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TOEIC対策をこれから始めていこうとしている方の中には、「色々な英単語帳がありすぎて、どれを選んだらいいのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたい英単語帳が、「金のフレーズ」です。
「金のフレーズ」は、TOIEC対策のバイブル本とも言われるほど、人気を博しています。
アマゾンの英単語帳ランキングでも堂々の1位を獲得済み。
筆者自身もこれまで様々な英単語帳を試してきましたが、TOEIC対策を行うのであれば「金のフレーズ」は選んでおいて間違いのない単語帳であると、自信をもっておすすめすることが出来ます。
この記事では、TOEIC965点を持つ筆者の観点で、金のフレーズを使った効果的な学習方法や、金のフレーズを使う学習のメリット・デメリットについてお話していきたいと思います。
是非、この記事を参考にしながら金のフレーズを使って、TOEICスコアアップを目指してみてくださいね。
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<目次>
「金のフレーズ」の特徴3つ
まずは、金のフレーズが他の単語帳とどう異なるのか、その特徴について説明していきます。
フレーズの中で単語を覚えられる
金のフレーズが他の一般的な単語帳と大きく異なる点は、フレーズの中で単語を覚えていく構成になっているところです。
フレーズの中で単語を覚えるメリットは、単語単体で意味を覚えるよりも、単語が定着しやすいところです。
「単語を覚えるのが苦手で、なかなか記憶に定着させられない」という人は、是非金のフレーズを使うことをおすすめします。
TOIECに必ず出る英単語だけを掲載している
巷には数多くのTOEICの単語帳が溢れかえっていますが、常にTOEICを受け続けている筆者による著書はほんの一部です。
金のフレーズの著者であるTEX加藤氏は、これまで約100回ものTOIEC公開テストで990点満点を連続取得している、TOEICのスペシャリストです。
そんな筆者がこれまでの圧倒的な受験経験をもとに、必ずTOEICに出る単語のみを厳選して作成した集大成ともいえる単語帳が、金のフレーズです。
試験に必ず出る単語だけを掲載しているので、無駄のないTOEIC対策を行うことが出来ます。
TOIEC試験で満点を取り続けている筆者だからこそ分かる、TOEIC問題の最新傾向を反映させていて、これ以上にないほど質の高い単語帳であると言えます。
全フレーズ・単語の音声付き
金のフレーズに掲載されている全フレーズ・単語の音声ファイルをダウンロードすることが出来ます。
スマホにダウンロードしておけば、隙間時間や通勤時間にリスニング対策もばっちり行うことが出来ます。
音声は、英語のみのものと、日本語の読み上げを含めたものの2種類が用意されています。
自分の好みに応じて音声を選んで学習できるのも良い点ですね。
「金のフレーズ」の口コミ・評判まとめ
まずは、金のフレーズについての良い口コミ・悪い口コミを両方調べてまとめました。
「金のフレーズ」の良い口コミ・評判
金のフレーズを実際に使って英語学習をしている人による、金のフレーズの良い評判やレビューをSNSやAmazonレビューでチェックしてみました。
入試等で単語学習をする際には、英→日で反復練習をしながら、単語の意味を覚えていくのが一般的かと思います。
金フレでは、やりようにもよりますが、日→英で反復練習していくことになります。
今までやってこなかった学習形式なので、最初は覚えにくいかもと思いましたが、慣れてくるとともにこの学習形式のメリットに気付きました。
日→英にすぐに変換できる力をつけることで、TOEIC対策として有効なだけでなく、英語をアウトプットするスキルが鍛えられるので実際の英会話にも生きてきます!
使い続けていくうちにどんどん単語力がついてきている実感があります。
金フレの単語を全部覚えれば、かなりのスコアアップに繋がるのではという手応えを既に感じられています!
