の網焼きや串焼きなどに使います
Roast:ロースト・ビーフでおなじみですが、これも「オーブンで焼く」の一つです。ただし、Bakeよりも温度が高く、短時間で調理が終了するのが特徴。例えばベークド・ポテトならジャガイモを丸ごとアルミホイルで包んで1時間以上オーブンに入れますが、ポテトのローストなら切ったジャガイモをより高温・短時間で焼くといった具合です
ゆでる・煮る
最後におなべを火にかける調理法を見ていきましょう。これは日本語と同じような感覚で使い分けられると思います。
Boil:一般的な「ゆでる」という単語です。または沸騰するまで煮るという意味もあります
Simmer:一方こちらは「弱火でコトコト煮る」という表現
Steam:こちらは煮るではなくて、「蒸す」を指す単語です
おわりに
ここでは一部をご紹介しましたが、英語にも調理にまつわる単語はたくさんあります。それだけどこの国でも食に対する人々の探究心は旺盛ということなのでしょうね。
料理を知ることはその国の文化を理解することにもつながります。ぜひ海外のレシピサイトから、各国料理にチャレンジしてみてください。