通勤時間を利用して毎日取り組んでいますが、少しずつ確実に覚えていくことが出来ています。
単語単体ではなく、フレーズと一緒に新しい語彙をどんどん覚えていける点が気に入っています。
サイズが小さいので通勤バックの中にもすっぽり収まり、嵩張らない点も嬉しいです。
中身もとても分かりやすくまとまっていて、他の単語帳よりも洗練されている感じがしました。
通勤時間以外にも、隙間時間で本に書かれている単語を音読しています。
音声による確認もちゃんとできるので、音声を聞きながらシャドーイングしたり、徹底的に有効活用することが出来ています。
TOEICに取り組み始めた方は、こちらの本を購入すれば間違いないですね。
これ一冊で完璧!とはいきませんが、必ず必要な一冊だと思います。
サイズが小さくて持ち歩きに便利なので、隙間時間や通勤中の学習で重宝しています。
筆者のコメントが毎回面白くて、飽きずに勉強が続けられています。
色々な意味を持つ単語に関しても、TOEICに頻出する意味に絞ってくれているので、効率よくTOEIC対策が行えます。
この一冊を繰り返せばTOEIC高得点も狙うことが出来そうなのではと思います。
最初は単語の量が少なくてこれで足りるの?と思いましたが、全て完璧に覚えるのは意外と大変ですし、少ない分本当に必要な頻出単語だけに集中できるので、この単語帳にしてよかったです。
金のフレーズを使って学習している人による、多く見受けられた意見は以下の通りでした。
- 本当に試験に出る単語ばかりが載っている
- アプリ版を一緒に使って音声を聞けるのが便利
- これからTOEICに取り組む方に絶対おすすめ!
- 教材の大きさが丁度良く、通勤時間の学習に便利
- レイアウトがシンプルで単語を覚えることに集中できる
- 毎日続けていたら本番試験でスコアを上げることが出来た
「金のフレーズ」の悪い口コミ・評判
金のフレーズの口コミはほとんどが良いものでしたが、一方で僅かながら、以下のようなマイナスなレビューも見受けられました。
この本の唯一の難点は、せっかく発音記号を載せているのに、文字が小さくて見にくいことかなと思います。
教材のサイズが小さいことも影響していると思うので仕方ないことでもありますが。
電子辞書で発音記号と発音を確認する方がわかりやすいので、そのようにしています。
また、人によって見え方に違いがあると思いますが、薄いオレンジ色の上にオレンジ色の文字が書いてあり、私には少し読み辛く感じます
紙の色も薄く赤みがかった黄色で、目がチカチカしてくる時もあるので、私は白黒の方が好みだったかもしれません。
最高の評判だけあってTOEICに相応しい語彙ばかり。
でも個人的には少し覚えにくい作りかな〜と感じました。
英語を隠して日本語訳を見るのは行いやすいですが、日本語訳を隠して英語のみを見るということが行いにくいです。
これを克服するためにスマホ版を併せて購入しました。
移動時間やお風呂ではスマホ版で学習しています。
内容自体は、他のTOEIC単語帳にはないほどの素晴らしい仕上がりです。
あくまで個人の評価なので、一度中身をチェックしてから購入してもいいかもしれません。
金のフレーズのマイナスレビューとしては、「文字の見にくさ」や「単語のレイアウト」についての意見がいくつか見受けられました。
書籍のコンパクトさを追求すると、どうしても文字が小さくなってしまうことはある程度避けられないため、持ち運びやすさと文字の見やすさ、どちらかを妥協しなければならないのかもしれません。
とはいえ、筆者も金のフレーズを実際に手に取ったことがありますが、文字の小ささはそこまで気になるレベルではありませんでしたし、個人的には寧ろとても見やすいと感じたので、人によりけりなのでしょう。
また、単語のレイアウトに関しては、金のフレーズは確かに他の一般的な単語帳と比べると少し独特なので、慣れるまで最初は少し戸惑う方もいるかもしれません。
心配な方は一度中身をチェックしてから購入することをおすすめします。
「金のフレーズ」で学ぶメリット3つ
金のフレーズを使ってTOEIC対策を行うメリットを3つ説明していきます。
フレーズを覚えながら語彙知識を増やすことが出来る
金のフレーズに掲載されている全てのフレーズは、覚えるのに丁度いい長さになっているので、フレーズごと暗記する学習法にも適しています。
フレーズごと覚えてしまえば、単語がどういった文脈で使われるのかを自然に覚えることができます。
また、単語だけでなくフレーズ自体も全てTOEICの問題で見かけるようなものばかりなので、覚えて損することが一切ありません。
最大限効率よくTOEIC対策が行えるように、非常によく考えられて作られている単語帳であることがわかります。
単語レベルが4段階に分けられている
金のフレーズでは、600点レベル・730点レベル・860点レベル・990点レベルの4段階に単語が分類されています。
自分の現状レベルや目標スコアに合わせた学習を行うことが可能です。
徐々に単語の難易度が上がっていくので、無理なく単語を覚えていくことが出来ます。
特に600点・730点レベルの単語に関しては超頻出単語なので、TOEIC初心者の方もきちんとマスターしておきましょう。
持ち運びがしやすい
単語学習はとにかく反復することが何より大切です。
机に向かって長い時間を確保して暗記するより、隙間時間などのタイミングにちょくちょく復習するほうが効率よく記憶に定着させていくことができます。
金のフレーズはサイズがコンパクトで持ち運びにも最適。
通勤電車の中や、ちょっとした隙間時間にもすぐに開いて学習しやすいサイズ感というのは意外に重要なポイントです。
「金のフレーズ」で学ぶデメリット2つ
金のフレーズは、TOEIC対策に非常に効果的な単語帳ですが、場合によってはデメリットになるかもしれない点も少しありましたので、デメリットについてもお伝えしておきます。
掲載単語数は多いとは言えない
金のフレーズに掲載されている見出し単語数は合計1000語です。
単語帳の部類としては多いとは言えない単語の収録数です。
ですが、TOEIC初心者の方が取り組むにはこれくらいの単語数の方が挫折しにくく、丁度いい単語の量であるとも言えます。
また、金のフレーズはTOEICで出てくるようなフレーズの中で単語を覚える形式の単語帳なので、例文の中で使われている単語も含めば、見出し単語数を大幅に超える単語数を習得することが出来ます。
問題を解く力は鍛えられない
金のフレーズに限ったことではありませんが、単語帳を使った語彙学習ではTOEICの問題を解く力を鍛えることができません。
もちろん、単語を覚えるだけでもある程度までスコアアップさせることは可能です。
特に、語彙力に伸び代が沢山あるような人の場合は、金のフレーズに取り組むだけで大幅にスコアアップを狙うことも可能です。
目標スコアによっては金のフレーズだけでも十分かもしれませんが、TOEICの公式問題集などで問題を解く練習を行ったほうが、よりスコアアップ出来ることは言うまでもありません。
「金のフレーズ」を使った学習がおすすめな人の特徴2つ
金のフレーズを使った学習をおすすめしたい人の特徴を2つ挙げます。
以下の特徴に少しでも当てはまるような方は、是非金のフレーズを使って学習に取り組んでみてくださいね。
これからTOEIC学習を始める人
これからTOEIC対策をスタートする人には、金のフレーズを使うことを是非おすすめします。
金のフレーズは、初心者〜上級者まで幅広い学習者に対応していますが、収録単語のほとんどが初心〜中級レベルの単語です。
TOEIC単語対策をこれから初めて行うのであれば、金のフレーズを選んでおけばまず間違いないです。
アウトプットスキルを磨きたい人
金のフレーズは、英単語帳の中では珍しく、日本語訳を見て空欄に当てはまる英単語を答える作りになっています。
この学習方法では、英語を書いたり話したりする時に必要になる、アウトプットスキルを磨くことが出来ます。
基本的には、英語を見て日本語訳を答えるよりも、日本語を見て英語で答える方が難しく、英語でアウトプットしようとする際になかなか知っているはずの単語が出てこないのは、後者のトレーニングが不足しているためです。
ただの資格対策の一環としてTOEIC対策を行うのではなく、実際の会話場面やビジネス文書のライティングなどを行える力を身に付けたい方には、金のフレーズは大変おすすめの単語帳です。
「金のフレーズ」を使った学習をおすすめしない人の特徴
一方で「こんな人には金のフレーズを使った学習は向いていないかも・・・」といえる特徴も、2つほどあげておきたいと思います。
TOIECの基礎単語を既に覚えている人
既にTOEICの基礎単語を一通り覚えてしまっている人は、金のフレーズよりも少し上級者向けの単語帳を使って学習することをおすすめします。
金のフレーズは、初心者から上級者の方まで幅広く対応している単語帳で、単語は600点レベル〜990点レベルまでの3段階に分けられています。
これだけ聞くと、上級者にも役立つ単語帳という感じがしますが、構成を見てみると掲載されている単語のほとんどはTOEIC基礎レベルの単語になっています。
860点レベルの単語数は200語、990点レベルの単語数はたったの100語しか収録されていません。
これまで別のTOEIC単語帳で既に単語を学習した経験がある人の場合は、金のフレーズでは既知単語の割合が高く、あまり効率的に学習できない可能性があります。
TOEICを学習した経験が既にある方は、一度中身を確認して知らない単語が多くあるか確認してから購入するのが良いかもしれません。
既にTOEIC800点レベルの人
上記でも述べているとおり、金のフレーズに掲載されている単語のほとんどは、TOEIC基礎レベルの単語です。
目安としては700点台以下の人にちょうど良いレベル感でしょう。
もちろん、既に700点後半や800点前半のスコアを取得している人にとっても、無駄な学習になることはありません。
特に語彙力にまだ力不足を感じている場合は、金のフレーズを使って、未知単語の埋め合わせ学習を行う、というのも選択肢の一つです。
しかし、既に800点レベルの力がある方の場合、どちらかと言うとやはり金のフレーズよりも、高得点者向けの単語帳に取り組んだ方がより実になる学習を行えるでしょう。
もとより、TOEICで800点をすでに取得している人の多くは、単語帳を使った語彙力強化はあまり重点的に取り組まなくてもいい学習段階にいます。
本当に自分に必要な学習かどうかを見極めたうえで、取り組む教材を取捨選択し、学習効率よくスコアアップを目指していきましょう。
「金のフレーズ」だけでTOEICスコアは伸びるのか?
金のフレーズに取り組むだけでTOEICスコアを伸ばすことは出来るのか?ということですが、知っている語彙が多ければ多いほど英語の理解度は上がるため、金のフレーズをやりこめば殆どの方はスコアアップさせることが出来ます。
特に語彙力に伸び代がある方の場合、金のフレーズに取り組むだけでスコアを飛躍的に上げられる可能性もあります。
実際に、アマゾンのレビューでも金のフレーズだけで200〜300点以上スコアが上がった、というレビューがいくつも見受けられました。
ですが実際には、現状レベルと目標スコアにもよって答えは異なります。
詳しく説明していきます。
英語の基礎力がかなり不足している方の場合
英語の基礎力が圧倒的に不足している状態の場合、TOEIC英単語を覚えるだけでは、大幅なスコアアップを狙うのは通常難しいと考えておきましょう。
ここで言う英語の基礎力とは、中学・高校で習う最低限の英文法知識や、基本的な語彙知識のことを指します。
これらの知識が圧倒的に不足している場合、金のフレーズにあるTOEIC単語だけを覚えても、リスニングやリーディングでの理解度は大幅に上げることは難しいです。
TOEICだからといって、問題の全てがTOEIC単語で構成されているわけではなく、試験には知っていて当然レベルの基礎単語も沢山登場します。
しかし、金のフレーズはTOEIC対策に特化した単語帳なので、TOEICレベル以前の基礎単語はほぼ掲載がありません。
中学レベルの英単語が怪しい人は、金のフレーズよりもっと簡単な単語帳からまず取り組んだほうが学習の流れとして良いでしょう。
また、文法に関しても同様で、単語をどれだけ沢山覚えたとしても基礎文法が身に付いていない場合、文章の意味を正確に捉えることは難しいです。
英語の基礎力に自信のない方は、まず中学レベルの教材で最低限の単語・文法知識を身に付けてから金のフレーズに取り組んだ方が、その後のTOEIC対策を効率よく進めていくことが出来ます。
800点〜900点以上のハイスコアを目指す方の場合
一方で、800点〜900点以上のハイスコアを目指す場合は、金のフレーズなどの英単語帳だけを使った学習では物足りないかもしれません。
800点〜900点以上のハイスコア突破のためには、試験時間内にほぼ全てのリーディング問題を解き終えられる状態を目指すべきです。
制限時間内に全ての問題を解き終える力をつけるためには、模試形式で何度も問題を解くなかで、時間配分の中で解く練習を行う必要があります。
また、自分の苦手パートや問題タイプの把握・攻略を徹底的に行い、目標スコアに届かせるために不足している力を補う学習を行うことも大切。
このように、ハイスコアを狙うのであれば、金のフレーズなどの単語帳を使った学習+aの学習がかなり重要になります。
「金のフレーズ」アプリ版と書籍版の違いを比較
金のフレーズはアプリでも出ていて、アプリ版金のフレーズもとても人気です。
ここでは、金のフレーズの書籍版とアプリ版の違いを比較していきます。
値段の違い
書籍版の金のフレーズは979円と、単語帳の中では安いと言える値段です。
一方、アプリ版金のフレーズは610円と、さらに安い値段で購入することが出来ます。
少しでもコストを抑えたい人はアプリ版を検討してもいいかもしれません。
ただ、どうしても紙の本を使った学習に慣れている方だとアプリでは学習しにくいと感じる可能性もあります。
単純に安い方を選ぶのではなく、自分に合うと感じる方を選んで使うことをおすすめします。
持ち運びのしやすさ
金のフレーズは単行本サイズの教材なので、持ち運びに優れています。
ただ、満員電車の中などではどうしても本を開きにくいですし、人目が気になる方も少なくないでしょう。
アプリ版の金のフレーズなら、スマホさえあれば場所を問わずいつでも勉強することが出来るので、持ち運びの面ではより優れています。
隙間時間での学習もアプリならより行いやすいですが、書籍版でも十分コンパクトなのでそこまで大きな違いはないかもしれませんね。
音声の聞きやすさ
アプリ版の金のフレーズでは、発音を都度確認しながら学習することが出来ます。
一方、書籍版の金のフレーズでは、音声ファイルをスマホにダウンロードする形になります。
音声を使った学習のしやすさという面では、単語が表示されると共に発音を再生してくれるアプリの方が優れているかもしれません。
「金のフレーズ」「銀のフレーズ」「金のセンテンス」の違いは?
金のフレーズと同じシリーズの単語帳で、「銀のフレーズ」「金のセンテンス」というものがあります。
何が違うの?どれがおすすめなの?という疑問を解決すべく、ここでは「金のフレーズ」「銀のフレーズ」「金のセンテンス」の3つの違いを説明しておきたいと思います。
「金のフレーズ」と「銀のフレーズ」の違い
銀のフレーズは、金のフレーズよりも単語の難易度を落としたものです。
形式やレイアウトは金のフレーズと全く同じになっています。
金のフレーズを手に取ってみたけど難しすぎるという方や、中学英語で習う単語を忘れてしまっている方は、まず銀のフレーズから始めるのがおすすめ。
金のフレーズの見出し単語は約半分が、銀のフレーズの見出し単語と重複しています。
銀のフレーズを行ったあと、復習を兼ねつつ金のフレーズに取り組むか、次に説明する金のセンテンスに挑戦してみるのもありです。
「金のフレーズ」と「金のセンテンス」の違い
金のセンテンスには、金のフレーズの見出し語を使って作成された、360個の例文が掲載されています。
金のフレーズでは、7語以内の短いフレーズで1つの見出し単語が含まれるのに対して、金のセンテンスは、長い例文の中にいくつもの見出し単語を含んでいます。
また、金のフレーズは日本語を見て英語を答える作りですが、金のセンテンスは英単語を見て日本語訳を答える形式になっています。
金のセンテンスのほうが、一般的な単語帳により近いレイアウトです。
金のフレーズに収録されている見出し単語に加え、他のTOEIC重要単語も掲載されており、金のフレーズよりも内容が充実していると言えます。
ですが、初心者の方はいきなり金のセンテンスに取り組むと挫折してしまう懸念もあるので、まずは金のフレーズで基礎単語を集中的にマスターするほうが良いでしょう。
金のフレーズを一通り終えたあとに金のセンテンスに取り組めば、金のフレーズで覚えた単語を復習しながら新単語も学んでいけるのでおすすめです。
「金のフレーズ」を使ったおすすめのTOEIC勉強法
最後に、金のフレーズを使った効率の良いTOEIC勉強法を説明していきます。
同じ単語を何度も反復
単語学習は反復が基本です。
単語帳の最初から最後までを一周するやり方はおすすめしません。
最後の方の単語に取り掛かる時には、既に最初の方に覚えた単語を忘れてしまうためです。
50個〜100個の同じ単語を一定期間何度も反復するのがおすすめの単語学習法。
単語を覚えるのが苦手な人は、まずは30個ずつ取り組むと良いでしょう。
慣れてきたら一度に学習する単語の語数を増やしていくと、学習効率が上がります。
3日間くらいは同じ単語を何度も繰り返し見るようにして、定着してきたら新しい単語に取り掛かるようにするのがおすすめです。
音声を聞きながら声に出して覚える
金のフレーズの音声をダウンロードして、スマホなどに入れておきましょう。
音声を聞いて発音を確認したら、自分でも声に出して真似をするとより頭に残りやすくなり、リスニング対策にも効果的です。
最初は単語帳を見ながら音声を聞くようにし、最終的には音声を聞いただけで単語の意味を思い出せる状態を目指してみてください。
まとめ
金のフレーズは、これからTOEIC対策をスタートする初心者だけでなく、TOEICスコアがなかなか伸びなくて悩んでいる方や、できるだけ短期間でスコアアップを目指したい人など、TOEICを受ける全ての人におすすめできる教材です。
今回ご説明した金のフレーズ活用法を参考にしながら、是非学習効率よく目標スコア達成を目指してみてはいかがでしょうか。